北の国から(お茶を濁す編)

…と書きましたがあっさり撤回。
や、目の前で物凄い勢いで減っていく花畑牧場の生キャラメル(美勇伝)を必死で2箱確保し、道中寝倒しながらも無事に家に着いたまでは良かった。問題はピーカンの天気&暑さとウサちゃんチームのケツノリさんの不甲斐無いピッチングでして、洗濯物を干した後うつらうつらと昼寝してしまいました。
目覚めると 17時を過ぎてましてこれじゃ夜寝られないぞと焦った僕はちったあ運動しなきゃと筋肉痛が出始めた(まだ若い)足を引きずりながら、神保町へチャリンコをこぎ出したのでした。そういえば北海道でもチャリに乗りまくってたなぁ。
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神保町に向かったのはあるブツを買うためでして、フラゲできないかなぁと思ってたんですが残念ながら売ってなかった。替わりに北方版水滸伝小野不由美さんの十二国記の最新作が載ってる雑誌を買ってきて読み耽るうちに今に至る、というわけです。正直すまんかった。
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という訳で明日以降に持ち越しますが一つだけ。
今回は初北海道、初ネカフェなど、初物が多い旅行となりましたが、特に印象的だったのが「初出待ち」。
事情としてはファンの集い2回目を終えて小雨がパラつく中を出てきたら、隣の駐車場に知り合いの方々がいてしばらくお話してたら、スタッフ〜↑さんが柵を並べ始めたのね。何事かと思ってたら、どうやらペニーレーン24 の出入り口は一つしかなく、客はおろか演者も同じ出入り口を使わなきゃならないらしい。知らない間に「出待ち」状態の完成。道理で入り口前にワンボックスカーが2台止まってたわけだ。
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で意図しないまま出待ちをする破目になったわけですが、柵もあるし、写真撮影は禁止ですというアナウンスだけで出待ち行為そのものを禁止されたわけでは無かったので、このアクシデンタルな状況を楽しもうと思い居残り。でもホンとは良かったかどうかは不明。同じ場所でイベントを行った ℃-ute のときは酷かったという話も漏れ聞いてたので。
場所は歩道との境界で喋ってたので最前というヤツ。柵に捕まりながら「何か珍獣というか害獣のような気分ですね」「レスを与えないでください」「爆レス禁止」と言い合いながら待ってたんですけど、これが意外に長い。歩道の人通りはほとんどなかったんですけど、信号がすぐだったので信号待ちの車の中から好奇の視線がバンバンくるのね。「ママァ、あれ何?」「これっ!指さしちゃいけません。バカがうつるわよ」的な会話をする親子連れや何事かと余所見をするあまり、ハンドル操作を誤る運転手がいたりとまぁ、はた迷惑な存在でした。
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結局40分近くは待ちましたかね。イベントで「あとでミーティング」と石川さんが言ってたので長引いてるんじゃないかとか、雨が本降りになって諦めて帰るのを待ってるとか、でもここまできたら意地の張り合いじゃと考えた所でようやく出入り口から後ろの車のドアまでに傘の列ができあがる。その様子に「しゃちょ〜」と声をかけるヲタども。年齢を感じさせてくれます。
スタッフさんの陰に隠れて服装はよく分かんなかったけど髪型から判断すると三好さん、岡田さん、石川さんの順で乗り込んでました。
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車が出発するとみなさん思い思いに声をかけるんですけどもメンバーの名前より「おつかれ〜」とか「ありがとー」が多かった気がする。あとはちょっと早いけど「おやすみ〜よ」。
手も振るんでさながらお見送り状態。もちろん全面スモーク張りなんでメンバーがどんな様子かも分かんないし、どっちかというとプライベートの範疇なので無視でも良かった。こっちが勝手にやってることなんで。
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しかしただでは終わらないのが美勇伝美勇伝たる所以でして。
目の前の信号待ちをしている車内から光が揺れてるんですね。何と携帯を開いてその光で、いわば即席サイリウムで手を振るこちらにレスを返してくれるメンバーが。スモーク張りなんで誰かは分かんないけど乗り込み順から妄想すると石川さんだと思う、いやそう思わせてくれい。
後ろでもチラチラしてたんで多分3人ともやってくれたと思うんですけど、全く期待してなかっただけに大変嬉しくもあり、ステキな出来事でござんした。
有り難う。