Face the change II

 ここ数日間は文庫本を読んだり、23時からのドラマ「一瞬の風になれ」を見てました。感想としては…原作で読んだ方が良さそうだな、と。あとは谷村美月さんの元気な演技を見るのが初めてだったのが新鮮だった事ぐらいですか。その暗さで僕の目を惹いた谷村ちゃんですけど、ここ最近露出も増えていて喜ばしい限り。20歳以下の女優さんではかなり買っております。僕が買うと人気でなさそうですし、写真集は買わないけど。そういえば石川さんの写真集って評判良いんですかね。新曲の評判が悪いだけにちょっと気になる。
 さて。
 「人間はみな自分の見たいものしか見ようとしない」と言ったのはかのカエサルですが、今回の美勇伝の新曲情報は「自分の見たくないものが出てきたときどうすりゃいいの?」ということを考えさせられる出来事でした。前回のエントリーは「見たくないものを見せられようとする」腹立ちの表れなんでしょう。
 んでこの先「見たくないから見ない」という頭ごなしに否定する選択肢は当然あると思います。しかし常日頃「この世には色んな考え方があって当然」と思っている身としてはそれはちょっとカッチョ悪い。「見方を変えて見たいものにする」と言うのが今の心境でしょうか。顕微鏡で見てたものを天体望遠鏡で見るような感じ。
 ただ現状、c/w や本人たちのコメント、実際の曲や PV など天体望遠鏡にモデルチェンジする材料がないんでしばらく放っておこうかと思ってるんですが、それじゃ芸がないので前回のエントリーで怒った3つのポイント

1. ラストのシングルA面がカバーだった
2. 最後の最後にイベント抽選応募シリアルナンバーカード
3. カバー曲が娘。の楽曲

に対して脳内で

1. 活動停止で先がないグループにやる新曲はないし、ハローの他のユニットのシングルも使いまわしぢゃん。
2. ウチは慈善活動じゃなく企業だから利益を求めて何が悪い。
3. これは娘。時代の自分に対する挑戦状。娘。時代にはできなかった表現をしたい。

という向こうの言い分を考えてみた。いささか極論のような気もしますが、感情以外の部分で僕には否定できませんでした。特に3に関しては「カバー擁護論者」としては「おっ、そういうことならちょっと見てみたいかも」と考えてしまった。嫌なら降りることもできたのにその時点で僕の負けです。
 とまぁ「世界が変わらない」なら変えるベクトルを外に向けるか、内に向けるかの違いなんですけども、個人的には内に向けるほうが正解かなぁと思ってます。