なつみんピック(準決勝)

どうやら会社も夏休みweek に入ったようで、オフィスも静かでした。北島選手の金メダルは盛り上がりましたが。張すげぇ(楽屋ネタ)。朝の電車もガラガラでしたが、あと2日頑張るぜ。

さて。
昨日もちょこっと書いた安倍なつみさんのバースデーコンサートですが、ほぼ全編目を瞑って聴いてました。ある意味噴飯物の行為なんでしょうが、僕にとっては長年の夢というか一度はやってみたかった事なのね。
理由は実に単純。安倍さんがハロプロで数少ない歌だけで心を動かせる人だと思っていたからでして、なら視覚を閉ざして聴覚だけで楽しむのもありだなと。もちろん体を動かすのもなし、ファミリー席でゆったりと聴覚だけ働かせてました。
結論から言うと思った以上に凄かった。視覚から入ってくる圧倒的な情報量を遮断すると心が研ぎ澄まされるというか歌に余計に集中できるのね。そうなるとあら不思議。瞼の裏に歌詞の情景がアレヨアレヨと浮かび上がります。
「エレベーターふたりぼっち」でエレベーターで二人っきりの安倍さんと僕。「真夏の光線」でオープンカーを運転する僕と助手席で喋りかける安倍ちゃん。「たからもの」で夕焼けをバックに手を繋ぐなっちと僕…ってそんなんばっかやな。とまぁ半分冗談はさておき、凄く贅沢な時間を過ごさせてもらったなと。すんばらしい体験でした。二度とやらないかもしれませんが、また新たなコンサートの楽しみ方ができたというのは自分にとって大きかったです。10年近くやっても新たな発見はあるもんだ。

思うにコンサートって色々な楽しみ方ができるはずなんですよね。立とうが座ろうが、踊ろうがタイガーだろうが。盛り上がろうが盛り上がるまいが。それをただ一つしかないと思い込むから神宮の花火大会のようなことが起こるんじゃないかと。
事の顛末はあちこちのレポで読みましたけど、自分達の行為が彼女達のイメージを下落させてしまったということよりも、僕は自分達とは違う価値観で楽しもうとするお客さんたちがいることを想像さえできない、もしくは想像できても配慮さえできないという人としてのカッチョ悪さをまず大いに恥ずべきだと感じるんですが、そこはいいや。
全然分からないのは何で盛り上げなきゃ「いけない」んですかね。喉が枯れるまでコールして、全力で推しジャンプをして、大いに盛り上がらなきゃ「楽しくない」んでしょうか。「最高のコンサートじゃない」んでしょうか。僕は断じて違うと思うんですけど、意外に多いのかもしれないなぁ。そう思う人。迷惑かけない範囲で彼女達に感謝なり何なりアピールしたいのであればはける前のスタオベとか、万歳三唱とか、禁じ手のスケブとかちょっと考えれば手段はいろいろありそうなもんだけど、違うのか。
何か凄く脱線してしまった気がしますがあとは各論に入って終わりにします。