じゃじゃ馬と豆の木

 明日は競馬の第12回秋華賞。人間で言えばじょしこおこおせいの祭典、秋競馬で一番面白いレースになりそうです。さしずめ旧 ZYX の4人が覇権を賭けて争うようなもので面白くないわけがない。巷間ではダービー馬ウォッカ桜花賞ダイワスカーレットの2強ムードですけど、自分は無冠のお姉さんベッラレイアと運命を共にするつもり。下克上等。
 ベッラは誰だ。
 さて今週の美勇伝ニュース。

シングルV「じゃじゃ馬パラダイス」 [DVD]感想

 全30分のうち約20分がメイキングなのは相変わらずなんですけど、本編は先日書いていたとおり Pink Ver. つまりシングルの初回版に付いていたヤツと違うものが入っていて「シングルV」の価値としては充分じゃないかと思います。BARKS の中の人がトロケそうになっているように石川さんの「暴れ腰」が堪能できるはず。

 セットに金かけられない分、画像のレイアウトとカットの繋ぎ方が斬新というか、ハロプロでは見られない手法なので気にはなってたのですが、ディレクターは竹久正記さん。ハロプロでは初見参の監督さんでウィキペディアによると「グラフィカルでトリッキーな映像が特徴」らしいです。グラフィカルというのが、どういうのを指すのかは分かんないしコリッキーが出てきて大いに困惑するんですけど、何となくその片鱗は伺い知ることができた。メイキングでの倍速録りのシーンはすごく印象的。あれって普通まわしにするとよりフワフワしたような映像になるんですよね。
 話はチョット変わるんですが、PV のディレクターさんって、良い映像を作ってもそれは楽曲や演者のプロモーションというのが大方の見方ですから、何か付属的というか下請けっぽいイメージがあります。ただ、ことアイドルの分野ではビジュアル戦略も他のアーティストさんより大事だったりする。ですから PV におけるディレクターさんのセンスはもっと重要視されて良いし、良い作品を作った時は誉められて良いと思うんですよね。逆もまぁ然り。よって楽曲を聞いてどういう考えの下そういう「作品」を作ったのか、頭の中身が物凄く興味深い。勿論作品で語るのが第一なんですけど、プラスアルファの部分はあっても損はない。そんな訳で BARKS さんも梨華腰を誉めるのは大いに結構なんですけど、たまには監督さん等に取材してみるのも一興ですよと言いたい。 QJPerfume の PV をディレクションしている監督さんにインタビューした記事が載っているそうで明日買いに行くつもり。
 メイキング。
 見る限り、相変わらず微妙なギクシャク感はあるんだけど3人の仲は大分良い感じになった。三好さんと岡田さんが異なるシチュエーションで同じように石川さんの匂いを嗅いでいたのは爆笑した。
  をいをい;
 と思うんだけど僕も嗅覚でも楽しみたい方なんで気持ちは大いに分かるというか大いに羨ましかったりする。今度ディナーショーでまた嗅いでやるぜ。