World Saturday Graffitti(ステージ編)


ネタばれします。
先月から出張が増えているせいか何なのか分かりませんが、どうも精神と身体が悲鳴を上げ始めているようでして、今日は久しぶりに昼過ぎまで寝て、ちょっと仕事。
身体的にはキツいんですけど、金銭的には結構余剰が出ておりまして今月も FC のバスツアーに行けるくらいのお金が貯金に回りそうです。それはそれで良いことであるんですけど精神的に追いつめられると元も子もないのでどこかでパーッと使いたいところ。もう少し早ければ石川梨華さんのハワイツアー行けたかもしれないなぁ。日程的に無理か。
そんな連休の初日でしたが、昨日のゲキハロの感想でも。

Berryz工房に新メンバー!?いつものように楽しいコンサートになるはずが・・・キミなら、どっちのBerryzを応援する!?」

と事前のあらすじにあるように、設定としては日頃のメンバーの生活の延長線上にあるような舞台で舞台というよりはステージという方がしっくり来るかもしれない。また℃-ute の「携帯小説家」は彼女たちの同年代のティーンさん達にも観てほしいなと感じましたが、今回の「Berryz工房 VS Berryz工房」はぶっちゃけヲタ向け。彼女達の事を予め知ってないとポカーンというネタも結構多かったように思う。「ギューするで」は嬉しい誤算でしたが。
ただそれだけでもなくて「セリフところ変れば!?」的なセリフの伏線の敷き方がお見事。表題の「Berryz工房 VS Berryz工房」という所謂「逆ダブルキャスト」をどう扱うのかも注目して観てましたが、舞台装置と演出のテクニックが秀逸。架空の物語とはいえ本人役なので、演技の拙さも素だと思えば気にならない。
とは言っても楽しさというかトリッキーな部分を優先したせいか犠牲となった部分も確かにあって物語としては浅い。ロボットの1059号が「心」を持つに至った所以も良く分かんなかったし、ラストに至る前のコンサートで一度は「正規メンバー」に取り返されたはずの舞台に狼藉を働いた「ロボットメンバー」が何食わぬ顔で登場して踊る「HAPPY! Stand Up」のあたりもアレって思った。まぁこれはラストに向けてということなんですけど、そこだけではなくて全体的にご都合主義でかなり強引。「Berryz工房 VS Berryz工房」という対決構図も十全に活かせたかとなると疑問の余地が残る。
というわけでマトリックスのように頭から煙を出しながらも面白がる方が好きな僕には物語としては物足りなかったのですが、頭空っぽで観るという意味ではスーパーマンを観るような楽しいステージでござんした。
以上、と言いたいところですが一つだけ頭から煙が出そうなネタが見つかったので続きで取り上げてみます。