暴れんボウ将軍〜第弐章
ファイブスター物語 (12) (ニュータイプ100%コミックス)
- 作者: 永野護
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2006/04/07
- メディア: コミック
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田中先生はともかく上記の3作は大河過ぎて収拾がつくのかと心配になるんですが、テーマの一つに「神VS人間」「天才VS努力家」といった人間にとって永遠のテーマが含まれていて作者がどうオチをつけるのかドキドキしております。特にガラかめ。「天才」北島マヤと「努力のサラブレッド」姫川亜弓の相克はハロプロに持ち込んで見ているところもあります^^;
1曲しか書けんかった。
さて。
「ハロプロ」のメンバーはある意味どこかで「選ばれた者たち」であり、その才を見込まれた人であることは間違いありません。しかしその中で(初めから)相対的にぬきんでた能力を持ってる人はやっぱりいる。数日前の話に当てはめれば「大きな器」を持ってる人。「天才」と呼ぶ人もいるかもしれません。
第一印象だと自分は5人にそれを感じました。後藤真希さんはその1人。凄かったですね、彼女は。しかし石川梨華さんにはそれを感じなかった、どころかこの子いたっけ^^;
無論そこから本人の資質と確かな努力で自分の器をぶっ壊し、中身も充実させながら大きくしてきたのはリアルタイムで見てきてるし、そこが大好きなのはもはや言を俟たない。一方ごっちんも娘。卒業後その器にふさわしく中身の充実を遂げていると思われます。4年を経て実現した両者の邂逅。別に戦ってるんじゃないですけど、自分の中では裏テーマとして確かに存在してました。両者の距離。第1ラウンドとしてはコレだった。
7.オンナ、哀しい、オトナ(後藤・石川・岡田)
出たーッ!!!ていうのが第1声。まさかコレが聞けるとは。もう馬鹿づいてますね。といってもメインの藤本さんのところはごっちん。しょうがないねと思いそうになる自分がちょっと悲しい。石川さんは夏焼ちゃん、岡田ちゃんは村上ちゃんのパートでしょうか。
フリに関しては身びいきもあるんですけどこっちに軍配。ごっちんの肩に手を乗せて後ろ向きでお尻をクイックイッと振るアレ…暴れんボウ将軍の出番ですw上様〜堪えてくださいィィ。ええい、放せ!イくぞ、ソイヤッ。上様ァァァという感じでどこに行ったのかはご想像にお任せしますが、見事討ち死に。ああ死んでいいよ死んで。ダークグリーンのホットパンツにサイドから垂れ下がるチェーン。文句なし。何か理屈っぽくくっちゃべってるのが馬鹿馬鹿しくなってきました^^;
それでも頭の方は歌の方もちゃんとチェック。何で浸らせてくれなイィ!と正直疎ましいんですけど大好きな歌なので心して聞こうというのがあったのでしょう。この辺が「思い入れ」なのかも。
結果としてはごっちんの声に打ちのめされました。ヨヨヨって感じ。原曲は藤本さんが低音で伸びやかに歌い上げるんですけどごっちんのは中音域。もうねこっちの区々たる解釈は必要なくてごっちんの声自体が新解釈になってるの。参りました。声自体での解釈という点では梨華ちゃんも負けてないんだけどバラードとかスローナンバーだとまだまだだなと。
歌い方に関してはそのまま充てるのではなく、歌詞の間合いを変えて独自色は出てるんですが、妙に外人チック^^;舌が絡まるような発声をしてました。アクセントとしては良いんだけど、通しで歌うといえばちょっと辛いかも。岡田ちゃんは声量はあるのですが感情が先走ってるのか早取りが多かったですね。改めてこの歌の難しさを実感しました。残念、返り討ち。それでも彼女達のオトナジャンまた聴きたいです。今度はまた変わってるんじゃないかなー。
その後ごっちんと二人でMC。ステージ上段で歌ってたので話しながら降りてきます。会話はこんな感じ。
( ^▽^)<ねーねーあたし達って恋人同士に見えな〜い? ( ´ Д `)<階段下りてるだけだから… ( ^▽^)<(めげずに)…こうやって(ごっちんの肩に手を置いて)マッキ〜! ( ´ Д `)<ちょっと梨華ちゃん大丈夫…?汗がてかってるヨ?
春、どこに行きたい。
( ´ Д `)<春ですけどどっか行きたい所ってあります? ( ^▽^)<(手を挙げて)ハイッ! ( ´ Д `)<って梨華ちゃん一人だけだから… ( ^▽^)<えーっと去年はお花見に行けたんですけど今年はまだ行けてないんです。 ( ´ Д `)<そうか、お花見か。 ( ^▽^)<あたしの勘だとまだ大丈夫だと思うんですよ。 ( ^▽^)<一緒にどこか…行かない? ( ´ Д `)<え?そ、そう!メンバーみんなでお花見とか… ( ^▽^)<スタッフさんよろしくお願いします!イェイ。
一字一句正確じゃないんだけどこの空回り具合と噛み合わなさ…素晴らしいですねあの空気感。一緒に以降と誘われうろたえるごっちん、やっぱ世にも微妙な物語。いしごま。
後記。
先輩は尊敬し後輩には優しく接するという彼女のことですから、1学年下ながら芸能界では大先輩という感覚でいささか遠慮があるのかもしれず、また具体的な追い越し対象ではないのかもしれません。いくら負けず嫌いといっても。
また与えられたことを一生懸命やるので今回もごっちんのサポートに徹しようという思いもあるかもしれません。見事に脇役になってますから。確かにその辺は彼女の大きな長所であると思うんですけど同時に今後を考えるともう少しむほん気というか、ふてぶてしくというのは語弊があるけどもう少し自分の裁量で物事を動かすことを考えてもいい時期に来てるんじゃないかと最近感じます。
そんなこんなで土曜のMCで今年のテーマにChallenge、Chance、Changeと挙げたそうですから頼もしく思うとともに更に進化する彼女を楽しみにしています。
続け。