前説
コンサレポは後ほど。といっても大して覚えてないのです^^;セットリストのMDを聞きながら反芻しております。まだ帰れません(涙)。
さて。
馬上少年過
世平白髪多
残駆天所赦
不楽是如何
の五言絶句は戦国の雄伊達政宗公の作ですが、「少壮の頃は戦場ですごしたが、生き残ってこの平和な世の中で白髪多い老躯を保っているのは天の赦すところである、大いに楽しむべきではないか。」との意。すげぇな。平仄と韻が見事に合ってます。そんな人が作った町、仙台に行ってまいりました。
遠征自体初めてで折角だから・・・ということで、仙台の町を少し回りました。貧乏性です^^;。目的は国宝大崎八幡宮。前に訪仙した時は修復工事中で見られなかったので、修復かなった現在、渡りに船ということで。
七五三写ってます。ゴメンナサイ。
この神社も政宗公が仙台開府の時に移してきたようですが、その際社殿は当時の建築の粋を集めたようで見事な出来です。安土桃山様式の建築が完全に残っているのはここしかないよう。その意味の国宝かも。長押の部分の彫刻にはかの名工左甚五郎も参加しているそうで、後の日光東照宮に繋がるとして美術史的にも価値があるそうです。東照宮の陽明門はある意味突き抜けててスゴイですが、こちらは結構シックなんですよね、外見は。
暗いな
以上聞きかじり。
ここで、うちのバカメラがここで電池切れを起こしまして、退散。時間もまだあったので、仙台城址に登ることにしました。観光地図を見ると2キロぐらいだったので歩いていくことにしました。コレが間違いだった。たぶん。
仙台城は名古屋城のような平城ではなく、むしろ山城に近いんですよね。大手門跡からかなり登りました^^;ちょっとした箱根駅伝、歩きだけど。前回はバスだったのですっかり失念してました。
汗だくになって登った天守跡にはあの政宗公の銅像が。仙台が眼下に見下ろせます。丁度夕暮れ時だったので、すごい綺麗で風も気持ちよかった。遠くには松島も見えるんですよね。ちょっと得した気分でした。
大分薄暗くなってきた。
膝をガクガクさせながら下り、青葉通りを仙台駅方面へ。途中で司馬遼太郎さんの「馬上少年過ぐ」を買おうと、本屋を探しにアーケードへ。結局丸善で買いました^^。
- 作者: 司馬遼太郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
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時間が来たので、さっと纏めて帰ります。ディナーショーのハガキ来てるかのぅ。