和敬静寂(ネタバレ注意)

 いや〜いい競馬でした。第66回菊花賞^^。
 ディープインパクトが見事三冠制覇。いつも殺伐としているWINS後楽園がゴールの瞬間拍手喝采です。初めて見ました。武豊騎手をはじめ、これだけの馬を無事に育て上げ、ターフに送り出してくれたスタッフの方々にも拍手を送りたいです。
 勝者に拍手を送るのは当たり前ですが、2着のアドマイヤジャパンにも拍手を送りたい。鞍上の横山典弘騎手の「簡単には勝たせないし、あわよくば・・・」の騎乗に脱帽、心意気に痺れました。結果が出なかったのは厳然たる事実なんだけど、トライしないと結果さえ出ない。やっぱ「何とかしてやろう」という気持ちは大事ですよね。うむ、明日は少しマシな自分になれるかも・・・勇気を頂きました。内心ワーワーだけど^^。
 さて、その後のなっち紺。
 石川梨華さんに入れあげてるいちヲタとして、安倍なつみさんという存在はリスペクトの対象であり、いつか追いついてほしい高みの存在、目標なワケでいわば敵情視察。「敵を知らばナンとやら」というヤツです。半ば冗談。
 各論は例のごとく別項でボチボチ纏めますので、はじめに総括から。
 上から目線で恐縮ですが、楽曲ごとに聞くと「さすがなっち」と唸らされました。特になんだろう…歌そのものを聞かせると言うのかな?フリは最小限で「動かずに魅せる」というものを感じました。やっぱスゴイやと安易な結論に落ち着くのですが、歌とフリさらにはマスゲームという「総合芸術」になれてきた者にとって新鮮でした。行ってよかったよ。勉強になった。
 んで、全体を考えると「うわっ持ち歌じゃねぇのが・・・」みたいなのが何曲かある。よく考えると、過去の自分「モーニング娘。だった安倍なつみの楽曲たちを現在の「安倍なつみが歌い上げるという構造になってる。別段おかしいことは無い。こういったコンセプトはなっちならではで、他には裕ちゃんやかおりん、圭ちゃん、(そして矢口)に許されるものなんでしょうけど*1、ソロになってからのなっちの楽曲をもっと聴きたかったなぁと言うのが正直な所です。それだと足りないのかもしれないけど。
 まぁMCでなっちも「モーニング娘。時代の(古い)曲を歌い届けられて幸せ」とも言ってたし、「愛ひとひらが聞けなかった恨み節の部分があるので、外野の戯言として忘れてください。
 カントリー娘。に関しては、春の美勇伝紺でも感じたのですが、もっと自分達の歌を歌いたいだろうなというのが印象。スキルも上がってると思うし、今回の楽曲も自分らでやっていくという気概を感じた。合同紺ではなく、もっと簡単でもいいから単独紺が実現できないのかなと思ったのですが、上手い対案を出せず申し訳ない。

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*1:来週の美勇伝紺で「♪ホーホラ行こうぜ!」なぞ流れたら泣くと思う、別の意味で