隣の客はよく金食う客だ

 本日は米米クラブのコンサートを見に横浜アリーナまで行って参りました。1ヶ月も経たないうちに4回も横浜に出没するとはどんだけえりかさん好きなんだよという感じですが、今回は狙ってやったわけじゃなくて会いに行った友人が行けなくなったので代わりに行ったという事情によるもの。しかし小学校時に「セメテセメテセメテセメテ」を聞いてしまって以来、付かず離れずで聞いてきましたしライブが凄いという話は聞いてましたので二つ返事で行ったのは確かな話。
 とは言うものの何の予備知識もなく楽曲もほとんど分からないことは明らかですから感想は素人の立場からということになる。後はハローにどっぷり染まった身が感じるカルチャーショックらしきものがハイライトになりますかね。

1. 客層

 見た感じ女性が圧倒的に多かった。自分が座った席はセンター席のほぼ最後方だったんですが一列僕以外全て女性で超アウェー状態。開演5分前に入ってなかったら心細くて泣いてたと思う。ただ年齢的には自分と同じくらいの方が多いようにお見受けしたのでとって食われることはなさそうで安心。梅田えりかさんみたいなのだったらトンズラこいたと思う。男性はカップルの片割れか家族連れの一部みたいなのが多かった。クサレ男子独りってのは相当珍しかったんじゃないですかね。友人の神経を疑いたくもなる。
 まぁそういうわけでコンサート中の歓声も日頃聞いてるのと比べてはるかに上品で、はるかに物足りない。ハローのメンバーだったら怒り出すんじゃないかと思った。良くも悪くもハロヲタは暑苦しい。アンコールの掛け声も「チャッ、チャッ(拍手)、ボーナスッ♪」という感じで可愛かった。

2. コンサート中

 てなわけで客層が客層だけに静かだろうなと思ってましたが、その予想は見事に裏切られた。フリコピ派が多かった。ボーカルの石井さんの真似というよりその横で踊ってるシュークリームシュさんや他のパフォーマーさんのフリ真似。ただ完コピではなくクラップとの折衷なので初心者でも気後れすることなく過ごせました。美勇伝の現場に似てる。肝心のフリなんですけどハローの現場で鍛えられたせいか一番を見れば二番では大抵付いていけました。やろうと思えば。エクスキューズ付きなのは時々ミラーになってたのと領空侵犯を受けてたからです。結構その辺りは無頓着みたい。
 あ、サイリウムがほぼゼロだったのは結構印象的だった。代わりに「フリに使うグッズ」があって、スカーフ、扇子、ボンボンが使われてました。使用曲など作法が決まってるみたい、「唇に愛をちょうだい」みたいなものだ。こちとらそんなことは知らんので手回り品で対応しましたが、流石にボンボンは無理だったよ。

3. セットリスト

 知ってる曲が3,4曲ぐらいだったので、大半の曲名を確認するという体たらく。最後にコピペっときますが、良いなぁと思ったのは「俺たちの思い」「We Are Music!」「so cool」「ロシアン・ルームメイト」辺り。とにかくカッチョ良かった。
 「俺たちの思い」は次のドラリオンのテーマソングらしくて我が軍の「鳴り始めた恋のBell」はお払い箱で12月の新曲はタイアップではないことが判明して若干というか大いに凹んだものですが、仕方が無いとあっさり降参。「We Are Music!」は車のCMで聞いたことあったけどシングル買えず。「ロシアン・ルームメイト」は歌詞は「スパシーバ」とか馬鹿なこと言ってるんですが、カッチョ良いとしか言い様がない。ニューアルバムに入ってるのかなと思ったけど入ってなかったので買わなかった。スマン。
 後は「フルーツ王国」でシュークリムシュのフリ講座があって、ビリーズブートキャンプのパロディをやってたんですがその掛け声が

パンチ!パンチ!パンチ! 

はい、持ち上げて〜落とすっ! 

反則よ♪

という亀田大毅ネタをフリ付きでやってくれたのは噴いた。曲間ではいるMCや小芝居も楽曲に繋がっていて、MCも含めたショーを見せるという方針なんだろうなと。
 けど基本グダグダでして前半部はホントどうなるのかなと思った。おかまダンサーズの辺りとか。石井さんはつんくさんと魂の色が似ているというかおバカなことをキチンとやってくれるファンキーな方ですがつんくさんよりは男性的ではるかに下品w 女性が多いので大丈夫かなぁと余計な心配をしてしまいました。小野田さんの登場シーンは一つのハイライトなんですかね。「豆の歌」はえりかさん気に入るだろうな。
 「御利益」のサビは「Give me up」のサンプリングだよね。ゴリヤッ♪ウォ〜ウォウォウォッ♪

4. 総括

 とまぁ二部構成だったということも含め初物尽くしのライブでしたが、楽しかったです。やっぱ歌、演奏を含めた曲の力があるな、と。基本こういった「ホーン」な曲が好き、ということもあるんだけど。やっぱ生演奏はハローでもどんどんやって欲しいなと思った。こういったビッグバンドでさっきの「鳴り始めた恋のBell」や「笑顔YESヌード」「21時までのシンデレラ」や「本気で熱いテーマソング」、そして「ミスムン」を演られたらちょっと泣くかも。
 安倍さんや松浦さんで演られてるのは知ってるんですが、美勇伝にも期待したい。お金がないのは承知してます。それでも舞台セットをゼロにして、その分をミュージシャンに充てられないかなぁと思ったりなんかする。勿論人件費とセットの費用の何たるかもわからないままの妄言ですし、バンド用にスコアをリアレンジするのもお金がかかるんだろうけど、曲が変わり映えしないまま来年に突入しそうな美勇伝がもう一度このまま行くなら、選択肢の一つとして考えてもいい要素のように思うのです。
 ライブの現場でカラオケ音源ってのはやっぱ非現実っぽいというかライブ感覚とかけ離れたものだと再認識しました。その前に口パク何とかしろよかも知れないけど。
 やっと密林から色んな物が届いたので明日以降ボチボチと。あ、あと TM Network のライブもあるそうなんで、どっかで必ず行くことにした。11月は何もなさそうなんで。

5. おまけ

01.愛 KNOW マジック
02.俺たちの思い(新曲)
03.しょうがねえな
04.ほんとにいいのかい
05.JUNKO ママネタ
06.フルーツ天国(シューク)
08.イーヨ


(15分休憩)


09.We Are Music
10.so cool
11.Jungle(シューク)
12.豆の歌(J.O登場と見せかけて・・・)
13.オーマイゴット イントロ
14.かっちょいい!イントロ
15.美熱少年(J.O登場)
16.ゲロッパ(J.Bカヴァー)
17.この宇宙で
18.すごくおいしい
19.忘れないよ
21.ロシアン・ルームメイト
22.狂わせたいの
22.Shake Hip
23.ごきげんよう PARTY NIGHT


E1.マタシタナ(ショートVer)
E2.御利益(ショートVer)
E3.ファンクフジヤマNOW

E1.ひとりじゃないだろう
E2.嗚呼浪漫飛行