殿様キングス

 美勇伝の新曲がオリコン17位、8791枚だったそうで。
 ふむ。累計だと5桁は行きそうだな…握手会などの所謂「ドーピング」無しでのこの枚数だとやっぱり健闘してて、一応半年ペースは死守したと考えてよいのかな?一昨年「クレナイの季節」が初動4桁だったときは相当アワ食いましたけど今回はそんなでもない。ただ基礎票は殆ど増えてないようなので、予断は許さないとも思ってるけど。
 まぁなんだかんだ言って週末が楽しみです♪ってな感じで終わっても良いのですが、三好さんがピンで北海道に行ってたことについて少々インスパイアされたことをば。
 僕は売り上げを伸ばすには客単価を上げるか、客を増やすかのどちらかだと単純に思ってます。2種類のシングルを用意する、とか「ドーピング」は前者、アウェーのラジオ出演は後者に繋がる。物凄く遠回りだけど、聞いてもらえなきゃやっぱり買ってもらえないわけで、愛ちゅんで美勇伝の曲がラインナップされたこともさることながら、このピンでのプロモーションはグループである強みを生かしてるとも言え、凄く良い事だと思った。
 ただ。
 惜しむらくは今までもう少し「三好絵梨香」というものを売り込んでおけばもっと効果はあったとも同時に思った。知名度の問題ですよね。
 話は物凄くわき道にそれますが、僕が今までの美勇伝のジャケ写で何が不満だったかと言うと、水着やバニーもさることながら「石川さんがずっとセンターだった」ということなんですよね。物凄く傲慢な言い方ですが、ぶっちゃけ石川さんは知名度が圧倒的なのでもはやセンターに置いて「この子誰?」という段階にはない。それよりは岡田さんなり、三好さんなりをセンターに置いて「あの石川梨華がセンターを譲ってる真ん中の子は誰だ?」的な見せ方の方がよっぽど「センターの使い甲斐」があると。そうすることで三好さんなり岡田さんにも自信がつくだろうし、知名度も少しは上がる。石川さんにも何らかの火がつきますよね。そういうわけでユニットのジャケ写については「石川さんがセンターに居続ける」メリットより「三好さんや岡田さんがセンターに居る」メリットの方があるように思ってました。ただこれは去年辺りから湧いてきた発想です。
 もし石川さん以外をセンターにすることで売り上げが懸念されるのであれば、その辺はお得意の握手券で補ってやれば良いわけです。ある程度安定した手法で売り上げを支えながら、新たな市場を開拓していく…そうなれば万々歳です。まぁこれは素人の安易な発想なんですが、今回のことで事務所のある意味殿様商売というかルーティンワークに陥ってるのではないか的部分を考えさせられました。
 最後に個人的なこと。
 今まで僕はどういう特典がつこうと、シングルは一枚しか買わないという国是を堅持してきたのですが、コトがここまで来てる以上自分も理想主義的というかある意味殿様的な考えをやめて、次に繋がる売り上げをという事で複数枚ご購入ということも視野に入れなければならんのかなぁ、と思った。まぁこれは自分の経済状況が今後好転しそうということも背景にあるんだけど、ユニットの開店休業状態ってのが一番辛く悲しいのでこちら側で出来ることがあれば実践しないとなぁ…