Girls with Cat's eye

行って来ました、猫目倶楽部。ネタばれすると思うのでご注意を。埋め草で由無し事をくっちゃべります。
場所は池袋、シアターグリーン。ここ1ヶ月ほどの間にサンシャイン(℃-ute)→芸術劇場(岡田唯Berryz工房)→シアターグリーン三好絵梨香)と池袋の主要劇場をはしごしていて、ベリキューは行ってる人多いだろうけど、ココまでは手が回らないだろうと自慢にならないようなことで喜んでいます。わはは。
目的としては言わずと知れた三好絵梨香さんでして、高崎の撮影会も、相模湖のバス旅行も行っていない身としてはココが 6.29 以降初の現場でゴキゲン伺いというのは少なからずありました。元気そうでようござんした。
となると…6.29 以降一番ブランクが長いのは石川さんという事になってしもうた。高崎も国立競技場も音楽ガッタスイベントも縁がないというかほぼ自滅だったんですけど、来月の音楽ガッタスライブまで約半年か。我ながら凄いな。でも来年はこれ以上の間隔は充分にありえるから準備という意味では良かったのか知れない、ということにする。
んで。感想。
席は前から4〜5列目のほぼ真ん中。座ると舞台上の演者とバッチリ視線が合う高さで最初は全てが僕に向かって演技してくれてるような感覚になり、テレやらナンやらで最初はケツの座りがヒジョーに悪かったです。オープニングの「猫目倶楽部のテーマ(仮)」は椎名法子さんとほぼ0ズレ。ある意味神席だったとも云える。座高が高く育ってくれてありがとう。
あらすじは

とある大学のカフェの掲示板。
この掲示板にある言葉を書き込めば「猫目倶楽部」という絶世の美女3人組が、恋の復讐をしてくれるらしい。
…恋に傷ついた乙女達に瞬く間に噂は広まる。


「あなたのハート、奪ってあげる」

てな感じで「猫の目の様に目まぐるしく変わる人の気持ち」を縦糸、横糸に「キャッツ・アイ」「チャーリーズ・エンジェル」「シティーハンター」を4で割ったようなものを散りばめて展開し、どこかで見た様なオチに収束します。個人的にはこういう水戸黄門的な展開は好きですし、安心して観ていられる事もあって面白く観てました。
小ネタもほとんど美勇伝ネタ。「愛すクリームとMyプ律樹(←役の名前)」とか「ギュー」とか「(怖い先輩は)石川さん」とか。ゲストの岡やんはベリの舞台とほぼ同じノリで面白いアドリブとフォローを飛ばしまくってました。男の役者さんが噛んでセリフをとちった時、「ギューするで」とボソッと呟いてたのは舞台が壊れる臨界点寸前。
気になった点としては、「Brutal Dogs(残酷な犬)」という敵の生業が「結婚詐欺」という「組織」という割には何となく迫力不足だったことと、騙す側の男性の心理描写が典型的というか淡白で「悪の美学」というにはちょっと程遠かった。女性の描写が丁寧だっただけに男の側としてはも少し多彩な男性心理の描写が欲しかったかも。あとは冒頭で三好ちゃんが「私はパンチとかキックとかしてる方がむいてるから」と言ってたからアクションがあるのかなと思ってたんだけど、終盤で「猫目倶楽部は暴力は使わない」とのたまってたのは若干ズッコけた。
とまぁ細かい所でアレッとなるんですが、出演してた女優さんが多彩つーか皆さん綺麗でしたので目の保養になりました。「第三の女」弥香さんのあの髪型は反則だと思った。らってチラシと違うんらもん。