ガラパゴスの娘たち

Berryz工房のコンサートを観に、渋谷C.C.レモンホールへ行ってまいりました。ネタばれ注意…かな。


2005年の秋に青サイリウムを振って以来、ベリちゃんのコンサートは年中行事の一つとして観に行っておりまして、今年もその流れで予定に組んでました。ただ、今年はせっかくフラットな立場を得たということもあり、娘。と℃-uteを含めた3ユニットの印象がどれだけ違うのか試したくなりました。
とはいえ会場やら席を完全に揃えて条件を統一するのは至難の業ですし、そこまで揃えてもあまり意味のないことなのでせいぜいファミリー席で観た場合の印象で統一してみました。身体を動かせませんので、ダンサーズハイのようなものが一切ない感想になっておりますが、それでもよろしければ以下第3弾どうぞ。今日は全体の印象にとどめます。

◆全体の印象

全体を通して一番感じたのは、いろいろ詰め込みすぎて消化不良を起こしているなと。
事前のシングルやアルバム名が「雄叫びボーイ」「雄叫びアルバム」と来て今回のツアータイトルが「海の家 雄叫びハウス」。したがって今回のツアーではニューアルバムを引っ提げて夏っぽい曲を中心に歌っていくのかなと思ってました。
しかし、コンサートが進むにつれ…確かに夏の曲は多かったのですが、すごい初期の曲も多かったような気がする。総決算のコンサートでこのあと解散するのかなと思ったくらい多かった。
そのせいかニューアルバムの収録曲は全部歌ってたのかと疑う始末。や、今回も予習をせずに行ったので全部歌われてたのかもしれませんが、やはり印象の薄さは否めない。アルバムの出来としては微妙なのだろうということで結局買いませんでした。
まぁそんなわけで当初抱いていた印象が尽く外されたうえに何が狙いなのか良くわからず、今までベリのコンサートはツアーコンセプトに沿った構成でうらやましく思いつつ、かなり好感をもって観ていただけに今回のコンサートの中途半端さにはややがっかりさせられたというのが正直なところです。


あと。
やっぱメドレーは駄目だわ。娘。の時も思ったけど、あれだけ持ち歌があるのにメドレーでダイジェストを作る意味が全くわからん。好きな曲が入ってただけになおさらがっかりでした。
というわけで今春のモベキ3ユニットのコンサートの印象は


℃-uteBerryz工房>娘。


となりました。結果としてはやや意外だった。
各論は次回以降で。

Berryz工房コンサートツアー2010初夏〜海の家 雄叫びハウス@C.C.レモンホール夜公演

01. 寸劇〜マジグッドチャンスサマー
02. メンバー紹介V(BGM:恋はひっぱりだこ
03. ライバル
MC. 挨拶(小話:須藤茉麻
04. 恋の呪縛
05. 友達は友達なんだ!
MC. 嗣永桃子須藤茉麻
06. ヤキモチをください!(清水佐紀徳永千奈美菅谷梨沙子
07. グランドでも廊下でも目立つ君(須藤茉麻熊井友理奈)
08. 愛には 愛でしょ(嗣永桃子夏焼雅
MC. 劇「海の家 雄叫びハウス」 (約15分 着席観賞)
(劇中歌)
09. 夏わかめ
10. マジ夏すぎる(ボイスパーカッション)
11. 夏 Remember you
(メドレー)
12. 安心感
13. パッション E-CHA E-CHA
14. ファイティングポーズはダテじゃない!
(以上清水・嗣永・夏焼・熊井)
15. BERRY FIELDS
16. 夢でドゥーアップ
17. 図書室待機
(以上徳永・須藤・菅谷)
18. 行け 行け モンキーダンス
MC.
19. 青春バスガイド
20. 流星ボーイ
MC.
21. 雄叫びボーイ WAO!
22. 友情 純情 oh 青春
(アンコール)
EN1. 本気ボンバー!
MC.
EN2. Bye Bye またね