FEEL LIVE!(終章)

 ネタバレ上等。

24:30 @自宅

 「いうなれば、ハロプロは一つの劇場だよ」という言葉をネットの片隅で見かけたことがある。
 大小さまざまの悲劇や喜劇が時空の舞台で上演され、幕があがり、幕がおろされ、主役そして脇役が交替していく。一方観客はお金を払いその劇を楽しむとともに、女優さんの演技に拍手し、その役または女優さんそのものに恋をして身を焦がす。観客は舞台という「結果」を楽しむ存在でしかなくそれ以上でもないわけだ。たまには舞台の出来に文句を言い、制作の頭の悪さを罵り、それを終劇後のアンケートに書き込むくらいが関の山。結果ばかり押し付けられて原因への参加には許されない、ともすればしんどい趣味だ。しかし仕事の評価は他人がするけど趣味の評価は自分がするものだ。仕方がないと言えば仕方がない。
 贔屓の女優さんといつお別れになるか分からない。そんな中でこちら側が出来る事は…「その日」が来るまで応援し続けることなのだと思う。お別れするのはもちろん悲しい。しかし最初からいなかった事に比べれば遥かに幸せなことなんじゃないのかな、と最近思ったりもする。
 さて、昨日の続き。何とか完走できそうで良かった。

13.まごころの道

 起きた彼女を連れ出し(舞台設定は前日までを参照)、雨上がりの星空の下ピカデリーの中華街へ向かう。イギリス料理…美味しくないんだもん。満天の星を見ながら「ごらん、あれがうしかい座の一等星アルクトゥルスだよ」「へー」「あの星はねぇシリウスカノープスに次いで全天で3番目に明るい星なんだ(太陽除く)」「ふふっ何かおたくっぽいね♥」「ああ、オラオタだ」

14.クラクラ ディナータイム

 「龍頭小菜館」でディナー。小籠包で口の中をやけどし、アババって笑われる。お前らええ加減にせいや
 クラップに関しては「間違えないこと」に拘るとステージを見るのが疎かになるという本末転倒状態が目に見えてるので意識しないように意識してた。個人的には上手くいったと思ってるけど客観的にお墨付きを得ているわけではないのでよく分からない。それで良いのだ。

15.恋のヌケガラ

 何かひたすら踊ってた。テキトーだけど。いうなればロンドン(しつこい)のクラブもしくはバーでアーセナルのサポーターと意気投合しドンチャン騒ぎをしている感じ、意味が分かんないけど楽しかった。

16.美〜Hit Parade〜

 「まだまだ続く」というテレビのテロップは終わる直前にしか出てこない。次にMCの予感がして物凄くイヤ〜んな感じ。かけっこしながらこのままもう1周マワりたい…いやいやもう2周くらいはイケます。

17.一切合切 あなたに?あ・げ・る♪

 幸せな気分を味わいながら帰還。卓袱台でお茶漬けを食うホッとするひと時。
 フリを石川さんが間違えたらしいのだが、こっちは間違えたことさえ気づかないほどフリが間違いだらけ。左側が通路だったんで左右の概念さえ消滅してた。まぁそこまで同一化は目指してないので全く問題はない。

18.愛〜スイートルーム〜

 スイートルームで「2日目の夜」開始。

愛がある 確かに愛だ 
表現にルールはない 
生きている それはすばらしいね 
ほら楽しいね

 今こそ すべてさ。

EC

 いつもはクラップだけなんだけど久しぶりに声、出したなぁ。まぁ楽しかったですからね。

19.愛すクリ〜ムとMyプリン

 因幡の白ウサギ。石川さんだけピンクと白が逆なんですね。プリ〜ンのフリが自分でやると物凄く気持ちが悪い。会場外でやったら間違いなく警察沙汰、「場」って不思議だ。

MC

 岡田さんが日曜夜にもう一回はじめからやりたいって言ってたのには激しく賛同。

20.LET'S LIVE!

美しい声
勇ましい夢 確かに見える 希望達 優しくありたくて 言葉
伝える 宇宙の中じゃ みな一つ
LET'S LIVE!

 いやぁLIVEって生きてることそのものなんですね。それでは名古屋でお会いしましょう(水野晴郎風に)。
 と思いきや…

ED

 舞台から捌けた3人がOPで脱ぎ捨てた黒マントを着てリターン。中央の回転舞台でスクワットしながらフェイドアウト
 3人のカワイイ堕天使じゃない吸血鬼カーミラさん…いやウサギ田さんたちは観客さんの魂を骨抜きにしてピョンピョン跳ねて高笑いしながら帰って行ったのでしょう。帰る先はもちろん月。月で餅つきながら美勇伝説Vの開演を心待ちにしているのです。
 次回美勇伝説V「月と6ペンス」 この次もサービスサービスゥ♥