鳴り止まない愛〜スイートルーム(幕間)

久しぶりに現場のない週末。洗濯したり、部屋の掃除をしたり、本を読んだり独身男としては悲しくも至ってフツーのお昼を過ごしました。
フツーじゃないのはここからで、久しぶりに美勇伝以外の曲を聴いてみたいなと思い立って、Dohhh(ry を2ヶ月ぶりぐらいに覗きに行きました。ヲタとしては普通でしょうね。
で最近の曲の PV を見た訳ですけども、Berryz工房の新曲「行け 行け モンキーダンス」の PV がすごーく印象に残りました。PV に関しては今年一番の出来かもしれないなぁ。ウンチョスという意味で。

別にお猿さんの格好で出てくるのは全くかまわないんですよ。熊井ちゃんの珍竹林サイズは何とかして欲しかったですけど、須藤ちゃんがハロモニのたら子さんチックでこの子はコメディに向いてるかもしれないなとむしろ勉強になったんですが、PV としては最悪です。インパクトを全く生かせていないメリハリのない演出、工夫のないカメラワーク、単調極まりないレイアウト、チープ寒漂うセットなどなど僕の癇に障る要素がてんこ盛りで、これだけ相性の悪い PV を作れる漢は今のところ世界でたった一人しか知りません。長谷川さんアンタだな。
違ってたら御免なさいですけど、今年の私的ワースト3のうち2作がこの人の作品ですし、引っかかるところが殆ど同じなので違う人がやってるとは思えないんですよね。二人居られても困る。

ぶっちゃけ僕が大株主ならわがまま大発動で辞めさせたいくらいの人なんですけど、生憎僕は大株主ではないですしここ2年ぐらいわめいてても、賛同してくれる人も皆無なのでオオカミ少年なのは分かってる。ただ僕はこの人の作った PV でモーヲタとしての命脈を絶たれたという私怨もありますし、端のメンバーが見切れる中途半端な画面レイアウトが多々見られる人なので、右端の人好きとしては平静じゃあいられない。

もちろんたまにですが良いと思うこともありますし、℃-ute 方面では今後も付き合っていかなければならないクリエイターの方ですので、よいお付き合いを心がけるに越したことはないんですけど、なかなか難しいですね。

思えば美勇伝ではこの人が関わった PV作品ってなかったりします。PV の出来でガーガー言ってた記憶もそんなにないです。ただこのユニットは PV の上位概念となるビジュアル戦略の方で物議を多々かもしていたので、結果的にはより不幸だったのかもしれません。ジャケ写の担当者は巨人の外人スカウト並みに役立たずと思ってた時期もありますし。
それでも PV で余計な波風が立たなかったのは助かりました。今見返してみると10作が10作とも凄く面白いことやってますし、手間暇もかかってる作品が多い。特に「じゃじゃ馬パラダイス」は今までのハロプロ作品にはない、レイアウトや画面の繋ぎ方で勝負した PV で、シングルの中では出色だと思う。予算の少なさは不出来の言い訳にはならないと確信できたと言う意味でも印象深い PV でありました。


06. じゃじゃ馬パラダイス
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