脳内の幽霊

 さて、娘。紺。@横須賀の感想。昨日上げようとして夢の国へ逃避した分。
 結論から言うとやっぱり楽しかった。一人一人のマンパワー!!!というかクオリティがすごく高くて、輝いてるなぁと。3ヶ月という長丁場のせいかセットリスト一つ一つをとってみても武道館の頃よりアジャストされてて、安心して見てました。武道館のときはまこっちゃんが唯一引っかかってたんですが、それも錯覚かというくらい良かった。アイドルシーンという枠に押し込めとくには勿体無いなと。
 ただ、それぞれの楽曲に対するクオリティが現時点で至上であるからこそ見えてくるものもあり、僕の場合見えてきたのは「オリジナルメンバーが歌ったモノ」とどっちがより好みか?というある意味残酷な命題。DD(どっちも大好き)じゃいかんのかなぁと理性では思うんですけど、感情では「あいえり、あいれなもいいけどやっぱやぐあや、かおあや」のほうが良いとか「えりみきもよいがやっぱやすいし」と。目の前にある物を堪能した上で甲乙つけてる・・・脳内乙。
 皮肉なもので完成度が増せば増すほど、好みとか思い入れで差がつくんですね。「どっちがより好きか?」というレベルなんですけど。ハロ紺のようなお祭り騒ぎではなく、モーニング娘。というメンバーの新陳代謝の激しいグループが内包している宿命なのでしょうが(構造的問題とは言いたくない)、真剣に見てるからこそ厄介、ロジックでは解けない問題。まぁ端から見ると「懐古厨が自己保身に走ってる、Uzeeeeee!」とか「見苦しいぜぇ!」でしょうが、そのとおり。そういう評価は甘んじて受け止めます。実際「ラストキッス」はかおりん・彩っぺ・矢口」の方がより好きだ。といってる訳ですから。
 かといって、過去の曲を封印しろとは全く思わないです。メンバーが違うから歌うなとかいってたら、ほとんどの曲は歌えませんよねぇ。今の面子だと4曲・・・ぐらいか。再び歌ってくれるのは大歓迎。まぁ自己矛盾といえば自己矛盾なんでしょうけど、今後も自分の脳内で葛藤させてほしい。正直しんどいんだけど、だからこそ見甲斐もある。新しい方が好きになることもあるだろうし、とことん向かい合ってみようかと。
 新たなスタンスを獲得した一日でありました。ウゼ〜。