他人のフンドシ2

 昨日は疲れてたようでパソコンの前に座ってもなーんにも出て来なかったので、スタコラッシュ。さぼりました。今年一年の回顧はちゃんとやれば終わりそうなので大丈夫でしょう、多分。
 疲れた中で拾ったこのニュース。
 W(ダブルユースペシャルアンケート
 https://cwe.jp/www.up-front-works.jp/club/double-u/
 あー、サードで中心的にやるのかといった疑問やその行為の是非はともかく、「カバー」してほしい曲のアンケートという試みは凄く良いと思いました。極端な話ハロ紺の方でこのアンケートをやってほしかったくらい。
 僕はここで何度か言及しましたが、「カラオケ紺(便宜上の通称)」をエキストラでやってくれる分には全く抵抗は無い珍種なので良いですが、そうでない方々にとっては事前にアンケートの形をとったコンセプト説明などがあり、こちらに「行く行かない」の選択権がまずあればココまでの拒否反応はなかったのかなとちょっと思ってる。思い入れがあるのは充分理解できるのですが「カバー」が好きな男にとってコンセプト自体さえ酷評されるのはやっぱ辛いので。勿論「カラオケにしか聞こえない」出来なのは掛け値無しにグッタリ。
 何故「カバー」が好きなのか?という問いに対しての答えは、研ナオコさんのインタビュー記事がズバリそのものの気がするので一部引用しておきます。サザンの「夏をあきらめて」をカバーしてヒットした時の思い出。

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 音楽関係者との食事会で、サザンオールスターズの新作アルバムのデモテープを聴き「この曲(夏をあきらめて)を歌ってみたい!」と直感で思った。「桑田君のおしゃれな感じが曲調や歌詞に詰まっていて、湘南の景色が見えるような強烈な世界観。私なりに表現したいという闘争心がわいてきた」。
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 どんなにいい曲でも自分が理解、表現できない曲は歌えないという自称「不器用」。「待ってたんですよね、こんな曲を」。
 レコーディングは楽しくて仕方なかったという。「いい曲って、関係者やミュージシャンみんなの競争心に火をつけるパワーがあるんですよ。作り手が身を削って作った曲を受け取った以上、私も覚悟を決めて歌う」。
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 「自分の世界観で歌っている作者本人にはかなわない。でも、別のフィルターを通すことで『これも面白いんじゃない?』という世界もある」。作者から曲の説明を受ける必要は無いという。「作った方の歌声を聴けば、どういう思いで作った歌なのかが全部わかるから」。
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 要は自分が「育てる」曲の他に、腕試し的意味合いの「他流試合な」曲もたまには、ということです。
 さて。
 カバー論の是非はさておき彼女たちに何を歌ってほしいかといったら同じ女性デュオの曲になるんでしょうね。目新しいのいたかな?PUFFYだとまだ生々しいんですよね。その曲に対する思い入れが原色カラーからセピア色がかった感じにならないと難しいのかもしれない。
 個人的には外国のデュオは面白いかなーと思ってます。といってもt.A.T.uとかしか出てきませんが^^;、歌の面では実質デュオだったABBAとかね。結局はボーナストラックでも良いから「Give me up!」を原曲で歌えということです。ズコーッ。
 ついでに言っちゃうと女性3人組の美勇伝にも同じことをやってほしいというのはある。「スッペシャルミニ〜三行半の彼」とか銘打って、デスチャなんぞをカバーする・・・ドドメ色の世界。やっぱ後ろ髪とかキャンディーズかしまし娘(違)からでしょうね。