ヴァンサンク

今回復帰の決意表明として市井が挑戦したのはロッククライミング。高所恐怖症の彼女にとってまったく未知の世界だ。舞台は長野県・冠着山にある坊抱岩。
(中略)
恐怖に体がすくみ、途中で一歩も動けなくなる市井。気持ちばかりが焦り、自分の情けなさに大粒の涙が頬を伝う。クライミングは人生の縮図。過酷な自分との戦いだ。市井は己の心になにを見たのか…。

 どうする、市井ちゃん?


という FLASH の記事。
構成としてはその顛末画像とインタビュー。ロッククライミングはともかく、インタビューは興味深く読みました。以下一部をつまみ食いします。小見出しは恣意的なものなので興味ある方は原文を読んだ方が良いです。

◆なぜ、ロッククライミング

市井「復帰第1弾として、この挑戦はなんとしても成し遂げたかった。でも怖くて動けなくて、途中登れなくなってしまって。クライミングの正式ルールでは本当はやってはいけないんですが、手足を岩から離してロープにぷら下がった状態のまま、とにかく悔しくて情けなくて涙が止まらなかった。心の中で、自分は今まで何かをとことんやったことはあっただろうかってものすごく葛藤しました。でも、とことん泣いてとことん悔しがって、それで自分を突き詰めることができたんです」

◆10代の頃

市井「すべてがってわけではないけど、10代のころは『どうにかなるさ』ってところが確かにありました。でも別に悪いことをしてきたわけじゃなくて、自分の中で突き詰めるってことに不器用だったんですよね。探し方がわからなかったりだとか、自分の力だけで探そうとしてしまったりだとか。だから、出□が見つからなくて諦めてしまったってことがあったんだと思います」

◆復帰に向けて

市井「母親になって、守りたいもの、守らなきゃいけないものができた。だから今は母親として、一人の女性として、自分のやりたいことに責任を持って取り組んでいきたい。夫も応援してくれてますし、そういう姿を見せることは子供のためにもいいんだって思ったんです。その子供も4歳と2歳になって育児が落ち着いてきた。さらに今年26歳になる自分の年齢を考えたときに、悔いの残らないようにやれるのは今しかないと」

◆で、何に?

市井「映画『ピンチランナー』に出させていただいたときに、歌の世界とはまた違う監督、スタッフや現場の雰囲気、台本を読んで全体的な場の流れを見てその役を演じるってことが楽しかったんですよね。それで、ずっと興昧を持っていたお芝居を本格的にやらせていただきたいと思って、1年くらい前から演技レッスンを受けているんです」

◆かつての仲間とは?

市井「(中略)これまでモー娘。のみんなとは連絡をとっていなかったので、いつか何かの番組でメンバーと共演したいですね」


矢口「何年かぶりに雑誌で見て、生き生きとした表情だった。これから頑張ってほしい」
石川「一緒に活動した期間が1か月くらいで。またどこかでお会いできれば」


同期・矢口真里が市井紗耶香にエール
矢口&石川が市井紗耶香にエール

◆これからの抱負

市井「『頑張ります』『応援してください』って、そんな簡単な一言は言いたくない。変わったんだなって思っていただけるくらい成長した姿を見せられればと思つてます。少しずつからですが、よろしくお願いします」

…根っこの所は変わってないなぁ。まぁそこが好きだったんで。