距離の暴虐

 8月に入り、暑さも増してきた気がします。去年の辻ちゃん加護ちゃん卒業の日も暑かった。と知った風な口を利いてますが、実は行ってませ〜ん。FCで外した上に相場もエライことになってたので、無理をせず断念しました。4期が何か云うだろうと思ってたので、死ぬほど見たかったですが。
 あの時は丁度カバーでない新曲「あぁいいな!」がお披露目で、つい買ってしまいましたが、一年後のシングルMissラブ探偵はA面とc/wもほぼ同じ作家陣のようで。「曖昧ミー体制(仮)」。どう転ぶか分かりませんが、現時点では外野ながら楽しみでありんす。
 さて(いしよしつじかごver)。
 話題は変わりますが、昨日夢に見た故郷長崎でのモーニング娘。のコンサートで長崎市公会堂が出てきたのですが、調べると娘本隊のライブでは稲佐山公園特設野外ステージ」が本当でした。2002年9月8日。ごっつぁんの卒業公演、横アリ3daysの直前だったよう。そういえばお盆で帰った時にしきりにアピールしてた気がする。群馬でのヲタバスにもびっくりしましたが、地方公演だと何か自治体ぐるみのような様相を呈してた気がします。今は分からんけど。
 参考、稲佐山からの夜景(よかとこやけん、一度は来んね♪)
 千奈美に公会堂の公演も確かにあって、おとめ組のコンサートでした。長崎での娘関連の公演はこの2回ポッキリ。
 ついでに。1998年の渋谷公会堂でのファーストコンサートから今年のラストと思われる群馬県民会館まで、延べ253日のコンサート日数があるのですが、地方別に並べると

北海道10日 占有率4%
東北21日 占有率8.3%
関東63日 占有率25%
中部59日 占有率23%
近畿46日 占有率18%
中国16日 占有率6.3%
四国3日  占有率1.2%
九州・沖縄35日 占有率14%

となり、東京・名古屋・大阪を含む3大都市圏で7割近くを占めてます。まぁ他のアーティストのツアー分布との比較やヲタの人口分布で割り返して、ヲタ一人における公演数などを出せば、この数字もそれなりに意味を持ってきますが、現時点では「地方が干されてる印象」ぐらいの曖昧な意味しか持ちません。*1まぁそれを承知で論を進めると、ハロプロで一番公演してる娘。でもこういう傾向だから、美勇伝だと「距離の暴虐」は、さらに顕著になります。今回やっと仙台が加わったものの、まだまだ大都市偏重で全国展開にはほど遠い。
 かつてオーストラリアは一番つながりの深い大英帝国との空間的距離に苦しみ、その「距離の暴虐」からの脱却に時間がかかったそうですが(「距離の暴虐」というのはオーストラリアの歴史学者ジェフリー・ブレイニーの名著の表題)、美勇伝に関しても同様で一朝一夕で片付かない問題というか課題・目標。
 だからといって今すぐ全国展開しろというのも無茶な話だし、東京に棲む僕が云うのも傲慢な物言いでいい加減にしろという感じですが、僕自身も来年どこにいるかも不透明だし、そういう覚悟は必要だろうということで文章にしてみました。まぁ現時点では東京にいることを幸運と思ってその機会を活かしたい。
 早い話がライブ、FCの集い当たれということですw
 コンサートに関してもう一つ。
 現場デビューしてまもなく6年になりますが、実は娘。に限らず、「野外コンサート」というものを一度も経験していません。夏は矢張り野外という方も多いのではないでしょうか?炎天下で灼け付くような、もしくは満天の星空の下でやるライブには何か憧れを持ってます。実際はそんなロマンチックな物でもないかもしれませんが。これに関しては地方が有利と思われ、僕が逆に「距離の暴虐」を感じております。いや「金銭の暴虐」ダナ・・・
 渡辺美里さんの西武ドームライブ一回は行きたかったなぁ〜。

*1:千奈美に宮城で延べ9日、広島で5日、福岡で15日です。