勝手に作詞大賞2006

 火曜日の嵐の後妙に暖かい日が続きましたが今日はすげー寒い。等圧線の縦っぷりが完全に冬型。一時謎の腹痛に襲われましたがノロわれてはいなかったようです。ノロに限らず風邪を召されませんよう皆さんもご自愛を。
 さて。
 便乗するところがなくなりつつあるので自家発電を始めます。今日は作詞大賞ね。一応今年で2回目になります。ハイ。
 ウチの基準はただ一つでいろんな意味で「イタい」かどうかっていう事ですね。下品な言葉で言えば「それ、何てエロゲ?」という世界観。上品な言葉で言えば「中二病。」あんまり上品じゃないな。
 この世界の現人神であらせられますつんく♂というオッサンは様々な歌詞世界を展開しますがそのなかで一番イタい部分を論います。「中二病」だとか今流行り?の言葉で言えば「童貞力が高い」歌詞世界。要は非モテの中学生の妄想に出てくるような(男にとって都合の良い)歌詞世界のことです。こんなコトあるわけ無いじゃんと頭では分かっているもののそれでも心のどこかではあるかもしれないと思う、でも実際にあったらやっぱイタいなというところ。何か言ってる意味分かんなくなってきた。極端な話自分が「ギャーかわいいいいい!」とのたうち回っているのを「イタい」と楽しめるかというところでしょう。
 かつて自分の中でこのあたりは「タンポポ」の専売特許で娘。が少しという感じだったのですが、時代は移り文字通り中二のあたりに受け皿ができてからはオッサンもそっちの方に意識して歌わせてる感じがします。去年は「さぼり」というオールタイムでも上位に入るような名作が来たのですが果たして今年はどうでしょうか。
 因みに去年(第1回)は

1位:さぼり
2位:夢でドゥーアップ
3位:抱きしめないで 〜日記付き〜

 オールタイムでは

1位:センチメンタル南向き
2位:恋をしちゃいました!
3位:理解して!>女の子
4位:さぼり
5位:王子様と雪の夜
6位:白いTOKYO
7位:男友達
8位:恋ING
9位:友達(♀)が気に入っている男からの伝言
10位:パパに似ている彼

 んで今年。印象的なフレーズを引用しておきます。
○第2回(2006年)ベスト3
3位:タイムカプセル

早起きしても結局ギリギリ ドライヤーと格闘で
大好きだけど本気の恋だから 測定しようもないし
あこがれならばたくさんあるけど 少しずつかなえてく
会いたいときにすぐ会いたいけど 全部青春なのね

 どっちかつーと「あー分かる」と思った自分が「イタい」と思わされた曲。ドライヤーとは格闘したこともありません。


2位:EVERYDAY YEAH! 片想い

淡い恋をしてるわ 今日も会えるといいな
休憩時間の度 どこにいるかキョロキョロ
EVERYDAY YEAH!大切なの EVERYDAY YEAH!好きでぇ〜す
授業中もノートに 名前めっちゃ書いてる
学年一つ違う 一歳(いっこ)上のあの人

 歌詞カードの「好きでぇ〜す」の「ぇ〜」にやられた。この歌詞を40近くのオッサンから生まれたかと思うとすげぇ泣きそうになった。一歩間違えればストーカーですが何となく許してしまう微笑ましさが感じられます。


1位:わっきゃない(Z)

平成に生まれちゃった現代 「恋」は変わらない
情報化とか言うけど全然 あなたを知らない
いきなり HORA 売店でごっつんこ
こんな時マニュアル な〜んにも出てこない…

 歌詞全部引っ張りたい位よく分かる。「うわ〜かわいいいい」と地べたを転がりたくなります。この辺は3位と同じですが、表題の「わっきゃない」というのがずっと「そんなわけがない」という否定の意味で捉えてた自分の勘違いをこめて栄光の1位に輝きました。おめでとうってめでたいのか?
 今年は去年の「さぼり」ほどインパクトはなかったですけど去年のはオールタイムでもランクインするくらい凄かったのでまぁ粒ぞろいだったのではないでしょうか。「わっきゃない」で「パパ彼」の上ぐらい☆カナ
 最後に特別賞というか一番今年印象に残ったフレーズで今日は〆。

国道も一本入りゃ 静かな場所もある
東京は欲望だって 背景に変えちゃう 変えちゃう
全部自分で決めていいんだよ

℃-ute 「As ONE」

 何か℃-ute大絶賛だな。最近。