にりつはいはん
三日前の自分は何が書きたかったんだろうなぁ。
おそらく伝えたいことがあったからキーワードを書き残したと思うんだけど今となってはよく分からない。よく分からないけどよく分からないなりにキーワード順に書き残しておく。したがって必然的にネタばれします。
しみずでら
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まず。
日曜日の関西地方は雨と予報した気象予報士はすべからく頭を丸めてほしいと真剣に思いました。暑かったぜ大阪も京都も。雨予報で家から傘を持ってきた姿が哀れでなりません。
まぁ石川さんは雨女だからさもありなんと家を出る前に確認しなかった自分が悪いので石原良純を責めるのは筋違いなんですが今思えばこれが始まり。
それから先は汗をだらだら流しながら京都観光したのは良かったけど大阪行きの新快速にタッチの差で乗り遅れたり、聖地梅田タウンで久闊を叙して飲んだくれたのはいいが、会場に着いたのがギリギリチョップな3分前だったり、終演後意地になって三好伝説のTシャツを買おうとしたのはいいが、前に買ってた人のカード端末の電波が悪くてスタッフゥさんが無意味にウロウロして自分の列だけ時が止まってたり、N700系に乗れたのはいいけどラルクヲタでぎっしりで、香水の匂いがみっしりで具合が悪くなったり運がいいのか運が悪いのかよく分からない一日でした。
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さて。
座席は3階席の9列目ぐらいで、東京から来てそれはないだろうという席だったのですが「見ろ！ヲタがゴミのようだ」とムスカ大佐プレイをするのは大好きなので、放出もせず自枠の席で楽しんでました。下の方は熱気ムンムンだったと思うけど自分の席の周りは人が少なかったせいか程よく冷房が効いていていいんだか悪いんだか。後方でmix の真似事をする人が多いのは ℃-ute（3周年おめでとう）も美勇伝もあんまり変わんないなと思った。mix の質を自分がどうこう言うのもちゃんちゃら可笑しいですが、美勇伝の曲でやる方が下手だったな。あの程度ならやらない方がいいでしょうね、耳障り。
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公演そのものはすごく楽しくて面白かったです。ただセットリストがなぁ…ショートとフルがミクスチャーしてたのはどうにもいただけない。
個人的にショートにするなら全曲歌う、フルならコンセプトを明確にするという両極端なセットリストを予想、いや願望してたのでやや中途半端に感じました。具体的なシチュエーションが浮かびやすい「クラクラディナータイム」や「Tea Break」「パジャマな時間」等を外した意図は分からなくもないし、曲の繋ぎ方も筋が通っていて「唇から愛をちょうだい」→「曖昧ミーMIND」のあたりはその白眉だと思いますがそれだけに…ね。
とまぁ一回ぽっきりのコンサートの感想としてはこんな感じで終わるんですけど、今回はまだまだ続きがあって脳内にしろセットリストにしろまだまだいじり甲斐がありそうなので何とかなりそうです。
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FANTASY をラストに持ってきたのは意表を突かれた。CD 上では酷評したけどフロアに持ってくると面白いなと思ってたのでファインプレーでした。初見だけどフリは真似やすいし、何しろ石川さんの首から上が水飲みラッキーバードのように前後に全力でカクカク動くのが面白すぎて笑い転げてました。秋山レイカ風で外面は比類なかったんですが、中身は変わんないよなぁ。
曲は違ったけど前向きに楽しく終わるという願いもかなって嬉しかったです。オープニングと予想してた身がどの面下げて言うかという感じですけどやっぱこうでなくちゃ。
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人形劇はもうカオス。わけが分からない。なんでマキバオーの観客がいるんだ？ベリキューのコンサートを見に来てた（らしい）原哲夫先生みたいにつの丸センセイでもいたんですかね。
三好さんに「マチルダさ〜ん」を言わせるあたりがこちらの年齢層を明らかに把握してるっぽい。「オムロン！」と簡単に言わせないあたりが大好きです。
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フォーマットは美勇伝説II からほとんど変わんないし、曲数も極端に増えてるわけでもない。それでも面白くてしょうがないのが不思議で仕方がないです。あえて言うならば歌舞伎の「定番と趣向」あたりに通じるのかな。水戸黄門的なマンネリズムとも言えそう。とにかくハローのユニットとしては誰も真似できないコンサートの形式を確立し、その名の通り日本の古き良き伝統を受け継いだ世にも稀なコンサートシリーズになったと思う。手前味噌ですが誇りすら感じたぜい。
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しかし。
それでも「美勇伝のコンサートで最高のコンサートは？」と聞かれるとあえて「次のコンサート」と答えます。すくなくとも「コンサートの女神様」は僕の元には降りてこなかった。ソロコーナーではもっとみんな歌えるはずだし、客席にいる僕ももっとやれるはず。まだまだできる、そういう気持ちがあるので次のコンサートはもっといいコンサートになるんじゃないかと思ってる。待ち遠しくて仕方がないけど、その分見られなくなる日も確実に近づくんだよなぁ。
そういうアンビバレンツを抱えつつ明日もお仕事がんばります。
