あずき市場2

 冬のハロコンの写真集は結局見送り。一つは写真集苦手っつーのがあるんですが、動画で満足してしまったこともある。スマン石川さん、えりかさん。とかいって℃さんのイベントに応募するために行ってもいないコンサートの写真集をちゃっかり買うんですから、意志薄弱というか日和見も甚だしい。えりかさんの誕生日に近いこともあり一声かけたかったんですよ。当たるとは到底思えないんですけど、バットは振らないと当たんないわけで、外れるまで夢を見られるのは幸せなことかもしれませんね。
 さて。昨日の続きを少し。
 昨日のコンサートの意義は「ハロプロエッグのお披露目」にあったと同時に、近い将来この中から新しいユニットを組んで世に送り出す人材プールとして「エッグ」を機能させることを宣言したところにある、と僕は解釈しています。そう考えると昨日の公演は後から見ると歴史的なものとなりうるかも知れない。もう一つ、先物取引のようにデビュー予備軍でも充分ビジネスチャンスになることを示したと思いますがそのことはとりあえず措いておく。
 これから先はハロプロエッグがメジャーデビューを目指す人材である、と定義した上でお話を進めます。以前の「キッズ」と違って「エッグ」は恒常的にオーディションを行い、常に新しい人材を確保しながらその中で「優秀な」人材でデビューさせる、いわばジャニーズ式のシステムなのではないかと思っています。「人材の宝庫」でなきゃ困る。しかしだからと言ってこれから先、彼女たち全員がメジャーデビューできるかについては疑問をがあるし、芽が出ない、飼い殺し寸前の子も当然出てくるのでしょう。
 その際取り得る策として、不良債権覚悟でデビューさせる、「才能なし」として切っちゃう、「アイドル以外の分野」を新規開拓してくる、はたまた卵のままでのビジネス展開を確立する…などなどいろんな途が考えられますが、事務所が実際どのような対処をするかに非常に興味があります。ハロプロができて10年近く経ちましたが、恒久的なシステム作りがやっと端緒についた感じで事務所も常に手探り状態なんでしょうけど、だからこそ、こちらも考える余地がある。
 勿論面倒見が良いのは美徳なんですが、やり直しが効くうちに見切りをつけるのも大切なことだと思う。ただその際の物語の幕引きは致命的に下手糞ですから、1か4で抱え込んじゃうんだろうなぁ、あの事務所。
 「才能」とか「人を活かす」ってのはどういう分野でもホント難しいですよね。