神は死んだ!

 長くなったのでひとまず分けます。実質前の続きです。従ってネタばれもする。
 ネタばれ回避用(終演後寄り道しました)。
 キモヲタらしい感想を一つ。
 石川さんのフランツは素晴らしかった。「石川梨華」というものを全く意識せずに「フランツ・チャーミング」という「役柄」で終始見られたのは初めてだったかもしれない。終演後「フランツは正義感が強く、少し自分勝手で馬鹿だけど一本気だなぁ…」と主語を「フランツ」で捉えていたのに感動しました。いうなればそれだけ石川さんが役と同化していた証拠で、贅沢を言えばそれをふまえた上での「らしさ」を見せてほしかったんだけど今回の脚本がアテ書きに近いので、まぁフランツ自身が石川さんってことでファイナルアンサー。歌もねこれまで何で訓練しなかったんだろうと頭の中で疑問符が付くくらい低音部が素晴らしかった。これを聞いたラボの先輩(=ニセベッカム)は「キモヲタまた発生www」と失礼なことを言ってましたが、「石川梨華」という存在は6年間経ってもまだ知らない部分や進化を見せてくれてホント面白いなぁと思ってます。言っておきますが絶賛してますよ。
 因みにフランツのモデルはエドワード黒太子じゃないかと思った。だって「ブラッ(ry」、まぁ冗談ですが、ヨーロッパ付近で軍事に秀でた王子様ってのはイメージしにくい。大体が王様になりますからね。あ、軍事に秀でたってのは単に軍勢を6桁集められるからというとこからの妄想です。ゴールドランドのGDPは支えられるのか?
 次回のスケバン刑事の方はまだ脚本に解釈の余地がありそうですので、また違った意味で「極まったもの」が見られそうで結構楽しみにしています。先日も書いたけど露出(衣装もね)もかなり大掛かりだったようで新聞各紙だけではなく、テレビ各種、はてはYahoo!のトップにもいた様で。自分はチェックできていなかったので後付になりますが、露出が多いのは素直に嬉しいですね。ヤフーを教えてくれたウチのニセベッカム先輩は「激しくどうでもいい」と神をも恐れぬ捨て台詞を残していきましたが。悔心せいッ!
 んでここからは妄想の類ですが敵役としてこうも大々的な露出がなされていても実際の所、中盤までの中ボスというのが現実的なところでしょうか。木は森の中に隠せとも言うし、本当のラスボスは実際に劇場に来てもらって目撃してもらうというのが現実的な広告戦略じゃないのかなぁ。そういうわけでレイカ様がサキちゃんとの何度目かの邂逅のあと敗れた後の展開としては…

A.真のラスボスの手のひらで踊るピエロであることを知り、サキちゃんと共闘。
B.自分のアイデンティティをぶち壊され、ドMに人格変容。三好さんもしくは岡田さんにあごで使われる。
C.その後の見せ場なし。ただの踏み台。
D.その他。

 まぁ別にラスボスでも良いのですが、Cだけは勘弁してほしい。恐らくMOVIX川口で西川口でも良いや「ウンチョス、だァ〜!!!」と猪木張りのパフォーマンスでブタ箱行きでしょう。いや僕が。
 希望としてはAでしょうか。真・悪の組織(仮)の雑魚と戦う間に連携を重ねていくうちに、いつの間にか牢番ピエールも真っ青の都合の良い展開で二人に何とはなしの友情が芽生え、ラスボス前の次長課長を前に「おめぇに食わせる白玉はねぇ」、続・悪の組織(仮)の専務もしくはCEOを前に「テメエの全存在がうぜえんだよ!」と名科白を吐いて相討ち。サキちゃんの膝枕で「何で泣いてるの…うぜぇんだよ。(微笑みながら)ガクッ」てのがいいなぁ。やー涙が止まりません。んでラストで復活して大怪我のせいで性格も変わってサキちゃんに「おい、カツサンド買って来い」と言われて嬉しそうに「かしこまりぃ〜」と言って走っていくレイカちゃん、それを笑うサキちゃんのアップでエンドロール。
 …やっぱだめだわ〜、木村さんをアレコレいえないことがハッカクしました。ゴメンなさいぃぃ。