(Snow) Fairlytale

五連複的中。という冗談はさておき、リトルアマポーラが届かなかった場合の保険でアパパネ軸の三連複を買っておいたおかげで何とか的中しましたが、予想としては完敗。良い線は行ってたんだけど勝ち馬が強すぎましたね。事前予想では日本馬の世代間闘争というアングルを組んでたけどおとぎ話になっちゃいました。
勝った外国馬 Snow Fairly は Irish Oaks の動画を見て良い瞬発力してるなと思いながらも日本での調整が軽めだったので、どうかなということで△だったんですが、良いどころか凄い瞬発力でした。外差しが伸びる今の馬場でロスを承知で外を突いた日本の有力どころに対し荒れた内を突いたのも欧州馬ならではというところでしょうが、コース取りの差では語れない圧倒的なものを感じました。予想では負けたけど良いもんを見た。そんな感じです。
次は中1週で JC か12月の香港かというところですが、是非 JC に行って、日本の真の女王ブエナビスタとガチンコをやってほしい。他にも新旧クラシックホースや凱旋門賞2着馬もでてくるので、今年も JC は面白くなりそうです。


で。
岡井ちゃんの踊ってみた動画がネット界を席巻中の ℃-ute さんですが、本日12月1日発売の「会いたいロンリークリスマス」の PV もとい MV が公開されましたのでその感想を。まぁ「雪の妖精」繋がりということでひとつ。


曲調は冬仕様にした「都会っ子 純情」「涙の色」という感じの歌謡曲路線なんですが、メロディアスで綺麗なサビ、妙に頑張っているストリングスがとても趣深い曲になってます。ピアノの旋律も切なさを醸し出していてとても良い感じ。

で PV じゃなくて MV。
PV じゃなくてわざわざ MV(ミュージックビデオ)と銘打ってることから、単なるシングル販促のためにというわけではなく映像作品として作ろうという意気込みが窺えます。
中身は最近のハローの映像には珍しくダンスシーンを一切使わず、歌詞世界を反映させたシーンの積み重ねでとても好感が持てます。ぼくがもう少し若ければ中二病丸出しのおとぎ話を書いて全世界に恥を晒してたと思いますけど、まぁそれくらい妄想力を刺激する何かがあるということでそれだけでも価値がある。

全員が全員ロンリーアパートメントに住んでいるという設定は若干無理な気がしますが。




カメラのカット割や人物レイアウトにも今までのが何だったのかというくらい良い感じに仕上がっているのですが、唯一にして最大の欠点がありまして、それが…



君ら何で半袖やねん。



分かりにくいので別のカットを上げてみますが、屋外(?)の雪の降る中で3人が半袖で足まるだし。足まるだしはともかく半袖は思いっきり萎えた。季節感台無し。バカは風邪引かない暗喩であるという、微小の可能性はあるにしても、ぼくの感覚だと雪降ってるのに半袖というのはまずアリエナイザー。
所詮おとぎ話だからそこまで目くじら立てなくてもと言われるかもしれないけど、おとぎ話だからこそ本当に見えるよう細心の注意を払わなきゃいけないわけで、こういうリアリティ台無しにするような絵面は勘弁してほしい。このシーン以外は良い感じだっただけに余計に残念。


仮にも MV という作品を謳っててあまつさえ売り物にしようとしているわけですから、素人目にも分かるようなレベルの低いことはしてほしくないなと。別にシベリアでロケしてこいとか、肉屋の冷蔵庫借り切って撮影しろと言っているのではなく、ただ長袖着せとけば、というごく簡単な話で、そういうことが何でできないのか不思議で仕方がない。楽曲ならともかく映像作品としてはとても買えないなぁ。最近の映像では群を抜いて良いと思いますが、スタートラインには立てていない。そう感じました。
と言ってもいち個人の解釈ですので、もし彼女たちが雪のシーンにも関わらず半袖を着てる意図や理由が看取できればそれでいいので、もしお持ちの方は是非ご意見お待ちしております。