冷静と情熱の間?

 コンサートの感想つうか何だかよくわかんないモノを書く前に、こっちのほうからが良いな。

 ○「一切合切∮あなたに あ・げ・る♪」ジャケ写
 http://www.up-front-works.jp/discography/piccolotown/04/s_06/index.html

 コンサートではエコロジー重視で布の節約が図られてましたが、ついにユニットの顔たるシングルまでエコロジーの対象になりました。といっても水着なんですがね。どこから見ても水着。
 前作「クレナイの季節」は「焦らしてこそ恋は燃え上がる」というオアズケプレイでしたが今回は「一切合切まとめてドーン(by矢沢永吉)」ということで開放的というか積極的ということの現れでしょうか。
 加えて高度成長期というのは女性開放運動が盛んになり始めた時期でもある(様な気がする)ので「女性の開放」の象徴としての「水着」なのかもしれません。流石に「ヌーディストビーチ」で開放を主張するわけにはいかんからな。
 加えてシングルの「水着でのジャケ写」は画期的なことであります。野田社長でもやったこと無いんじゃないかな?インパクトは大きいです。
 とまぁこれは建前。
 本音としては勇み足、事務所まで頭の中ピンク色で一緒に突っ走ってどうするという思いがあります。コレは正直辛い。他の方は分かんないけど自分が意図を汲もうとするので精一杯です。自信を持って人に勧められるレベルに無い。買うときのことを考えるとやっぱ恥ずかしいのが第一。とっくに忘れ去った感情のはずなんですが^^;エロ小説を「ツァラトゥストゥラはかく語りき」と「若きウェルテルの悩み」で挟んで買おうかという気分に似てる。
 「セクシー」とか「エロス」というのはそれこそ人によって千差万別ですから、アウトプットが様々な形で出てくるのは理解できる。「エロかわ」とか言う路線もあり、何が当たるか分からないこともある。ただね、外部の人が近づくのを躊躇うようなファクターは極力排除した方がいいのではと思います。実験精神で無駄玉を撃てる余裕は無いように思うんですが臆病に過ぎますかね?
 散々ライブで「エロイエロイ」とがっついておきながら、シングルが水着になった途端「それはないだろう、とドン引きしました」というのは如何にも軽佻浮薄でナンだかなぁという気分もある。とにもかくにもシングルは出るんだから恵まれてるのもわかる。水着自体もオッケー、タイトルも別に構わない。なのに全体として考えると微妙伝。できの悪い福笑いを見てる気分です。