輝け!?第3回日本○○大賞

 昨日は最近になくテキストをたくさん書いたこともあり、ちょっと虚脱状態。昼飯食いながら朝刊を買い込んで昨日の余韻に浸ってます。ダバダ〜♪
 スポーツ紙だけでなく一般紙にもきちんと ℃-ute(キュート)の名前が載ってます。読売新聞の「ボーカル・グループ」という紹介がちょっと新鮮。
 さて。
 今年で3回目を迎えました勝手に表彰。去年まではラボからのゲリラ更新だったのですが、今年はのんびりと自宅からやります。紅白の前までに終わればいいけど、サボってたツケがまわってきてて分量も多い。ゆく年くる年までに終われば御の字。

○アルバム部門

1. 25 〜ヴァンサンク〜
2. ②mini 〜生きるという力〜
3. ダブル レインボウ

 これは楽曲大賞のおまけで書いてたやつの詳述。今年の後浦なつみさんはどれもいいアルバムだったんですが、やっぱぶっちぎりでヴァンサンク。安倍さんはいい具合に年とってるなぁと思った。
 2位のミニアルバムは最初聞いたときは 1st と比べ、初聴では突き抜けてくるものはなかったんですが聞けば聞くほど良くなってきました。まぁするめみたいなもんやね。
 3位は突貫。全体のまとまりとしては後藤さんの方が上でしたが、まっつーのは振れ幅が面白かった。
 来年はいきなり Buono! と℃の 3rd が待ち受けてるんですが、6月あたりに美勇伝があるといいなぁ。

○作詞部門

1. 通学ベクトル
2. 大人へのエレベーター
2. 愛のスキスキ指数 上昇中 1.5 pt

 師匠であるソレナンテ・エ・ロゲに敬意を表してウチの基準はただ一つ、「中二病」です。ティーン時代に経験したい胸キュンなシチュエーションが40手前のおっさんの脳内から生まれるさぶいぼ立つぜな状況が全てです。たまに違うものが入ってきますけど。
 1位の通学ベクトル(傘マークでねぇ)は雨の日だとバス通学の好きな男子と一緒のバスに乗れる。ということで、雨を祈る乙女心が「るてるてずうぼ」という歌詞に現れていて物凄く可愛いくてのた打ち回りたくなります。
 2位の大人へのエレベーターは昨日も書きましたが、大人へのプロセスを「エレベーター」で表しているのが僕にとってはコロンブスの卵的発想で大変新鮮でした。ウチの基準からは外れるんですけどそれだけの価値があった。
 同率2位のなんちゃら指数は直球すぎて泣ける。「それでいいの 女の子は 直球」で我が軍完全試合で白旗。
 来年もおっさんの顔を想像してギャーと転がりまわるような歌が聴きたいです。美勇伝で。

インストゥルメンタル部門

1. 笑顔YESヌード
2. 恋する♡エンジェル♡ハート
3. 告白の噴水広場

 対象はシングルのインストがついてる曲だけ。要は曲だけ聴いて楽しいかということです。ボーカルについてはあまり関係ないです。
 1位の笑顔YESヌードはファンキーでとにかくカッチョいい。
 2位のエンジェルハートは今年流行ったロックな感じで出来としてはあんまりよくないんですけど間奏が無駄にカッコよくてエアギターやりたいと思った。恋ベルの間奏も然り。
 3位の告噴はザ・歌謡曲都会っ子 純情と迷ったんですが、バックのボーカルの差で告噴に軍配。
 他に「鳴りはじめた恋のBELL」や「こころのたまご」など今年はなかなか粒ぞろいでござんした。正式なインスト版は出てないですけど「ディスコ・クイーン」とかもインストで聞いてみたい1曲。
 ただロック部門に関してはもう少し楽器の力があるといいなぁと思ってます。ハローには無駄なのかもしれないですけど無駄なところにこそ伸びしろがあるような気がしています。

○ライブ部門

1. 美勇伝コンサートツアー2007初夏 美勇伝説Ⅳ〜ウサギと天使〜@中野サンプラザ(6月3日)
2. ℃-uteコンサートツアー2007春 ゴールデン初デート@東京厚生年金会館(4月21日)
3. 石川梨華柴田あゆみ Casual Dinner Show@広尾ラ・クロシェット(10月28日)

 ライブについてはハロコンで最前を体験したり、DVD に晒されたり興味深い事が多い一年でした。
 ここでは美勇伝について。
 美勇伝説IV はただただ楽しかった。当初の中野2公演では足りず千秋楽の名古屋まで行ってしまいました。遠征2回目でした。
 ハロプロ10年目という記念すべき年に色々なことがありすぎて、激動の一年というに相応しいんですが、こと美勇伝に関してはそうでもなくて、ホント何にもない一年。無風すぎて団扇を扇ぎたいくらい。
 余計な事に悩むことなく、曲のクオリティやら美勇伝の今後について思う存分悩む事が出来ました。ん、ダメなのか?
 春秋のツアーが当たり前だった時代は今や昔、迷走や脱線を繰り返したあげく、次のシングルが危ぶまれているような状況まで来たなぁという変な感慨はある。春は素晴らしいライブを体験したけれど、秋は娘。のゲスト扱いで奇妙なアウェー気分も味わいました。
 ただ来年も春先に10枚目のシングルが出たみたいですし、まだ戦えるかなぁという気分はあります。戦えるというのは年一回の単独ライブ開催が出来るかどうかというラインの話ですけど、個人的にはブーイング食らいそうなゲスト出演で数をこなすより年一回でもいいから単独ライブをやってほしい。オフシーズンは武者修行という感じでいいと思ってるし、そういう腹は括りました。
 アルバムに関しては出てほしいのは確かですし、「外注」が増えてる最近の流れを考えると期待も高まるんですが、まぁ出ればもうけものぐらいに思ってます。まぁなくても生バンドなどの演出法の変更やメンバー自身がプロデュースするといった公演になれば今の曲数でも勝負できるとおもうから。
 楽観に過ぎるのかもしれないけど、まぁご本尊がそういう感じなので仕方ないやね。来年も現実と理想両にらみで楽しんで行きたいです。楽しむ準備はできている。

○舞台部門

1. 劇団ゲキハロ第2回公演「寝る子はキュート」@池袋サンシャイン劇場(6月24日)
2. Asian Beat Fiction 何日君再来日生劇場(5月4日)
3. 日本ジャズダンス芸術協会主催特別公演「Oh!DANCING」@THEATRE 1010(12月15日

 今年は数え間違いがなければ37日40公演でした。のべ一ヶ月分をハロプロに費やした事実にちょっと愕然。10年で一番多いな。
 やっぱり東京にいるってのが一番大きいでしょうか。思い立ったらフラッと自転車を乗り回して、新宿、中野、亀戸といろんな所に現れました。池袋サンシャインは一番出現した場所じゃないかなぁ。故郷長崎で一般人のふりをしていたのは内緒です。
 ここでは ℃-ute さんについて。
 2月のキューティーショーは行ってないけど特に痛恨の思いは全くないです。やっぱ実生活の方が大事で人生最大級の山を乗り越えるためにシャニムニやってたんで。初物を見る喜びよりは前より少しマシな自分になって彼女たちに会いに行く方がよっぽど嬉しかったりします。
 そういうわけで単独ライブは黄金初逢引が最初だったんですが、昨年末から見違えていて驚きましたし、ヒジョーに楽しかったです。GW に名古屋行こうかなぁと思ったくらい。
 6月のゲキハロは何で4回も行ったのかよく分からなかったりするんですが、色々ガーッと書いてたのは楽しかったんでしょうね。えりかさんの見せ場がパンツだったのはいい思い出です。
 秋の放課後はコンセプトとしてはちょっと甘いかなぁと思ったんですが、別の切り口で大いに楽しみました。ライブハウスってのもあったんで汗だくで踊ってた。全然さわやかではない。
 年末は数々の新人賞でのテレビ出演、そしてレコ大の最優秀新人賞ということでこれ以上を望んだらバチが当たるところまでいっちゃいました。彼女たちのやってきたことが形として残る事に感激もひとしお。
 来年はいよいよ2年目に入りますが、今年のような創業期のお祭り騒ぎ感は薄れるだろうなぁと思う。安定飛行に入る彼女達を「退屈」と言って不満を持つ人もいるかもしれない。また事務所のほうも ℃-ute が軌道に乗ったということで新たなユニットに着手するかもしれず今年ほどのプッシュはないかもしれない。まぁその辺は人それぞれなんでしょうけど個人的には DVD の売り上げが去年と比べてさほど増えてないのがちょっと気になってます。コアとしてはやっぱ5桁は確保したい。
 やっぱ新しい血はどんどん入れていった方がいいでしょう。特に若い人たちが彼女たちに寄り添う形にならないと5年10年は難しいと思う。少年誌での露出や大都市圏のシングルイベの一部を高校生、女性専用にするとか使えるお金が限られている層の取り込みは狙いたいところ。こちら側も初心者の方に優しい現場になればいいとは思うけど中々難しい。フリコピ至上主義みたいな空気を薄くすることぐらいでしょうか。