お前も美勇伝ヲタにしてやろうか2

 同窓会で本場の火鍋を食って口の中がヒーヒー言ってます。財布の中も火の車。
 昨日の続き。
 火曜日に買った初回版には Pink ver. なるプロモーションビデオが付いてるんですが、これがまた良いんですよ奥さん。今年の中ではかなり出来がよい方に入る。石川さんの美しさも然ることながら、かなり高得点だったのは「フリのシーンを省いて作り上げた」点にあります。
 現在の PV の型を作り上げた「LOVE マシーン」以来、ハロプロの PV は一部の例外を除いて必ずといって良いほどダンスのフリが散りばめられてきました。それはそれで大いにありなんですけど一歩間違うと違和感だらけの PV になります。ロケのシーンとダンスシーンの融合に失敗した「紫陽花アイ愛物語」は僕の目にはえらく歪なものに映りました。
 それがですよ、奥さん(しつこい)。
 今回の PV はリップシンクに素の表情で遊ぶカットが挿入されているだけの構成なんですが、ダンスシーンがない為に各カットの繋がりが実に自然です。体裁としては「愛〜スイートルーム」の PV に似ているかもしれません。とにかくハロプロの PV としてはセットの中で一切フリを行わない珍しい作品になっています。新顔の監督さんかもね。
 で。
 これ以外に僕がこの PV を面白いと思う理由はPink ver. でフリを徹底的に排除したがゆえに、シングルV に載るものと思われる Dance Shot Ver. が俄然楽しみになってきたからです。じゃじゃ馬パラダイスのフリは既に娘。のコンサートで公開され、昨日の「音楽戦士」でも披露されていますが、 それによって期待感が減殺されることもない。シングルV では違うことが起きてるかもしれない。少なくともフリコピ好きな方は「買い」だと思いますよ。
 まぁ勿論こっちの考えが浅くて、言ってきたことが嘘っぱちという可能性も無きにしも非ずだけど、もう一つ Ver. 違いが入る可能性もある。今まで存在価値を感じにくかったシングルVが初めてといって良いほど価値を持つ気がしています。
 折角の機会ですからもう一つの商品であるシングルVの売り上げも伸ばしてみましょうかというのが僕の考えです。
 追記。
 例によってお金はかかっているように見えません。カメラアングルも定点一つですし舞台も一つだけ。それでも画面の人物配置や音楽にあわせたコマの繋ぎ方はかなり細かくやっていて、安っぽさに決して流れない意思を感じ取れてその点でも評価すべき作品だと思ってます。
 この登場のしかたはガツンときた。
 これの岡田さんバージョンはかなり SUGEEEEEE。