ロスタイム・ヲタライフ

なまえ:アンデスコンドル(Vuitur gryphus ハロヲタ目ビユーデンヲタ科)
棲息地:コンサート現場
西暦1999年11月27日市川市文化会館で生まれる。
西暦2008年06月29日東京厚生年金会館にて美女3人に惜しまれながら成仏。
享年8歳


というわけでこのブログ、終わりにしようと思います。


今日は有給を取って一日ゆっくりしながら今後のことを考えてたんですが、ここに関しては閉じるのが一番だと判断しました。
この日記ともテキストともつかない不思議なものを開始したのは2005年1月。石川梨華さんがまだモーニング娘。にいて、美勇伝を掛け持ちしてた頃に始まりました。
それから3年6ヶ月、武道館での卒業を経ての美勇伝としての本格的活動を見守ってまいりました。市井ちゃんに似てると言うことしか言えない新人とエッグ上がりの新人を引っ張ることになり大丈夫かなと思ってた石頭の石ヲタも、今では許されるものなら厚生年金前の靖国通りのど真ん中で「いやだぁ、活動終了いやだよぉ」とジタバタしたい、いっぱしの美勇伝ヲタになった。


要するに燃え尽きちゃったんです。


昨日のコンサートまでに燃やすものは全部燃やし尽くし、全部灰になった。今は灰になったばっかりでまだ温かいですが、やがて冷たくなることでしょう。

この方面で仲間ができたのもここを始めたおかげですし、ここで言葉にすることによって僕の中でボンヤリと存在していた思いや考えが随分とクリアになり、それを通して色々と学ぶこともできました。自分の人生がまた一つ豊かになった。それは決して言い過ぎではありません。
しかし自分の思ったことを人に伝えたいという欲求はそれなりのエネルギーを要します。少なくとも僕にとっては。燃え尽きて満足しちゃった今、ここでやり残したことも一つもないように思う。書けないのならむしろ閉じた方が世のため人のため。
それに美勇伝の活動と機を一にして終了するサイトが一つぐらいあってもいいのではと思うんですよね。やり遂げたというか、なんというか。まぁこの辺は個人的美学というやつで理解を求めることではないけれど。

能書きはこれくらいにしましょう。
ここを止めるからと言ってすぐにヲタをやめるわけではありません。この先も現場では目撃例が多発、はしないだろうけど出会うことはあるだろうと思います。その時は気軽にお声をかけていただければかなり喜ぶと思います。そういう時は何て呼ぶんだろうね。元プリンスのようなもので結構悩ましいかもしれない。「元コンドル」さんが妥当でしょうか。なんでもいいや。
それではまたいつかどこかでお会いできることを願うとともにここを読んでくださった皆様のヲタライフが今後も充実せんことをお祈りしてこの言葉でお別れしましょう。


南無阿弥陀仏


という遺言状を作って昨日の最終伝説に臨んだんですが、事前に考えてたことと逆だったなぁ。燃え尽きたことは燃え尽きて清清しささえ感じてたんですが、燃え尽きた灰の一粒一粒が燃料になっていくような感じで書きたいことに対してキーパンチが圧倒的に追いつかん。あーどうしよう、せっかく有給取ったのに。
まぁ夏越の祓とかやって今日一日のんびり過ごして思ったのはやっぱ美しい成仏よりも泥臭い生存だろうなと。少なくとも今日は昇天する日ではなかった。それでいい。
とはいっても昨日はやっぱり区切りとしては重要な日なので、今回のコンサート、そして今まで振り返ってこなかった美勇伝のことを振り返りながらしばらく進むと思う。そしてこれからのことも。
そんなわけで表題の「ロスタイム」は前半のロスタイムと言うことで許してください。もう少しお付き合いいただければ嬉しいです。