聖闘士聖夜

 タイトルは本文と何の関係もありません。
 2週間近く放っておくと書き方忘れちまった。お久しぶりです。こんばんは。
 12月も最終週に入りましたがあんまり実感がない。せめてクリスマスぐらいは雰囲気出そうってことでトップ画変えてみました。うむ、このアングルは新鮮だった。最近どんどん綺麗になっていて石川さんのこの頃はどんなだったかなぁといささかというかかなり爺めいた感慨にふけっております。FCイベに行って7人体制を初めて見たのは内緒です。
 さて。
 残り何日もないんですが、今年の決算ということでいろんなところに便乗して振り返りたいと思います。
 まずは「振付大賞(id:complicite:20061130)」(まだ間に合いますよ〜)。これも楽曲大賞にのっとり基準を勝手に設けました。

・真似したくなる。
・楽しい。

 以上。
 フリに込められた寓意については何とか解釈する余地はあるのですが、専門用語は分かりません。そういうわけで「LOVEマシーン」の振り付けを見て真似してみたいと思ったことや、初めて行ったコンサートで「Happy Night」に熱狂したことを思い出しながら所謂「初心」を基準にしました。楽曲大賞と違いライブの比重は高いです。その辺行ったことがなかったりバラードは不利かもしれない。
 投票の際のコメントにいくつか補足しました。
○2006年ベスト5
5位:ジリリ キテル
 集団としてのスピード感が秀逸。ステップは前年の「なんちゅう(ry」と基本的に同じ感じですが、よりエネルギッシュになってます。Berryz工房の進化を垣間見れるという点でも良い振りでした。ラストのキメポーズの菅谷さんの表情は一見の価値。
 娘。本隊の「Ambitious!(ry」も同様の印象を受けましたが、ベリちゃんの方に軍配を挙げました。スマン。
4位:わっきゃない(Z)
 正月のハロコンではじめて見たのですが衝撃的の一言。イントロで大また開きでクネクネせりあがる様が…朝青龍横綱土俵入りとインドジンの笛で踊るコブラの映像が脳内で錯綜し泣きそうになりました。年頃の女の子の色気と可愛さをコミカルに処理した良い振りだと思います。
 因みに当時ベレー帽をかぶってた村上さんに「ハートマン軍曹」と名づけてたのは内緒です。だって怖かったんだもん。
3位:シュワッ
 実は一回しか見てませんが、ウルト○マンを思わせるフリには「やっべー真似してぇ」と思わせる何かがあります。あっちは「ジュワッ」ですが。流石に石川さんの側転は無理ですが来年のライブには覚えたいものです。
 因みにライヴDVDは3月7日発売です。「アロハロ石川梨華」と一緒に買ってくださいね。ついでに言うとウチの親父の誕生日です。一緒に祝いましょう。
 あーモナムール買ってないや。
2位:大きな愛でもてなして
 これはある意味自虐的な意味で選びました。メンバーがやると可愛いのですが、こちら側の大のキモい大人がやると限りなく萎えます。覚えやすいので自分もやってるのですが、やり終えた後いつも自己嫌悪。特に「も〜てなして♪」のワキワキの部分。恥ずかしくなることウケアイです。
 そういった倒錯的な快感があるという意味でここにいるぜぇ。はい。
1位:まっさらブルージーンズ
 楽曲だけで聞くとどうも「あれっ?」という印象なのですが、ライブ会場だと超名曲に早変わり。僕の中では完全に「ライブ向き」という位置づけです。歌詞をそのままフリにしたという感じでエネルギッシュでパワフル。スピード感もあってサビの部分も真似しやすい。ヲタ芸やりやすいのだけが難点だけど。
 SSAはほぼこれを見るためだけに行ったのですがそれだけの価値はありました。
 ここからは戯言。
 スピーディーでパワフルなだけにスタミナの消耗も激しいこの曲、歌との両立が大変だなという印象があります。特に矢島さん。彼女の荒削りなダンスがピッタリでこの曲の象徴は彼女だろうなという思いはあります。その上であえて言うのですがラス前のソロで客に歌わせるのはまだ早いかなぁ。
 これは16日のFCイベでの出来事で自分の時だけなのかもしれないんですが、率直な印象として「息切れしてきて歌えない」故の窮余の策に見えたんですね。少なくとも松浦さんがやるような客とのコミュニケーションには見えなかった。それだけ消耗してるんですね。彼女。
 厳しい物言いであることは分かってますが、これに関してはライブのセットリストの中で一度キチッとしたものが見たいです。先ほども言いましたように僕は極言するとこの曲は「矢島さんのもの」だと思ってます。そういう意識でダンスにも歌にも全力を傾けてもらえたらなぁと期待しております。

 全体としては℃-ute礼賛丸出しのかなり偏った内容になってます。実際今年省みるとユニット単独の現場は℃-uteさんが4回でトップなのです。
 まぁそういうわけでしょうがないといえばしょうがないのですが、本隊やベリさんたちが集団として洗練されてきているのに対し、℃の方はまだバラバラというか野放図というかそれでいて原始的なパワーに満ちていてそれが楽しいのかもしれません。来年になったらまた勢力図は変わるかも。

次点:即 抱きしめて
 これはもう「めぐバウワー」と「ハイキック(のパンツ)」でしょう。Bメロのステップの踏み方も好き。ただ惜しむらくは「めぐバウワー」に象徴されるように村上さんの曲に思えて仕方ないんですね。短期間ですがそれだけのインパクトがあった。彼女が「卒業」した今、このまま封印されるのか(イベでもナシ)、また新たな「即 抱きしめて」が見られるのか注目しております。 
次点:SEXY BOY 〜そよ風に寄り添って〜
 これはある意味今年一番印象深い曲かもしれません。PVを見たときあまりの手抜き感とか何やかやで僕の中の2代目モーヲタは敢え無く冥界送りになりました。洗練されているけど顔が見えない均質化されたモーニング娘。の象徴のような曲で今でも好きか嫌いかと言われれば「嫌い」です。
 ただ、振りに関していえば「楽しい」んですよね。覚えやすくてコミカル。「思い入れ」を度外視して現場でやってみると案外楽しかった。非常に。振り自体の持つパワーとしては苦虫を噛み潰しつつ「やっぱ凄いよなぁ」と感じました。


○ベスト・オブ・ベスト
 恋愛レボリューション21
 パッと浮かんだのは「LOVEマシーン」と「Happy Night」の3曲。ラブマはPV・テレビを通じて僕を「ライブに行きたいなぁ」と思わせてくれた曲で、Happy Nightはそのライブで「ライブって熱くて楽しいなぁ」と思わされた曲。自分の現場史の中でホントに大切なのですが、ことフリに関して言えば恋レボ。
 この曲フリコピにはまってた時代、一番練習した曲なんですよね。ステップは未だにあってるかどうか分からんけど上半身は全部できるようになった。ガンタンク、大部分は未だに体が覚えてます。
 そういった自分の「若さ」「暑苦しさ」を象徴する曲として苦笑交じりに選びました。


○ベストダンサー
 村上愛さん
 えーっと素人だからと開き直ってますが、技術的なことは分からんので印象や思い入れ全開。
 ごっちんのパワーやキレ、フォルムの美しさ、石川さんの女性らしい柔らかさと彼女特有のコミカルな真面目さ、高橋さんの表情、小川さんのスピード感、清水キャプテンの体の制御などなどかなり迷いましたけど最後は「将来」に対する期待感も込めて選んでみました。
 村上さんの特徴は体の柔らかさと肉付きの良さ(太っていると言うことではない)からくる柔らかさとパワーの「バランス」だと思ってます。ごっちんと石川さんの中間の位置づけ。歌とダンスに関しても「バランス」が良いので彼女がいると「締まる」んですよね。「ロイエンタール提督」がいなくなったのはホントに痛かった。
 組織学的なことで言えば娘。の歌において彩っぺや圭ちゃんがいなくなった時の様な補いようのない喪失感を味わってます。それだけ期待してた。
 「夭折した天才」に対する感情と似たような思いかもしれません。それでも「アイドル稼業」ではなく自分の才能を活かせる場として将来の選択肢に「ダンス」は未だあってほしいなという願いを込めて彼女を選んでみました。
 んでもう一人、矢島舞美さん。彼女は見てて相当面白いですね。ダンプカーで鈴鹿サーキットを周回する様な感じ。有り余る運動能力でそのまま突っ走ってます。「表現力」より「身体能力」の方が目につく点で初めて見ました。こういう人。そのまま突っ走るのか、牙を抜かれた野獣となるのか、はたまた表現力も身につけた訳わかんない人になるのか来年も注目しております。
 えりかさんはストレッチをやろう。