ヲタ・イン・ワンダーランド(超アウェイ編)

まずは舞台構成ですが、西側にメインというかモデルさんが出てくるステージがあり、センターから花道(ランウェイ)が伸びてサブステージ(メイン?)に繋がるというハロコンではおなじみの構成でした。違っていたのは西側アリーナの後方に協賛企業のブースが入っていたことでしょうか。
ちなみにぼくは南側2階の最後部の天空席でランウェイを眺めるのを基本に必要に応じて適宜移動しておりました。
で。

◆超アウェイがなぜかホームだった件

客層の方は案の定女性ばっかりで見かけ上は超アウェイだったのですが、不思議なことに入場したときからそれほどアウェイ感を感じませんでした。首をかしげながら周りが寛容なのかぼくが鈍感なのかぐらいに考えてたんですが、最後になぞが解けた。
最後のショーが終わり、残りがライブだけとなって会場が暗転し「アジア最高の歌手」と東方神起ジュンス君の姿がスクリーンに映し出されると、ギャーという黄色い?大歓声とともに多数の女性がスタンディング&赤いサイリウム点灯。


そう、会場の大多数はヲタだったのです。
性別は違えど同類なんだからそりゃアウェイを感じる訳ないわな。


それにしても面白かったです。ジュンス君ヲタ(もしくは東方神起ヲタ)の方々は。
まず歓声が凄い。「キャー」というよりは「ギャー」に近いような感じで、ジュンス君がジャケットをピラッとめくると、

ギャー。
腰を振ると、ギャー。
女性ダンサーとセクシーに絡むと、

ギャー。
もう声色は違いますが、度の過ぎた熱狂は滑稽味すら感じるというのは共通で、ここはハローの会場かと錯覚するほどでした。もっともラストの「ギャー」は「女性ダンサーぶっ殺す」という呪いの様なニュアンスも混じっていてお腹を抱えて笑い転げながらもスーッと背中を薄ら寒いものが走ってましたが。ハローではそういうことはないけれど、舞台ではあるかもな。
でも彼女達にとっては東方神起が活動停止を表明して先行きが良くわかんない中での待望のライブパフォーマンスですから、ぼくがえりかさんの夢への第一歩を見届けに来たように、彼女達も彼のライブをものすごく楽しみにしてきたに違いないんですよね。という訳でかなり面白がりながらも何となくシンパシーも感じておりました。
ジュンス君のパフォーマンスですが、初めて拝見してもその凄さはよく分かりました。目的とは違うところでいいもの見たなぁというお得感が嬉しゅうございました。はい。

24. 6th live performance(XIAH junsu)
・Intoxication
・XIAHTIC