Tiger Freezing

石川梨華さん主演?舞台の「タイガーブリージング」に行ってきました。後半若干ネタばれします。
そのまえに赤っ恥をひとつ。
4月で M-LINE クラブの会員期限が切れたこともあって、今日は公演の前にグッズ売り場で継続更新をさっさと済ませてしまおうと珍しく開演10分前に紀伊国屋ホールに入ったのですが、見回せどそれらしいブースは見当たらず。何故だ?としばらく考えてたのですけど、何のことはなく今日は「大人の麦茶」の公演なんだからあるわけがない。
いやー我ながらアホだなぁと頭をぽりぽりかきながら、会員証をしまいかけたところでハニワ顔。なんと期限切れは4月じゃなく3月だったのでした。これでは STB139 の申し込みができないではないか…ママン。
と開演前に若干ながら心の中でブリザードが吹き渡ったのでした。

寒々しい前フリおわり。本編。



今回のタイトルの「タイガーブリージング」って、


Tiger Breezing


だと思ってました。
直訳で「虎のそよ風」。意味が分かんないですけど、深い意味があるのだろうと思ってたのですが、舞台が始まっての冒頭で石川さんたちがヨガをやり始めたのを見て謎が解けた。
そう、「ブリージング」って呼吸のことで、正解は


Tiger Breathing


だったんですね。「緊張で高鳴った心臓の鼓動が、ゆるやかに元の早さに戻っていく。このタイガーブリージングの時間が、私は好きです。」とパンフレットにも書いあるではないですか。くほー、とんだ赤っ恥ダヨ。
とまぁネタばれ嫌いが過ぎるとこういった勘違いが如実に増えてそのうちエラい失敗をやらかしそうですが、今のところ面白く過ごしているので良いのではと思っているのでやんす。



お話はそのタイガーブリージングが持つ(と思っている)呼気と吸気、緊張と緩和というファクターの対称性を随所に散りばめながら進んでいきます。男と女、親と子、いじめっ子といじめられっ子、2010年と天国、そして「大好きな人の短所」と「大嫌いな人の長所」。
舞台装置まで半分にぶった切ってあって、左右で別の話が展開するというその徹底ぶりと言いますか、きちんと作ってあるバックグラウンドがとても面白かったです。もっとも座席が上手側で、ほとんどがこちら側で演技する石川さんを堪能できたからこそ言えることなのかもしれませんが。
個人的にはタイガー&石川なんで阪神が出てきたり、ヨガなんだから「ムカイノチュウゴクジン」ではなく「トナリノインドジン」の方が嬉しかったりするんですが、あの中国人は間合いの外し方が大好きなのでそのままで。そこかしこに「トゥーオーワンオー(2010)」が出てくるのは2010年寅年ということもあるんだろうね。
以上大枠について書いてきましたが、各自のキャラクター等については千秋楽の時にやるつもりですがビジュアル的な見所を書いておくと、

・エプロン姿の石川さん
・やきもち焼いた石川さん
・肩等を抱かれる石川さん
テンション上げ子な石川さん
・ピストルを持つマランドロな石川さん
・石川さんの生歌
・仙パ ry)

こんな感じでしょうか。