マーチ・マッドネス?その四

 WBC日本優勝。先制、中押し、駄目押しと理想的な試合展開でした。チーム競技でこういう機会を目の当たりにできて、やー、ホント良かった。カッチョイイゼ!JAPAN
 ということで日本の優勝を梨華ちゃんのおかげだと石ヲタの通弊というか、贔屓の引き倒しで訳わからないですが、後の祭りを承知で付け足すとテーマソングで売り込んでも良かったかもしれないですね。
 最初は盛り上がってるのはイチローだけっていう感じでしたが、最後は日本国を巻き込んで大団円になった現在、インパクトは絶大。オリンピックやサッカーW杯と並ぶコンテンツであることが分かった3年後は権利関係が偉いことになりそうですが、今回は第1回ということでソフトとして海とも山ともつかなかったため中継のエンディングでドサクサに紛れて流れることもありえた。ダメモトで売り込んでも良かったかも。逃した魚は大きいぞ。
 まぁマネージメントでそういう笑われるような暴挙をやる人がいたとは思えないんですけど。いたら天才かアフォの部類でしょうね。
 さて。
 スポフェスの「野球」、メトロラビッツの話。風邪を引きかけてて頭のメモリを回せないのでちょびっとちょびっと。
 2.キックベース
 一言で言うと予想以上に酷かったですね。や、酷いというのは分かってたし、そうガチでやるもんでもないというのも理解してたので、ハードル低めで行ったんですけど甘かった。ルール分かってないという時点でもうダメでしたね。ファールフライを捕らないのでおかしいな?とは思ってたんですが。1回裏の「タッチアップ無視」でそれが分かり、ハードルを海抜以下に下げてやっと自己を保ちました。
 それにアナが酷かったですね。「そーれ!」というのも訳わかんなかったし、れいなの打順で「小川コール」を強要したり。ヲタでないにしてもあの種のミスってのはなってないなと。寒々しい会場がますます寒くなりました。
 キャスティングミスといえばミスなのでしょう。向こうは当然チャレンジャーのつもりで準備するでしょうし、宮城県を勝ち抜いたプライドも持ち合わせて「勝つ」ために来るわけですから全力でやるのは当然。空気読めというのはこの場合手を抜けというのと同義ですから小学生にそこまで要求する権利は無いと思うので言わない。
 んで、こっち側の事情としても現場では「ルールを知らなさ過ぎ」ということで呆れましたが、よく考えると運動にどっちかというと苦手意識を持つ「女の子」がルールを知ってるわけが無いんですよね。あの中で知ってるのは石川さんだけでしょう、多分。余談ですが試合中美勇伝関連で抜かれてたのでしょうが物凄い仏頂面でしたね、彼女^^;
 一から教え込むのに文面上でルールを覚えてもらうのも効果が無いでしょう、まず覚えない。まず現場に出て、試合をやって楽しんでもらいながらケースバイケースでルールを理解してもらうという水上監督の手法は正しいと思う。惜しむらくは時間が足りずに「タッチアップ」だとか「カバー」に類する事例が出てこなかったんでしょうね。「ファウルフライ」は出てくると思うが。娘DOKYU!を全部カバーしてないのでその辺は推測の物言いです。
 また「点をとる喜び」に比べて「点をやらない喜び」っつーのは地味ですから「勝ちたい」とか「何とかしないと」とか必要に迫られないと発露しない。現に大炎上のれいなは悔しさからかホームに何度か向かうようになってた。まぁ現時点ではキッズの運痴を入れた紅白戦が妥当だったでしょう。楽天関連はグッズで済ませるということで。
 誰も幸せになれなかった不幸な出会いでしたが、美勇伝に関していえば足を引っ張るというより攻守で見せ場は充分にあったのでホッとすると同時に誇らしかったりもしました。フライの岡田と打点の三好。ミュージカルをやる上で娘。本隊のメンバーと絆が強くなってたのも良かった。点の取り方もセンター返しをやり始めてて進歩はしてるんですよ。それが試合中に垣間見られるところがどうしようもないと言えばどうしようもないんですがね。
 今後お蔵入りするのか続けるのかは闇の彼方ですが、ガッタスのような物語は必要ないでしょう。あれを参考にするのは乱暴すぎるということは分かったと思う。彼女達の特性を生かせるような「物語」と対戦相手を見つけてあげてください。ユニフォーム・キャップ姿が良かったので出方さえ間違えなけりゃもう少し見られるかなと思うので。いいコスプレでした^^;
 でもコレ、娘DOKYU!でどうオチつけるんでしょうね。現場とのギャップを楽しみたいところですがミュージカルで吹っ飛ぶ可能性大。攻守交替のときの陸の上のクロール見たいんですが。もう一回