イナヅマ☆モモコ

先日のハロプロ☆ミーティングはレポといいますか、あやふやな記憶に基づくメンバーの言行録に終始いたしましたが、本日はそれに基づいた感想を書きます。

1. 嗣永桃子さんとBerryz工房
2. バラエティと ℃-ute
3. エッチスケッチワンタッチ

のうち、まずは嗣永桃子さんに備わるいくつかの資質について考えてみた。

◆気遣い

(場面1)


新垣「じゃあ、後ろのみなさんでハロプロの売りはこれだって言いたい人いますか?」
(中略)
嗣永「はいは〜い!」
新垣「とうとう来ましたぁ。じゃあ桃子」
嗣永「あのぉ、私じゃなくてくまいちょーが何か言いたそうだったんで挙げてみました♪」
熊井「ちょっ」

イベントの冒頭ということもあり、安心感のある娘。に話を振っていたガキさんBerryz に向けさせた嗣永ちゃん。自分が喋るのかと思いきや無茶振りを装って熊井ちゃんに話を振ります。


こういうイベってベリキューのメンバーって空気になりがちなんですけど、それを打ち破るべくボールを捌いた嗣永ちゃんの気遣いに今日は違うものが見られるかもしれない、と期待したんですが他のメンバーは「いつもの」無茶振りと思ったようでスルーパスをスルー。熊井ちゃんのゴールは生まれませんでした、残念。
とまぁ味方へのパスがスルーされてしまったのは、いつもはガンガンドリブルを仕掛ける彼女のプレースタイルに原因の一つがありそうですが、もう一つはパスの受け手である Berryz のメンバーに「こういう場面では桃子に任せておけば何とかなるだろう」という一種の依存心のようなものがあるんだろうなぁということも強く感じました。

(場面2)


嗣永「舞美は?」
矢島「言っていいの?」
嗣永「やっぱ舞美はいいわ。えりかちゃんは?」
(ズコーッとなる矢島さん、とまどう梅田さん)
梅田「え…言っちゃっていいの?ジム?」

リーダーということで比較的喋る機会に恵まれていた矢島ちゃんはフェイント、ほとんど空気だったえりかさんにパスを回したのは GJ だったと思う。フェイントになったのは咄嗟だったのか彼女一流のアクションなのかは定かではありませんが、とにかく平等にボールを回そうとする彼女なりの気遣いは感じました。司会だっただけに。
「空気だった ℃-ute」についてはまた改めて。

◆頭の回転の早さ

嗣永「えーっとみなさん今までのはナシです。巻き戻しキュルルルル〜」

上の発言は嗣永ちゃんが司会を担当したコーナーで段取り間違いが発覚した際に出たものですが、後で道重さんと亀井ちゃんがツボったように「キュルルルル〜」というテープの巻き戻し音が秀逸だった。


予測不能のアクシデントに直面した時、その人の素が出るとよく言われますが、彼女のとったリアクションは予想以上。「段取り間違えました。すみません」と言っても良かった中での、それはとても面白かったですし、彼女の素のセンスが見られた気がする。
とはいえ、今回のアクシデントはその頭の回転の早さが招いたようにも思ったので、今後を考えると堅実に仕事すべきところは堅実にやったほうが良いだろうなと。バックパスも時には必要。その時は別のメンバーが前線に上がるべきなんですが、今回はそこまでのポリバレントは見られなかったな。今後の課題だと思います。

◆タフさ

田中「キショい」
須藤「いっつもこうなんで、放っておいていいです」
田中「モーニング娘。じゃなくて良かった」
夏焼「同じグループだけど、やっぱり桃は絡みづらい」
真野「嗣永さんがこんなキャラだって初めて知った」

前に出てすべり倒すキャラ冥利に尽きる言葉の数々。これだけの賛辞を受け続ける嗣永ちゃんは大したものだと思う。タフだという意味で。


というのは仮に Berryz工房ハロプロの事を知らない人が上の言葉だけを見たら悪口雑言ととる人が大半だと思うからなんですね。時と場面、そして人が違えば怒ったり、泣いたりするかもしれない言葉をいつも浴びているんです、嗣永ちゃんは。
だからといってやめろといってる訳ではないよ。さっきも書いたように彼女のスベリキャラを輝かせるには必要な言葉ですからね。しかし同時に人間は殴られればやっぱり痛いし、擽られればやっぱり笑ってしまう生き物であることを忘れちゃダメなんじゃないのかな?
とまぁ最後は贔屓の引き倒しのようになってしまいましたが、スベリキャラってのも意外に大変で誰にでも務まるものではないのだという事を強調して本日はスタコラッシュ。