BOTH WINGS OF AN ANGEL(承前)

――続いて、衣裳班。パーティーで着る7人の衣裳をスタイリングしてください。
矢島「ちっさー、トナカイ!(即答)」
岡井「トナカイ〜!?(笑)」
矢島「で、なっきぃ、雪だるま」
中島「動きにくいじゃん!(笑)」
有原「愛理はね〜、ドレスみたいなの着てほしいんだよね」
梅田「お姫様?」
有原「そう、お姫様になってほしい」
矢島「えり、王子様でよくない?」
梅田「えーっ、王子様ヤだ」
矢島「いいじゃん、カッコイイよ」
鈴木「私、舞美ちゃん、王子様って感じする」
矢島「私?」
鈴木「髪の毛、キュッと結んで」
有原「じゃあ、舞美ちゃんが王子様で、愛理がお姫様」
矢島「えり、どうする?」
有原「めちゃめちゃミニスカートのサンタさん」
梅田「何それ〜(笑)」


if の話(X'mas Ver.)−「Kindai」2009年1月号

続き。
℃-ute というユニットの両翼(別名:端っこ)を梅田えりかさんと担う事が多い有原栞菜さんですが、上のインタビューに見られるようなパスの捌き方はウイングというよりは、レジスタに近い。そう考えるとウイングは「ちさまい」に任せて「梅栞」はバックス。中途半端に上がるリベロと「℃-ute」の壁、素晴らしいぢゃないか。
というバカ話はさておく。
相方のえりかさんが外見と中身のギャップが俎上に上がるのに対し、栞菜さんは感情のふり幅が激しい気がします。笑いの沸点は誰より低いけど、藤本美貴さんばりの素の表情を見せるオフ。まさに「一人テンション上げ子下げ子」状態。明るさの中にふと垣間見える「暗さ」が表情に何ともいえない艶を与えていて凄くいいなと思うときがある。
ただアゲアゲの時は空を飛びそうなくらいなのに、一度凹むと穴が掘れそうなくらいの危うさがあるので、今後はオンオフを上手くコントロールするのが課題と言えば課題でしょうか。表情にはそのあたりが上手く出てますけど、歌声にはまだまだ乗ってない。技術的なものもあるのかもしれないけど、棒読みっぽく聞こえることが多いので内面のうねりを上手く乗せられるようになれば、面白い事になる気がする。
℃-ute がこれからもっと高く飛ぶには強い翼が必要で、その翼が彼女達であればいいなと勝手に思っております。はい。

えりかの花言葉「孤独」「謙遜」「休息」「心地よい言葉」「博愛」


かんなの花言葉「情熱」「尊敬」「堅実な生き方」「妄想」


花言葉事典