柱の傷〜その伍

 石川さんとは正反対ですな^^;
 清峰ボコられました(涙)記録的集中豪雨のような連打連打連打。まだまだ遠い頂ですね。それでも選手たちの頑張りには拍手を送りますし、何より「決勝まで来た」という自信を持って帰れるのはとても大きいのでは、と思いやす。悔しさもあるだろうけど今後の大きな糧にして下さい。夏を楽しみにしています。未来があるのっていいなぁ(遠い目)。
 さて。未来に多くのものがある人達について。ホントは「可愛かった」で良くて、独善的な分析なぞクソったれなんですけど、まぁそうせずにはおれない糞っ垂れということで。2年目行きます。丈くらべ。
 清水佐紀
 彼女の場合、「求道者」とか「ストイック」と言う言葉がよく似合う。玄人好み、職人肌というタイプですね。邁進する道はダンス。
 動きもさることながら、手足の曲げる角度とかが「美しい」の一言。鏡を見て研究してそうです。そのくらい絶妙。スポフェスパンフレットのスペックで彼女の真価は測れやしない。客観化するために「黄金比」で解けるかと思ったけど写真持ってないや^^;やめやめ。ソロダンスが与えられたという一事を持って「客観化」ということで。
 かといってダンスが凄いから歌は?なのかと言うとそうでもない。彼女の水っぽい声、大好きです。ただね、どうも「キャプテン」と言う肩書きのせいか「日陰の女」的というか最初から前に出るのを諦めちゃってる雰囲気もするんですよね。まぁそこが「健気」にも見えるし、物足りなくも思える。老け込むにはまだ早いと思うんですが。
 嗣永桃子
 こちらへの訴求力は図抜けてます。「プロ」^^;意識無意識の境界線が分かりがたいところもまた良い。普通は「小悪魔」とか「魔性」とかが似合いそうなんですけど、余りそう思えないのは彼女が本質的に「真面目」な子なんじゃないかと思えてならないからでしょうか。
 声が特徴的なので「飛び道具」という意識が強いのですが、低めのドスの効いた声も出るので主旋律も任せられる珍しい人です。惜しむらくはアピールしようという意識が強いせいかバラードなんかでは突出しすぎてかえって全体が歪になった原因を作ってた気がします。
 全体を考えて引くことを覚えるともっと凄くなるんじゃないかと思う。ただ性格的なモノもあるでしょうし、積極性は嗣永ちゃんの長所な訳ですから、潰してしまうことにもなりかねないかなーとも。彼女のアピールが「Berryz工房」というユニットのアピールに直接的には結びついてないのも惜しいなと。長期的に見ればきっかけには充分なってるんですけどね。
 徳永千奈美
 いつもニコニコしていて元気ハツラツオロナミンCな所は見ていて気持ちが良い元気印。Berryz工房の陽の部分を担ってると申しましょうか。今の所持ちネタが「のにゅ。」しか無くこのコンサートでは割を食った印象を持ちました。まぁシングルで見せ場があるってのは凄いんですけどね。
 希望としては仏頂面の彼女が見てみたい。たまーにで良いのです。たまに。いつも笑顔の徳永ちゃんが愁眉を見せてくれると時めくかもしれないと思うのは被虐的属性な可能性が無きにしも非ず。脚は相変わらずこの世とも思えないほど綺麗なので、立ち方を工夫して悩殺も良いかもしれません。この辺は自分の醜い欲望を垂れ流してますのでスルーしちゃって下さい。
 須藤茉麻
 このコンサートで最も割を食った人かもしれません。見せ場がない。「のにゅ」さえない。ゴメンなさい。「目立つ」とか「見せ場の多寡」は演出上の都合もあるだろうし、少ないからダメとは全く思わないですが、無いよりはあったほうが良いとは思う。
 与えられないのなら、作るしかないのでしょうが…。「須藤茉麻」らしさ、彼女にしかできないことって何でしょうね。難しい。声は7人の中で一番キレイだと思うのですが…。長期的な視野で見守って行きたい子です。
 夏焼雅
 去年より歌もダンスも安定感を増し、傍目から見ても「グループの中心だ」ということをますます感じました。要石の様な存在。オトナジャンの頃よりも確りしてきました。
 ただGeneralistよりSpecialistの方が上と見られがちなように、全てに於いて高レベルなことと目立つことは違うんですよね。今回のコンサートでは高い安定性が故に逆に埋もれてたような気もしないでもない。他の子たちが伸びてきた故だと思うんで、大変歓迎すべき事態ですが、彼女的にはどうなのか…
 それはさておき「Berryz工房」の顔といえばやっぱ彼女だと思うんで、ユニットの象徴としての「夏焼雅」と個人としての「夏焼雅」双方に注目しています。今度の音楽戦士はその辺を見たい。スポフェスでのアレは意外性があり期待が持てます。桃ちゃんの猛攻の中でどう自分が見せられるのか。より高みを目指すのはこれから、これから。
 戸田の時はほっぺが赤くこっちの体調不良もあり「○○○ロ(袋叩きに遭うのは必定なので自主検閲)」に見えてしょうがなかったのですが今回はそうでもなかった。ナンだったんだろうアレ…
 熊井友理奈
 今回最もフィーチャーされたのが彼女。「にょきにょきチャンピオン」の面目躍如。抜擢に見事に応えた彼女の現時点の力量を誉めるべきなんでしょう。すごくいいコンサートだったから。7人体制のせいか今の所フロントとバックを行き来する「第4の女」のような位置づけですが、上としては突き上げも期待したいんでしょうね。試金石。
 折角良い脚を持ってるのだから見せないテはない。「安心感」はモロそうでしたからね。今後は悩殺すべきポージングとかをマスターしてほしいなー。ってこれも袋叩きだな。
 後は声のスタミナかな。息継ぎが不自然だったり「安心感」でもラストの方では音を若干外したりがチラホラ。これはまぁ時が解決するだろうから心配はしてないんですけど。ダンスも往時のドタドタ感はかなり減った。長身は宝だと思うんですけど、活かしきるのも難しいですよね。