ビッグ・ザ・ブドーカン


行ってきました、シャ乱Q@武道館。という訳でネタばれ注意…は必要ないか。
「感謝!ハタチのシャ乱Qみんなでお祝いだ!日本武道館フェスティバル〜長いよ〜」という名の通り、すげー長かった。リハーサル遅延の影響で40分押しで14時40分開演、途中2度の休憩を挟んで終演が20時45分。1日の4分の1を天空の城で過ごした計算になります。席が席だったんでほとんど座ってみてたんですけどラストは頭がクラクラした。
書いててもすっげー長くなったので全体的な感想を書いておきますと「シャ乱Qだけ」を見に来たお客さんは怒ったかもしれない。

34. 上・京・物・語
35. いいわけ
36. My Babe 君が眠るまで
37. パワーソング
38. 愛するということ(新曲:表記不明)
39. 大阪エレジー
40. シングルベッド
41. ズルい女


アンコール
42. 涙の影
43. 空を見なよ

KAN や森高千里ならまだしも、訳の分からないアイドルユニットとそれに追随するキモヲタを見せられて、やっと出てきたと思ったら、たったの10曲、1時間ポッキリで終了となれば、自分だったらちょっとキツいかも知れない。現に隣のシャ乱Qファンのお姉さん達はそういう話をしてましたし。でも喉の調子のことも知っててそれはあるかもしれないねとも言ってた。曲中はそういうものをほとんど感じさせず、やっぱこの人の本分は「歌手」なんだなぁと感心しきりでしたが、曲が終わるごとに水を飲んでたから、実のところギリギリで勝負してるのかもしれないとも思った。
とはいうものの、ハローも好きですがシャ乱Q も好きだったりするので疲れたけど、楽しいコンサートでした。少しキーが変わってたけど大好きな「上・京・物・語」が聴けたし、「ズルい女」のホーンセクションはやっぱりシビレる。日頃はキノコだハゲハゲタコラと好き勝手な事を言わしてもらってるまことさんも、たいせいさんも本来のフィールドだと凄くカッチョいい。はたけさんも含め、ああいう40代を迎えたいなとちょっぴり思った。まだ先の話ですが。
それと。
あの事務所はやっぱりアイドルというよりは歌手ありきだなというのを再認識した。その辺がハローの魅力と分かち難い所であって、僕が好きなところでもあるので表面的には色々あるだろうけど根本的なその辺は大切にしてもらえればと思った。ハローの子にしろ、NGP!の子にしろ、ああいう大舞台は貴重な経験だろうし、いつかは、という野望をボーボー燃やしてほしいですね。明日から。
ひとつあるとすれば、ゲストの一部の「カラオケ」部分。ベースやホーンセクションでサポートミュージシャンを呼んでるんだから、全編惜しみなく使い切ってほしかったです。ハローだけならまだしも、山川豊さんや五木御大もだから、差別の基準がよく分からん。
エルセーヌや角川をスポンサーをつけた「お祭り」にしてはケチ臭く感じられたんですけど、第1部を見て勝手に盛り上がった自分が悪いのでこの辺にしておく。
以下、勝手に3部構成でだらだらと。長いよ。

○第1部
  • 01. オープニング(モーニング娘。Berryz工房℃-ute・THEポッシボーキャナァーリ倶楽部
    • 「20年〜♪」と連呼しながらハローと NGP!のメンバー登場。元曲は娘。のボンキュBOMB。多分。
    • 衣装はワンダコンで着てたような衣装。娘。が赤、ベリが黄緑、℃がピンク。ポッシは「いじわるCrazy Love」キャナは「瞳がキラキララ」。多分。
    • 後半で娘たちが2手に分かれ、真ん中からシャ乱Qメンバーが一人ずつ登場。往年の「ドリフ大爆笑」のオープニングのようで壮観。
  • 02. 18ヶ月(シャ乱Q
    • デビュー曲。一瞬何の曲か分からなかった自分がつらい。
  • 03. こんなにあなたを愛しているのに(シャ乱Q高橋克典
    • 総合MCは元日テレアナの小倉淳さんとやぐっつぁんまこっちゃん
    • 高橋さんとはデビュー時からの付き合いでスタジオも隣同士だったみたい。
    • つんくさんとはプライベートでも親しい。通り一本隔てた反対側に家。
    • 本日初日の映画版「只野仁」の宣伝をして帰っていきました。歌は上手かった。
  • 04. 明日が来る前に(シャ乱QFUJIWARA
    • 大阪で売れなかった頃、曲を書いてもらったけど全く売れなかったらしい。
    • つんくさんは売れなかったのが悔しかったようで、後にセルフカバーしたそう。
    • フジモンはお約束のやぐっつぁんとの対決、「恋レボ」のフリまねで「ホンマはこっちやりたかってん」。
  • 05. ラーメン大好き小池さんの唄シャ乱QGAKU-MC
    • GAKU-MC って久しぶりに見た。DA・YO・NE 以来?
    • 典型的ヒップホッパーが持ってるギラギラ感がなく、枯れた感じが凄く独特。
    • 小池さんのラップアレンジは面白かった。オッサンの合いの手がいつもと同じ。
  • 06. KNOCKIN' ON YOUR DOOR(つんく黒沢健一L⇔R))
    • 黒沢さんとはビートルズのカバーアルバムを制作した時以来の仲。大体8年。
    • ノッキンオンを歌うのは12年ぶりぐらいだったらしい。
    • 黒沢「不安なのでつんくさん一緒に歌ってくださいよ」
    • つんく「12年ぶりの貴重な曲をこんなところで歌っていいんですか?」
  • 07. Nowhere Man(ひとりぼっちのあいつ)(つんく黒沢健一・KAN)
    • 「I'm John Lennon」と怪しげなカツラを被り KAN さん登場。そうか、命日近いですもんね。
    • 達者な英語でひとくさりお祝いの言葉。ジョン・レノンという設定なので通訳登場。
    • 歌の際、ジョンレノンが「ワンツースリーフォー」とカウントを取った後ろで通訳が「イチニーサンシー」といちいち訳すところで落ち。
    • これまで微動だにしなかった前列の中年のオジサンがいきなりリズゥとり始めたのはビックリした。
  • 08. 愛は勝つ(KAN・つんく黒沢健一
    • つんく「KAN さんがいるから大丈夫だと思ってこの事務所に入った」
    • KAN「でも結局(指で輪っかを作って)コレですよねぇ」
    • 曲は久しぶりに聴いたけど、いい具合に枯れたというか無理していない発声に安心。あの頃喉を壊しかけてたし。
    • ピアノを弾きながら歌うKANさんのいでたちはジョン・レノンというよりは寧ろビリー・ジョエル
  • MC. シャ乱Qレアグッズが当たる抽選会(安倍なつみタイムマシーン3号、抽選:Berryz工房℃-ute
    • 安倍さんにとってベリキューメンバーはいつまでも「キッズ」なんだなぁ。
    • 「梅ちゃん」「背のびたねぇ(→熊井ちゃん)」「岡井ちゃんかわいいねぇ」などなど。
    • 抽選は13人分でベリキューで交互に引いてたので栞ちゃんだけが引けないまま終了。酷い。
    • 第1部はシャ乱Q(というより寧ろつんくさん)ゆかりの方が出てきて、曲で往時を懐かしむという構成。
    • 曲自体は若い頃聞いているので懐かしかったし、生演奏でとてもよかった。
    • この後出てくるハローのメンバーも当然生演奏で歌えるものとこの時点ではすごく期待。
  • 休憩(はたけ、たいせい、まことソロイベ、シャ乱Q の歴史を振り返る)
    • DVDマガジンシャ乱Q版。
    • はたけさん「冷蔵庫にあるもので酢豚を30分以内に作って☆いくつを獲得できるか」
    • 審査員の中に℃の現場ではおなじみ、元経理の吉松さんが入っていて爆笑。
    • 「酸味が絶妙」ということで☆三つ獲得。
    • たいせい「生中継でマリオカート(?)を小学生と勝負」
    • ギャラリーにポッシとキャナ。「頑張ってください」というもののかなり微妙な雰囲気。
    • デッドヒートでハゲハゲタコラ敗れる。雰囲気微妙のままフェイドアウト
    • まこっちゃんはひたすらグッズの通販番組。
    • バックに出てくるおばさんの合いの手がひたすらウザい。
○第2部
  • 09. スッピンロック小川真奈
    • やぐっつぁんの「ここからはフレッシュな方々に歌ってもらいま〜す」で客席(の一部)ヒートアップでいつもの光景。
    • カラオケで一気に萎える。
    • シャ乱Qに演奏させろとは流石に言えないけど、ベース、キーボード等、サポートミュージシャンはいたのだから生演奏やっても罰は当たんないと思うんだけど。
    • ハロメンの出番もいつもと同じ事が予想でき、内心複雑な思いを抱えながら見ることに。
  • 11. ヤングDAYS(THEポッシボー
    • ポッシトレイン(7両編成)でまたもや笑いの渦に巻き込まれて、生きた心地がしなかった。
    • ビートルズおじさん」家族とともに席を立つ。二度と戻らず。
    • これと同じような事が神宮の花火大会でも起こってたという事か。
  • 12. マノピアノ真野恵里菜
    • つんく「そこらの17歳にはない『ピュア』さを持っている。これからいろんな色に染まっていけるよう頑張ってもらいたい」
    • 「ポッキー四姉妹物語」に出演する事を(矢口さんが)さりげなくアピール。
    • 聴いたのは9月以来だけど、あまり上手くなった感じがしない。まだ音程を探しながら怖々やってる感じ。
  • 13. まっさらブルージーンズ℃-ute
    • 小川「みんな大きくなってて、雰囲気が出てきた」
    • 曲としては「わっきゃない」だけど CD ではこっち、ということか。
    • 生演奏でスラップベースが聴けたかと思うと返す返すもカラオケが残念。
    • 矢島ちゃん完遂。上手くなった。
  • 14. あなたなしでは生きていけない(Berryz工房
    • うほー。
    • 声の出し方とかダンスとか当時と格段に違うけど、フェイクの入れ方がややぎこちなかったのは久しぶりのせいか。
  • 15. ジンギスカンBerryz工房℃-ute
    • 2部に入って始終つまんなそうにしてた隣のお姉さんが急に手拍子。やっぱ人口に膾炙してる曲は違う。
    • 途中で全身白タイツのゴールダスト風味の男が乱入。フリコピして去っていく。
    • 小倉「あれ、たいせいさんですか?」
    • つんく「背格好からしたら多分そうやけど、確かめる術はないんで、KAN さんかもしれません」
  • 16. モーニングコーヒー中澤裕子安倍なつみ
    • 怒号のような PPPH。やりすぎだと思うけど姐さんが明らかに煽ってたもんなぁ。
    • 2番カットの TV サイズだったので、「裕子」コールをやれなかった無念さのようなものがあちこちで浮遊してたように感じたのは気のせいか。
  • 17. 会えない長い日曜日藤本美貴
    • 歌詞飛ばしすぎ。2小節分ぐらいすっ飛ばしてたのでちょっといい加減にしてほしかった。
    • 声に大分丸みが出てきていい感じ。
  • 19. 渡良瀬橋森高千里
    • うーむ、いい具合に年取ってるな。
    • 歌声が現役の頃とほぼ変わんないのもある意味凄い。
    • こうやって聴くとまっつーのはまだ攻撃的に聴こえるところが不思議。
  • 20. 気分爽快(森高千里黒沢健一・たいせい)
    • たいせいさんが完全にファン視線で、黒沢さんもかなり嬉しそう。
    • 気分爽快は黒沢さんが書いた曲らしい。ここで初めての共演。
    • 小倉さんに至っては「出演者に森高さんがいたのを見つけ一発で引き受けた」
    • つんく「こんなところで復活してもらってすみません」
    • 加藤「さっきのシャ乱Qですけど、私は森高さんがいたから今の事務所に決めました」
    • 全員ミーハー状態なのが面白かった。もちろん生演奏。
  • 21. ニューヨーク物語(山川豊
    • オッサンが2年前に書いた曲らしい。
    • 山川「最近こういう演歌もやっと受け入れられるようになりました」
    • 演歌の世界は力関係がよく分かんないんだけど、生演奏じゃないのはそれだけの扱いと言う事なのだろうか…
  • 22. 遠くで汽笛を聞きながら(堀内孝雄・はたけ)
    • 自分が歌ってるのに曲中ひたすらはたけさんを持ち上げまくるべーやんが面白すぎる。
    • 普通合いの手に「行くぞ!」とか言わないと思う。
    • 全てが過剰すぎる。
  • 23. 凍て鶴(五木ひろし
    • あれ?御大なのに生演奏じゃない。
    • 用意したサポートミュージシャンで、再現は人員的に無理だという事なのだろうか。ハローはともかく
  • 24. 冬の稲妻(堀内孝雄五木ひろしつんく
    • アリスキター。
    • チャンピオンとかだったら尚よかったけど冬だから仕方がないな。
    • 五木さんは「君の瞳は…」の方を練習していたようで、こっちは想定してなかったらしい。
    • べーやん「コード進行殆ど同じだから大丈夫だって」
    • 歌いながら次の歌詞を誘導するベーやんが素敵すぎた。
  • 25. 君の瞳は10000ボルト(即興:堀内孝雄五木ひろしつんく
    • 五木御大が楽屋等で相当練習していた曲らしい。
    • 冬の稲妻が終わったあと、無理やり弾いて半分ほど歌わせる事に成功。
    • 五木さんのお茶目さは意外な発見。
○第3部
  • 30. リゾナントブルー(モーニング娘。
  • 31. MADAYADEBerryz工房
  • 32. FOREVER LOVE℃-ute
  • 33. LOVEマシーンモーニング娘。Berryz工房℃-ute
    • お役御免のはずのベリキューまで再登場で嬉しかったものの、フォーマット自体はワンダコンと同じものだから別段面白くも何ともない。
    • カラオケだし。
    • 現体制の娘。とベリキューに武道館の場数を踏ませるのが目的と思えば目くじらを立てる必要はなし。
    • ベリキューの新曲のダンスを見て思ったのはベリは上下の動き、℃は平面の動きが特徴的。
    • 特に℃の中腰で前後にステップを踏むあの動きは今までで一番難しそう。いいフォーメーションだった。
    • 正面からじゃあの動きのよさはわからんっちゅうに。

  • VTR(シャ乱Q の歴史を振り返る3)
    • やっと「上・京・物・語」でブレイク後の映像。
    • 構成としてはヘンだったな。
    • この時点で19時45分。


アンコール

  • 42. 涙の影
  • 43. 空を見なよ
    • この辺は前半部で。
    • いいわけラストのつんくさんのイッちゃった目つきが衝撃的。