鳴り止まない愛〜スイートルーム(承前)

暑い。
今年初めて東京地方は30度を超えたそうで、汗っかきには辛い季節がやってきました。それだけ代謝が良いってことなので(たぶん)逆手を取ってダイエットに取り組もうかと半ば以上真剣に考えております。テキストはもちろんビユーデンキュートキャンプ。
 ハトミカ体操(嘘)

さて。
最初はコンサートの感想だけで良いかと思ってましたが、この際だから今回登場しなかった曲も含めてみる。全曲を網羅することによって何か見えてくるものもあるかなぁとかなり無謀なことを考えてます。
「最終伝説と最終電車、ノリ遅れると後がない」という言葉の通り、いつまでもしがみついてると次のステージも見えてこない。でも美勇伝で得た財産を次のステージに持ち込みたいってのはどうしてもあって、じゃあその財産って何なのってところです。幸か不幸かウチのテキストはネタ振りと本題という2ステージで一応構成されているので、やりやすくはあるわな。

で。
今回の美勇伝説での感想でよく目にしたのが「一体感」というキーワードでして、その「一体感」を生み出したのは何だったのかとつらつら考えてました。別に俺と美勇伝の絆だッ!という答えでも充分正解なんでしょうが、それだと話が終わっちゃうのでもう少し続けてみます。で、一つが前回書いたようなヲタどもの気質にあるんでしょうが、二つ目は「ヲタ参加型」の曲が多かったせいなのかなぁと。
まぁ、コンサートに行けばそれだけで「参加」ということになるのですが、ここではもう少し積極的な意味で使います。要は演者の煽りに応じるとかそういうことね。
そういう視点にしたがって参加型の曲を挙げてみると「青春 THE NIPPON」の扇子、「唇から愛をちょうだい」のタオル振り回し、「美〜Hit Parade〜」のAメロ煽り、そして「LET'S LIVE」の手振りなどかなりの曲が脳裏に浮かびます。「愛〜スイートルーム」の合唱はまた今度。
今回はなくて残念だったけど「クラクラディナータイム」の通称「クラクラクラップ」もありますから、美勇伝説の「観客参加型」の曲の多彩さはハローの中でも群を抜いてるんじゃないかと思う。観客の楽しみ方に一定の方向性を与えるという意味で「一体感」に寄与する所は大きかったのではないでしょうか。
ただ、それだけではマニアックの一言で片付けられる危険性も孕んでいますが、「美〜Hit Parade〜」に代表されるメンバーの煽りは日本語が分かれば対応できますから、初心者にも優しい。残念ながら僕は初心者ではないのでその辺の推測は甘くなるんだけど。
今回初登場の「青春 THE NIPPON」もそういう曲に当てはまると思う。扇子自体は美勇伝説IIIの紫陽花でやられてるから見慣れたものではあるけど、仮にも「日本の美」を謳ってたユニットが最後に「NIPPON」の名のつく曲でやってくれたのは有終の美ってことでもかなり溜飲が下がりました。
惜しむらくは何で扇子をグッズとして売らなかったかなぁ。出せばホイホイ買ったのに。去年米米クラブのコンサートに行った時、売られてた扇子がそのままコンサートで使われてて残念な思いをしたものですが、今回は逆の意味でちょっと残念。
とまぁ分かるような分からないようなことを書いてきましたが、美勇伝文化というものの独特さはこういう所にもあったのかなぁと考えた次第です。今後は夏のワンダコンで「ドドンガドン音頭」があれば、黄色のサイリウムを太鼓の撥に見立てて「ドドンガドン」やれればいいなぁと勝手に思ってます。

07. 青春 THE NIPPON
09. まごころの道
13. 唇から愛をちょうだい
19. 美〜Hit Parade〜
EN1. LET'S LIVE!


*1. クラクラディナータイム