milestone

 ビデオクリップスはまだ手に入れておりません。理由としては単に忙しかったこと、貧しさに負けたこと、親父が2、3日逗留してることの3点。そんなもんです。アマゾン経由で週末じっくり見ます。自分が石川ヲタであることは親姉妹にはバレバレなんでコソコソする必要は無いんですが、折角久闊を叙してるのに話題が美勇伝のPVじゃね…

父´Д` <おぅ、こんカワイコちゃんはだいや?
子´Д` <石川梨華!おやじもしっとうやろ?
父´Д` <あーモー娘。の。好きやったもんな。
父´Д` <人数減ったごたっね。紅白ん時はごちゃごちゃしとったけど。
子´Д` <あのねぇ、モー娘。は去年卒業したと!やけん、今は美勇伝っていうユニットにおっと。
父´Д` <はぁ?武勇伝?あの「でんでけでけでけ」ってヤツ?なんか関係のあっと?
子´Д` <…

 …心温まる親子の会話ですね。因みにウチの親父さん、オリエンタルラジオ知ってます。「エンタの神様」見てるって言ってた。妄想とはいえ確度は高い。ハロプロのことについて無理に隠さなくてもいいというのは幸せなことだと思っています。
 ただね。
 これは「僕」というものをある程度知っている人たちの前だから出来る芸当であって、初対面の人たちの前で「僕はモーヲタハロヲタです!」と自信満々斜め45度で宣言できるかというと…多分出来ないでしょうね。「自分がモーヲタであることを隠していない」というのはあくまで結果論であって積極的に開陳したことではない。
 やっぱ一般的には風当たり…強いですよね。社会生活をおくる上で、ヲタであることをカミングアウトすることで得るものより失うもののほうが多そうな現状を鑑みると仕方ないよね、と保身に走る自分は確かにいます。
 勿論世間に容認されてるジャンルが良い、とか他人に誇れるような趣味が上位概念かというとそれは違うんだろうし、もっと誇りを持てよというお叱りも受けて当然なんですが、好きなものが世間大半にとっては悲しいけど「イロモノ」でしかなく、罵倒される存在でしかなかったりする。
 そういう現状は残念だし腹立たしくもあるんですが、彼女達云々に関係なく、それは自分の好きなものだから高尚な筈だ、という歪んだプライドの裏返しかもしれないし、大衆に迎合することでしか自己を確認できないちっちゃい性格が混入しています。何れにしろ純粋な怒りではなくドロドロではある。
 そういう訳で自分は未だに「ヲタであること」に世間の視線を撥ね退けるような誇りや開き直り、自信や空元気を持てないでいます。勿論世間を教育する論理体系を持ち合わせてもいません。ただ「好きである」ことに変わりはない。そういった矛盾を抱え、悩み、そして偶の歓喜を交えながら「続ける」ことが大事なんじゃないかと思ってはいます。
 他の人はベクトルが一直線上に伸びていて迷いがないのかもしれませんけど、僕の場合は転げまろびつ、よりベターなほうを目指して、エッチラオッチラしながらこれからも応援していきたいなーと。たまの自己確認のようなものでした^^;