カッチョイイゼ!じゃあ…パン 6

6.29の美勇伝説V最終公演(夜公演)において、
ファンとして何かを行うか、行うなら何が良いか、
アンケートを行います。


1人1回の投票です。


最高得票の1つの案を実行します。


アンケート期間は6/1(日)0:00〜6/6(金)24:00(6/7(土)0:00)
結果は6/7(土)に発表いたします。


美勇伝V 6.29 終わらない夜と夢と伝説

投票してきました。
人づてで最初にこのサイトの存在を知ったときは、この公演のチケットをまだ確保してなくてどこか他人事でした。目処がついた今でも、ネタばれ嫌いのせいか、事前に知らないまま現場に行って臨機応変に動く方が新鮮だと思っていたので、何もアクションを起こさなかったのですが、アンケートとなれば話は別。
加えて「やらない」という選択肢もあるので、「参加しない=無関心」という心理的な線引きが物凄くし易いのね。自分の人生の中の貴重な時間と情熱を注いできたユニットの最終公演がどういう形にしろ「無関心」でできているのがすごく嫌だったので一票を行使してまいりました。100%とまでは行かないまでもせめてキャパに近いくらい行ってくれるといいなぁ。

6. LOVE TRAIN?

ここまできたら意地でも終わらせる。

○鉄の中の懲りない面々

2日目、6号車の朝は「遅れて出発しま〜す」という添乗員さん(通称「ごくてん」)の容赦のない一言で始まりました。もう慣れた。「昨日のコンサートはみなさんパワフルでびっくりしました」という「ごくてん」さんの言葉に苦笑しつつ、バスの中ではひたすら眠って体力温存。パワフルでもなんでもないやね。
美勇伝 GO!の出発地、新金谷駅に着いた時はすでに先客でぎっしり、立錐の余地もないせいか、バスの中で待機。「ごくてん」さんが、トイレ希望者をびっしびっし叱りつけながらいなくなった後、バスガイドさんの「鬼のいぬまに洗濯」的な悪魔の囁きで、バスを抜け出し黒煙の方へ。
 いましたよ。
黒煙を吐き出すだけあって、すでに石炭をくべてたみたい。美勇伝号から発せられる陽炎のようなパッションにあてられ、パッションパッション。
そんなわけで乗車前には写真を撮り終わってて、「ごくてん」さんがしつけたとおり真面目に乗車列に並んでたのですが、列を乱して写真を撮りに行く人の多いこと多いこと。鉄の血が騒ぐのか単にヘッドマークが撮りたかったのか分からんけど、一般の見物客もまじってちょっと面白いことになってました。よく収拾して乗車できたな。

○ザ☆ピ〜ス

一般の見物客や駅員さんに見送られて(珍獣扱いされて)、出発。
中は国鉄時代のマークが灰皿に刻んであったりして、歴史を感じる車両なんですが向かいの座席の間が広いんですよね。今のものより。自分は身長がでかく向かいの人に窮屈な思いをさせがちなのでこれは助かった。少しマシというレベルかもしれませんけど。
座席はドアのそばの通路席。ドアをガラガラと開けて少し立ち止まった後、いい匂いを振りまきながら通路を歩く。そんな状況を想像して早くも顔面筋が自然崩壊、速水いまいちもびっくりだ。でも車両の真ん中にぽっかりと空いている座席が気になる。
前の車両が騒がしくなり、スタッフさんが撮影禁止等の注意をしながら先触れ。おさわり禁止とは言われなかったような気がするけどよく覚えていない。
通路を通り抜ける美勇伝さんたちは素晴らしかったですよ。登場時の拍手のドサクサに紛れて一番後ろで歩く岡田さんにピースサインを送ってたらすぐに返してもらいました。これぞ爆レス。ピースオブザワールド。ピースはコンドルを救う。出発前には三好ちゃんに弁当を渡してもらうし、ぼかぁ幸せだなぁ。と香水の粒子を鼻腔一杯に吸い込みながら顔面がスライムのようになるのでした。
案の定真ん中で止まって鉄道もなか争奪じゃんけんが始まるのですが、例によってあっさり敗退。こういうのは勝ったためしがないのですが、隣の方が勝ち残ってたのでメンバーからの視線のおこぼれに与ってました。ありがてぇ。

○センチメンタルジャーニー

メンバーはイベントのリハーサルがあるということで途中で降りちゃったのですが、窓が開くので見送りというか見送られはすごい事になりそうでした。こういうときは窓際の方が有利かもしれない。
かといって窓が開くことが良いことばかりでもなく、トンネルに入ると黒煙で車内が煙るんですよね。硫黄臭もけっこう凄い。二酸化硫黄が多いんだろうけどさしずめ排気ガス充満中で長引くとしゃれにならんのだろうなとSLおばさんの歌を聞きながら思った。
やがて1時間強の大井川(この日だけは石川)鉄道の旅はフィナーレを迎え、終点千頭の駅に入ります。ここから先にもスイッチバック式で登る鉄道があるのですが、SL 自体の線路は終わってるのね。何だか美勇伝のことを指しているように感じられ、ちょっとおセンチな気分になったのでした。