混ぜるな危険?

 今日のクローズアップ現代、興味深く見てました。

今、「博士号」を取得しても、希望の職に就けない人が急増している。90年代に国が科学振興の一貫として博士課程の学生数を2倍以上に増やしたにもかかわらず、大学でのポストが増えないからだ。欧米では産・学が緊密に連携し、"ドクター"が、最先端の技術開発をひっぱっているのと対照的である。不安定な身分のまま働き、中には40歳になっても年収は400万円、企業への就職もできず、派遣社員として生活している人もいる。番組では、日本の頭脳・ポスドクたちを取り巻く厳しい現状と、"頭脳"を活かせない日本の問題点を探る。


にっぽんの“頭脳”はいかせるか〜苦悩する博士たち〜

 社会の表に出てくるのはやっぱりタイムラグがあるなってのを実感。ツケをモロに被っている実際の現場はもっと切実というか、国のバカと叫ぶよりはこの荒波を乗り切ってどうやって生き残るか現実的な算段中。明日死ぬには今日を生き延びなければならないんでね。その意味ではこの時期、積極的な意味で「博士号取得者」が純粋なアカデミア以外の世界に飛び込んで可能性を広げるチャンスなのかもしれないと思っております。研究バカも多いけど広い視野を持ってる人も同じだけいますよ。欠点だけじゃなくて長所も盛り込んで欲しかったなぁとは思った。自分としてはキャリアパスに対する考え方が根本的にダメだったのは大いに反省しています。
 さて。遅れてきた青封筒ネタ。
 モーニング娘。にゲスト美勇伝の話。
 秋の美勇伝については単独ツアー、ファンの集い、舞台(例.ゲキハロ)までは考えてたけど斜め上を行かれた。いや、下なのか。こっちは人生かかってない分、感情的なものを先走らせますが、久しぶりに「事務所はウンチョス」という禁断ワードを叫びたくなりました。うんこれは無い。小規模ながらも年に1回は単独コンサートを行ってきたユニットに対し、ゲストという扱いは正直どうなのと思ったし、これまでの3年を蔑ろにされたというか「単独興行は無理」というレッテルを貼られたみたいで何か悔しかった。
 それも過去に無いほどキャパを小さくしたツアーでゲスト扱いだから「ゲストの意図」が良く分からないのもモヤモヤする原因。あんなにカッコよくモーニング娘。を卒業した石川さんがこんな形で「戻る」のも物語的に有り得ないとも感じました。武道館とかで文字通り「スペシャルゲスト」ならまだ我慢できたんだけど。それでも彼女は全力を尽くしちゃうんだろうなと、思うとそれはそれで腹立たしくもあったりする。全力尽くす場所が違うよね、と。
 どうも美勇伝というユニットを事務所が扱いかねてるイメージがあるんです。石川梨華は未だに世間に対する知名度はあるけど、美勇伝という名前はほとんど知られていない。石川さんの紹介の際も「元モーニング娘。」という肩書きの方が多い。ワンダフルハーツにカテゴライズされてるけど「他の3ユニットと毛色が違いすぎてひく」だとか「他の3ユニットと比べ甚だしくオバサンだからエルダーに行け」と言われる。かといってエルダーだと「後浦なつみと比べ歌がアレ」とか「かといって背後に置いとくのは何だか浮く」といった評価に晒されてて、ヒジョーに肩身の狭いユニットだなぁと実感しています。帯に短し襷に長し。

 いっそのこと「ソロでもなく若くもないけど現場はヒジョーに楽しいよ」的な第3のブランドをメロン記念日と一緒に作って欲しい。一年に一回は単独でツアーをやり、夏辺りにどっかの野外でハロパをやる。凄い楽しいと思うんだけどなぁ。
 まぁそういう願望はさておき娘。コンに出るのはムカつくけど、美勇伝は見たい。美勇伝の登場時にトイレに行くような光景は見たくないけど、今年最後かもしれない。そういう見たいものは見たいと足下を見られてるのがヒジョーに腹立つんですが、大宮、東京の申し込みだけはして当たらなければ参加しないのが現実的かなぁ。来月以降の単独を待つか、も少し大きいキャパの娘コンを待つか…横須賀とか入ってたらどういう顔すればいいんだろ?