なかの養蚕祭り

 ネタばれします。予め注意。
 本日は舞浜のホテルオークラベイに行くのが常道なんですけど、2万5000円あったら丁度長崎に帰れるのでケチって中野の10年記念隊の方に行きました。石川さんゴメンナサイ。ディナーショーは一度行っているので満足しているってのはあった。
 さて。
 先月のケメ子の部屋に始まり、10周年のハロコン、楽曲大賞などで過去を振り返る機会が多かったせいか自分の中でちょっとした懐古ブームになっていてどうしたもんかなぁと思ってます。間の悪いことに部屋の模様替えをしていたら「プッチモニダイバー」のテープが大量に発掘され、デジタルアーカイブ化にも勤しんでおりました。レポが尻切れトンボになってるなぁ。
 ただ飯田さんも仰ってた通り、過去を振り返って「しみじみ」するよりも、今をはりきる方が大事ですのでまた最前線に身を投じることにしましょう。投じる場所がベリ(12日座間)キュー(13日福岡)ってのは何かが間違ってるような気がするんですけど…ま、いいか。美勇伝説IVはやっと明日巡りあえそうなので実家の新しいテレビで堪能してやろうかと。
 取りあえずDVDマガジンは買っておくよ(業務連絡)。
 各論に入る前に全体的なことを。
 会場は誕生日が直近だったこともあり、オレンジ色の誕生日限定Tを着た安倍軍団が目立ってた。自称石川軍団は軍団どころか徒手空拳だったんですが、それでも疎外感を感じなかったのはセットリストが熱狂的なモーヲタ時代、市井ヲタ時代の曲が殆どだったおかげでしょう。自分の現場デビューは1999年の11月27日なんですけど今回の22曲中8曲がその時と被ってました。懐かしくてファミリー席であることを後悔し、明日も行ってやろうかと思ったくらい。
 先月のハロコンで現娘。メンバーの区別がステージ上で付かなくなったと嘆いてましたが、今日で何となく掴めそうだったのも収穫でした。良かった点としては

・セットリストが懐古に持ってこいだった。
・新垣さん、久住さんの特徴がおぼろげながら分かったかもしれない。

の二つでしょうか。逆に不満だった点としては大雑把に言うと

・曲がフルサイズじゃなかったこと
・音源

☆カナ。最近美勇伝といい、℃-uteといい、そして先月のハロコンでさえほぼフルサイズのコンサートを経験してきた身としては今回のTVサイズの羅列は凄いストレスだったなぁ。今回はアンコール含めて22曲歌ってましたからフルサイズだと平均2分伸びたとして合計で44分、開演を1時間前倒しすれば収まらないことはないと思うんですけどね。
 もう一つの音源について。具体的に言うとコーラスが音源に載ってたんですよね。これが意外に頭に来た。古い曲、判りやすく言えば娘。がハモリとかに拘ってた頃の曲が多いので、現在のオールユニゾンに慣れた身にとってはやりにくいのは分かるんですけど、基本自前でハモるべきであって、原曲の音源に頼るのは筋が違うんじゃないかと思いました。自分たちの曲なのに「カラオケ」化してどうすんだよぉ。
 飯田さんに関してはできちゃった話が出た時点で激しい曲とかは土台無理な話なのは分かりきってたので、9曲しか出なかったのは仕方がないことだと思ってます。ただ安倍さんと後藤さんの脇をガキさんが独りで声の面で支えてて、加えてガキさんの声の状態が良くないように見受けられたので飯田さんがいればなぁと思ったのも事実です。
 そういった不満要素を抱えてでもベクトルが楽しい方に向いたのは何とも重畳な事でした。シャニムニパラダイス。
 以下各曲を書くスペース(未完成)。

モーニング娘。誕生10年記念隊コンサートツアー2007夏 サンキューMy Dearest中野サンプラザ

1. モーニングコーヒー 全員

 19時ギリギリに入場。ベリキューの現場で見かけるような「叫ぶ人」はあまり目立たない。カントリーウエスタンのような音楽が流れてた気がする。
 場内暗転後ドット状のコインを象ったOPのVが流れ5人が登場。並びは向かって左から久飯安後新の順。セットはシンプルで上下2段のステージ。作りとしては去年の安倍さんの春コンサートに似ている印象。後付だけどあそこまで馬鹿でかくなくても良いと思った。いっそセットに金かけるよりは「楽団」を雇った方が今回は良かったんじゃないのかなぁ。
 1番のPPPHが相変わらず怒号。2番の「かおりん」コールも久しぶりだなぁ、前は結構嫌だったんだけどと思いに耽ってたら呆気なく間奏へ。椅子からずり落ちそうになった。石川さんと亀井ちゃんのバージョンも良いけどオリジナルがいるとやっぱり違う。

2. NIGHT OF TOKYO CITY 全員

 出たー。テレビサイズのモーコーに落ちてたテンションも一気にV字回復。昼公演もあったけど初日のせいか場内の彼方此方で「おおっ」という声が漏れる。普通に知っている感じが年季入ってるなぁと思った(自分含む)。
 高音部のハモリやフェイクが妙にぎこちなく感じるのはオリジナルの幻影か。

MC1

 自己紹介、よく覚えていないが飯田さんが「新しい命がここにいます」という感じでお腹に手をやっていたのと「メンバーとスタッフさんのおかげでこのステージに立てています」という感じのことを言ってた気がする。

3. 僕らが生きるMY ASIA 安倍なつみ後藤真希新垣里沙久住小春

 飯田さんここで退場。そんなに動く曲でないから意外だったけど、妊婦さんがステージ上で動くことがどれだけ大変なのかイメージが湧かないから勝手なことが言えるのかもしれない。
 これから先↑↑系の曲はあんまりないかもなぁ、とふと思った。「聴く」方に意識が傾くから、ジャッジは自分の中で厳しくなるかもしれない、と。久住さんが早速ハズしております。

4. 真夏の光線 安倍なつみ後藤真希新垣里沙久住小春

 おう、楽曲大賞でも投票した曲も来ますか…季節的にもタイムリーですんげぇ嬉しい。一番好きな石黒さんの「帰りたくないのよ 今夜♪」はガキさんガキさんも「そういう歌詞」を歌うようになったんだなぁ、と思うと表情が色っぽく思えてくるから不思議。「市井ポジション」は久住さんが多かったなぁ。
 フェイク自体も再現して欲しかったんだけど人数少ないから仕方ががないのかな。

5. パパに似ている彼 安倍なつみ後藤真希新垣里沙

 これ、サビの所で

パパママ(パパママ)
ごめんね(ごめんね)
ちょっと悪い娘かな?

の輪唱からハモる所が物凄く素敵なんですけど何故か矢口の声が聞こえるんですよね。空耳であって欲しいんだけど結構げんなりした。輪唱担当のガキさんの声が不安定だったのも事実なんだけど、結構馬鹿にした話だよなぁ。

MC2. 安倍・後藤

安倍「モーニングコーヒーに始まり、懐かしい曲が続きましたが」
後藤「モーニングコーヒーは私が入る前の曲なんですけど NIGHT OF TOKYO CITY は私が入ってすぐのコンサートでやったので凄く懐かしいと思ってやってました」
安倍「大変だったでしょ、当時は。入ったばっかで」
後藤「でも『ロンリーナイト♪』(フリつき)だけでしたからね。ロンリーナイッ♪」
安倍「ははははは」

安倍「東京って都会だったじゃないですか?今もなんですけど」
後藤「w」
安倍「室蘭ってほんっと田舎だなぁって」
後藤「w」
安倍「電車とかいっぱい走ってて、ほら何ていうんですか、あのオレンジ色の電車」
客「中央線」
安倍「中央線っていうの?すご〜い!」
後藤「いや、誰でも知ってますから」
安倍「それに乗って集合場所に行く予定だったんですけどなっち、逆走しちゃって」
安倍「それでね、ここはどこだ〜って。『安倍!今どこにいるんだぁ』って電話がかかってきて、大遅刻しちゃいました」
後藤「w」
安倍「いま何故か思い出したの」

6. ふたりはNS 月島きらり staring 久住小春

 一瞬ひかるちゃん(萩原さん)が出てくる気がしてビビッた。独りでも歌える曲があるんだから、わざわざこれでなくても良いのに。セットリストの流れ的なものもあるんでしょうけど、ステージで披露しなければならない、とかいう契約でもあるの☆カナ
 久しぶりに久住さんの「生歌」聞いたけど、時々妙に音が外れるというか音程が不安定になるんですね。成長しているのか成長していないのかは良く分かんないんですけど現在の力量を測る材料にはなった。月島きらりとしては兎も角娘。本隊のビジュアル的には真ん中に座ってるけど、歌唱面では「飛び道具」的な扱いで考えると良いのか。往年の誰かさんみたいな。

7. ラストキッス 飯田圭織新垣里沙

 発想としてはハロコンの「たんぽぽ」と同じ発想なんでしょう。2年位前にも高橋さんと田中さんで披露されてたけど果たして、いかに。
 結果としては矢口は偉大だった、ということを再認識させられた。ハモリやフェイクで出て来るんだもんあぁ。ガキさんの生声と重なって大変なことになってた。いや勿論矢口さんは悪くないんですけど、なんでこんな中途半端なことするんだろう。後の曲では歌い手だけで成り立ってるヤツもあったから全部が全部「カラオケ」状態じゃないのもこの曲の中途半端感が際立ってた。

8. Too Far Away〜女のこころ〜 安倍なつみ

 安倍さんは素敵だ。全編に渡って動かないで楽しめるコンサートはハロプロの中では安倍さんだけじゃないかと思ってます。

9. 愛しき悪友へ 全員

 久住さんの声が良い意味でも悪い意味でも耳に残る。節回しというか発音が独特ってことが改めて分かった。この面子の中では飛び道具が適当だってことも。「歌は上手い下手じゃないんだ。良いか悪いかなんだ(AA略)」
 それはさておきサビのオールユニゾンはやっぱ勿体無いなと思う。プリプリピンクの時に似た歯がゆさを感じました。なんか眠くなってきたぞ。

10. ハッピーサマーウェディング 全員(セリフ 安倍)

 「コングラチュレ〜ション♪」と聴いた瞬間やべ〜と思った。中澤さんが卒業した後、あの台詞は飯田さんがたんとうしてたんで「紹介します。元7HOUSEのケンジさん…」とか言われたらどうなるんですかーって感じ。いくら夏とはいえきわどい所を狙ってくるなぁと思ってたら、結局台詞は安倍さん。別の意味で狙ったなと思わないでもなかったけど。
 体動かさないとロクでもない考えが浮かんでくるなぁ。

11. 愛車ローンで 全員

 イントロの左右に腕まくりしながら動くフリで久住さんにパッと目が行く。あの体格はやっぱ宝物だと思う。でも内情としては偉大な先輩に必死についていくおミソな後輩という感じで微笑ましく観てました。。

MC3. 新垣・久住

13. シークレット 後藤真希

MC4. 後藤

14. 泣かずにいられない私です 飯田圭織

MC5. 飯田

15. 乙女の心理学 安倍なつみ後藤真希

EN MC. 全員(飯田・安倍お誕生日お祝い)

21. 恋のダンスサイト 安倍なつみ後藤真希新垣里沙久住小春

22. 恋の始発列車 安倍なつみ後藤真希新垣里沙久住小春

 途中から飯田参加