輝け!?第3回日本○○大賞(承前)

 ホントは Perfume のカウントダウンとか行きたかったのですが、1st はハロプロでという気分と風邪気味ということもあって断念。美勇伝でカウントダウンライブとか見たいですね。紅白は出ないし、エルダになって年明け始動も遅いし、岡田ちゃんも二十歳になったし。
 さて。
 第2弾の個人表彰。勝手に賞をでっち上げてべらべら書きます。紅白で中断するかも。

○名言部門

メラメラするんですよ。しかもセンターにいるより、はじっこにいる時の方が、やってやる!っていう気持ちがすっごい出るんです。


石川梨華モーニング娘。誕生10年記念本)

 こういうことを普通に言うから離れられんのよ。まぁ離れるつもりもありませんが。師匠の保田さんから受け継いだイズムを見事に受け継ぎ、全力力でアレンジ。正月のハニーパイは有言実行そのもので象徴的といえるシーンでした。彼女はどのポジションにいようがそんなの関係ねぇ。
 不治といわれたノドの病気も快方に向かい、彼女に関してはこの場で取り立てて言うことはないです。敢えて言うならばむほん気を持ってほしいなぁと思ってるんですが、表面に出てないだけかもしれないし、環境的にそうなってくるでしょうから、気長に待つつもり。
 最近は ℃-ute音楽ガッタスで先輩面をしたくてたまらないようですから、その辺を上手く使ってくれればと思います。特に音楽ガッタスではエッグ出身のメンバーに対する壁というキャラ付けも可能かと。ハートマン軍曹ばりのヒールターンとか見てみたい気もする。せっかくラジオという媒体があるんだからアングル作っちゃってもいいんじゃないのとは思うんですが、現状難しいかも。ガッタスの名前を使われる嫌悪感の方が大きいんでしょうね。

○キャラ部門

テンション上げ子
・エリカ様
・台風中継


梅田えりか

 えりかさんは「でも嘘なんだよ」「テンション上がるわぁ」のような名言も残しておられますが、多彩なキャラに敬意を表してキャラ部門での表彰。吉澤さんと共演させてみたかったですね。ハロモニで。
 えりかさんについても散々テキストで触れてきたんで特に言うことはないや。来年はメンバーのお笑いセンスを磨きたいと仰ってましたが、どこで発揮するんだろうねぇ。そのうちコンサートのコント台本自分で書き始めたりして。
 どうも端っこのせいかえりかさんの性格なのかは分かんないですけど石川さんに似て髪型チェンジの度合いが他のメンバーより多い気がします。最近はツインテールというか二つ縛りがブームみたい。来年はもっとおかしな髪型を見てみたい。
 プライベートについては基本どうでも良いんですが、鈴木さんに勉強を教えてもらってるそうでちょっと心配している。因数分解とか大丈夫なのかねぇ。

○汗っかき部門

舞美ちゃん、汗かいた時の匂いが一番いい


有原栞菜

 毎年細々と…続いてないな、第1回以来か。大本命の矢島さんをさしおいて栞菜さんにあげる事になろうとは誰も思わない。出典は確か Cutie Party だったかな。
 栞菜さんのキャラがこんな事になろうとは去年の今頃は夢にも思わなかった。ハローの新たなフロンティア。先駆者として歴史に刻み込まれる事でしょう。
 キャラに関してはもうどう転んでも面白いんで言うことがないんですが、いい機会なので来年の話。
 彼女のフリはメンバーの中ではえりかさんに近い感じ。キビキビというより緩やかです。ただ時々ヘンに大きい時があってすごく目立つ。
 この「時々」というのが僕の中でキーワードで、表情にしてもフリにしてもスイッチのオンオフが物凄くハッキリしてる。メリハリがあるとも言えるし、持続性に欠けるともいえる。まぁ捕らえ方は人それぞれなんでしょうけど、その一瞬の瞬発力が、色っぽさをかもし出してて、えりかさんと同質のお色気要員になれる可能性を秘めてる。笑い上戸でムードメーカーなんですけど実はひどく寂しがり屋なのかもしれない。
 歌は声質のせいか一本調子なところがあるので、強弱がつくと良い気がします。

○デザイン部門

三好祭


三好絵梨香

 これを着て DVD でさらされてしまったという麗しい思い出による授賞。
 MC では美勇伝3人の中で一番まともなことを言ってて、他のぶっ飛んだ MC の中で一服の清涼剤で美勇伝の良心と脳内の一部では言われてますが、三好祭のデザインに象徴されるようにこの人も他の2人と同じように相当ぶっ飛んでます。ふたりラジオを聞けば分かる。
 通称エロカ。ファンは元より、スタッフさんにもエロカ呼ばわりですから相当筋金入りなのではないでしょうか。上の栞菜さんと絡むとどういう地獄絵図が繰り広げられるのかは分かりませんが、まぁ天国なのでしょう。エルダー移籍でランデブーが減りそうなのがなんとも残念。
 歌もダンスも安定してて、パフォーマンスの上でも重石となるポジションにいるのですが、オール80点の人が目立たないように彼女もそういうところがあります。外部的なキャラ付けがし難いと言う点で他の2人より不利な気がします。リーダーの扱いも慣れてきてるようですし、リーダーの肩書きぐらい付けてみたら面白いと思うんですけどね。石川さん本人もリミッター外しやすいだろうし。今さら市井ちゃんに似てるというのもどうかと思うし。あ、市井さん24歳の誕生日おめでとうございます。ここで言うのもなんだけど。 もっと世に出て良い人だと思うんだけど中々難しい。

○みんなの妹部門

「ちゃんとカメラの前で言ってみな」
「何を言うんですか?」
「石川さんカワイイって」
「石川さん…超かわいいです」
「ありがと、フゥ〜ッ」


岡井千聖

 夏のハロコンで岡井ちゃんと萩原ちゃんのコンビがメロン記念日のみなさんに連れられて舞台裏にやってくるという実に微笑ましい風景なのですが、おかしな人約一名に腕をとられ「石川さんかわいいです」を無理矢理言わせる意味の分からない映像。つくづく岡井ちゃんにはごめんなさいと言うしかない。気に入っているが故の行動なので許してください。
 いやぁちさまいコンビはみんなの妹という感じでじつに微笑ましいという言葉が似合います。中澤さんも気に入ってるようですし、キューティーショーでは安倍さんにも特効をかけてます。
 岡井ちゃんに対する印象は笑顔と間合いでしょうか。笑顔に関しては素敵としかいうほかない。見るもの全てが幸せになりそうな笑顔、瞬発力はナンバーワンだろうな。℃-ute のハッピーは岡井ちゃんの笑顔から出てるといっても過言ではないです。間合いに関しては去年イベントに始めて行ったときにボソッという一言がイチイチ面白かったです。
 ただステージ上では笑顔じゃない岡井ちゃんも見てみたい気がする。久住さんも個人的には悪顔のほうが好きなので、単なる好みなんですけど笑顔が魅力の子が悪顔するのはすごく魅力的だと思うんだけどなぁ。
 歌は藤本さんの真似を敢行できるくらい上手いです。「僕らの輝き」「JUMP」などロック系の曲で頭角を現してるんですが、フリも激しいので歌いきるスタミナが課題と言えば課題でしょうか。
 フリに関しては体つきが女性らしくなった事もあり腰の回旋はすごく色気があるんですが、サービス精神旺盛なせいかキョロキョロしていて落ち着きなく映るんですよね。もう少しオンオフのメリハリをつけたほうが良いと思う。その辺はガキさんが物凄く上手いので参考にしてみたらどうでしょう。

○みんなの姐さん部門

レコ大史上最年少授賞となった萩原舞(11)は「家族やいろんな人に感謝したいです。イエ〜」とVサインした。


萩原舞サンケイスポーツより)

 昨日のレコ大での授賞場面。自主規制による楽屋からの中継でみんな嬉しくて号泣している中での笑顔でのVサイン。そりゃまややもマイクを向けるわな。「姐さんデカイよ」と思わされた瞬間でした。今から6年近く前ハロプロキッズのオーディションで「つんくとか来て楽しかった」という大物感は健在でした。彼女が成長すればもっと凄いグループになる、そういう期待感を抱かされる点でホントに凄いとしかいい様がない。
 因みに紙面では「いろんな人」ではなく、生では「いろんな方」と言ってました。直前番組での矢島さんも、岡井ちゃんもきちんとした言葉遣いで受け答えしてた。その姿だけでもオッサンは関心しきりでした。
 そういう最終兵器彼女的な萩原さんですが、この一年を通じてダンスはかなり上手くなりました。失礼な話去年はちっちゃい子が頑張ってるね的目線で見てたんですが、今年は全体で見てもほとんど違和感を感じませんでした。背が伸びたせいもあるかもしれない。秋の時点で岡井ちゃんを抜いてたのは知ってたけど、昨日のレコ大を見てまた伸びたんじゃないかと思う。背が伸びるに従って身体を上手くコントロールできないところも出てくるかも知れませんがそれはまぁ中学生になってからのお話にしましょう。
 歌は情感豊かで声量もかなりあって通りも良いんですけど、もう少し強弱をつけられると良いですね。この辺は夏のコンサートで菅谷さんに感じた事に似ている。ノドで歌ってるからなのかも。また声質に特徴があるのでまだ歌を選ぶという感じもします。「白い TOKYO」は素晴らしかったけど「ENDLESS LOVE」はまだ違和感がある。

○Miss 梨華チル部門

Q. キュートだと思う人は?
A. 石川梨華さん


中島早貴

 HPAS が出演したうたばんで保田さんの隣にいたばっかりにお鉢が回った中島さん。石川さんが好きな理由を聞かれ「前へ出るところです」という答えを聞いて、好意を持ちハロプロキッズの顔と名前がようやく全員一致した瞬間でした。彼女に対しては同志という意識が強いですね。
 負けず嫌いな性格やセルフプロデュース能力、手足の先まで神経の行き届いた大きなダンスは、さすが石川さんが憧れなだけあり、師匠を彷彿とさせます。緻密さは師匠より上かもしれません。春のコンサートで彼女のダンスには目からうろこが落ちました。当時の日記に書いてると思う。
 今後は正確さを極めた上で、感情や表現に合わせてどうアレンジするかを見てみたいです。正確すぎて面白みに欠けるかなぁというのが正直な所。回りが個性的なので余計そう見えるのかも知れないけど、ロビケロッツでも誰よりも正確なのにガキさんのほうに目がいくんですよね。そういういうことでしょうか。
 師匠の石川さんは「みんなを驚かせてやろう」という考えが根本思想にあるので「間違えないように」といった考えよりは、もっと茶目っ気ありきの方がもっと面白くなる気がします。メンバーの中で中間管理職になってるようにどうも真面目という印象を受けるので。
 歌についてはまずダンスの方に目がいったのでそれほど情報を持ってないんですけど声質はえりかさんに似ていて若干低め。さしあたりは都会っ子 純情のc/w「私立共学」は私のものよ的な感覚があれば良いのではないかと思ってます。歌におけるアイデンティティのより所は必要だと思う。

○天才部門

天才は二種類に分けられる。ひとつは最高の人間であり、ひとつは最低の神である。

 
佐藤賢一ヴォラーレ

 鈴木愛理さんを「天才」と呼ぶには自分の中でははばかりがあったりします。一つには天才というのが凡人には計り知れない頭脳回路を持ってるけどそれを納得させてしまう説得力を持ってる人のことだと思っているからです。ちょっとヘンなトコはあるけど自分の中では「いいとこのお嬢さん」という範囲に収まってます。もう一つは同い年の菅谷梨沙子さんの存在があります。個人的な定義としては菅谷さんの方が「天才」だと思ってます。因みにハローの中で天才だなぁと思ったのは今まで5人、もどきが1人います。
 まぁそれはいいや。
 彼女はもう歌ですね。中島さんに対してはダンスに振り切れてるのと同じように鈴木さんに関しては歌の方に振り切れててダンスに関しては視覚情報をもってない。ちゃんとできてるという情報で十分だ。
 歌はやっぱり頭二つぐらい抜けてます。春頃はちょっとスタミナが心配だったけど秋には解消されてましたし安定感もバッチリ。昨日のレコ大で大舞台でもちゃんと力を発揮できるところに頼りがいを感じました。
 敢えて重箱の隅をつつくようなことを言うと、まだ「巧い」という印象の方が強くて、「凄い」というところまでは行っていない気がします。ねじ伏せるような説得力を出せるかが今後の課題と言えば課題でしょうか。まだ13歳で過酷といえばかなり過酷な要求だし、来年1年で判断できるもんじゃないんですが、℃-ute のセンターを背負うのは並大抵のもんではないということをみせつけてほしいなぁと。とりあえずは声量で勝負するタイプじゃないので声量を上げる工夫ってのが最初でしょうか。成長待ちってのはあるかもしれんね。
 誕生日が一緒なのでひとかたならぬ期待をしております。B型持ってるし。

○KY少女部門

岡「今日は新垣さんの誕生日と言うことで緑のTシャツを着てる方がいっぱいおるんですけど、この中で私のファンになった人がいます」

新「やめてー!」

石「何人いるの?」

岡「4人」

石「少ない」

岡「うるさい!」


岡田唯
http://d.hatena.ne.jp/VinatiERI/20071223

 わはははは。笑いがとまらねぇ。
 岡田ちゃんって間合いが独特で、あの空気感はハローで異質ですね。安倍さんも大概ヘンですけど質が違うんだよなぁ。さとやんともちょっと違う。里田さんは瞬発力で持っていくけど、岡田さんは最後まで聞かないと分からない感じ。最後まで聞くとちゃんとオチがついてることが多い。岡田さんのトークって。ただその辺は三好ちゃんや石川さんのおかげもあるかもしれない。また根が真面目なんで、緊張するとダメかもしれない。ヘキサゴンで炸裂しなかったのもそのあたりに原因があるのかも。
 3日前に二十歳の誕生日を迎えました。もうのような気がしてたけどまだなんですよね。辻ちゃんと同い年とは思えない。後は紺野さんか。
 個人的には凄く存在感があるのでセンターに座っててもいいと思うんですけど歌のスタミナが課題かな。美勇伝説でも思ったけど声は存在感があるのに何であんなに後半アヘアヘになるのかちょっと分かんない。デビューの頃はそんな印象はなかったんだけど。
 確認しようにもコンサートがないんでよくわかんなかったりするんですよね。エルダーコンでもパート担当だろうし。環境的な問題もあるのかな。

○全力少女部門

メンバー皆で泣きました


矢島舞美

 ラスト。
 ℃-ute は3年前に Berryz工房に漏れたメンバーによって結成され、その経緯が娘。本隊と重なっていたく魅かれたんですが、やっぱ泣いてたんだよなぁ。今の彼女達を見てると悔しく思う姿がきちんと想像できてますます好きになりました。それだけ彼女たちはまっすぐなんです。
 キャラに関しては頭のネジが取れているようなところがあって凄く面白いです。突っ込まれるリーダーてのもハローでは空前絶後かもしれない。でも突っ込まれるということは懐が深いということなんだよね。
 丁度えりかさんが合わせ鏡のような存在で月と太陽、ひまわりとかすみ草、ウォッカベッラレイアみたいで、去年カップリング大賞でやじうめを推しましたが、思った以上に面白いコンビだと思ってます。
 ダンスの全力力は凄いです。都会っ子イベでの即抱きしめてのめぐバウワーは壮絶の一言に尽きる。ただまだサーキットをダンプカーで走るようなところがあるので、パワーが内に秘めるようになればもっと面白いし、余ったパワーを歌の方に回すのも一つの選択肢だと思う。
 歌に関してはまっさらのソロが全てを表してるように思います。いや別に失敗するのは全然良くて悔しがってそれをバネにしてくれれば良いし、それが出来る子だと思ってるんですけど、繰り返し失敗するのはやっぱり技術的に何らかの問題点があるということだし、元々ノドに負担のかかるような歌い方をする印象なんでノドを痛めやしないかちょっと心配。この辺りは何か考えなくちゃならない所だと思います。
 安倍さんと一緒に仕事をするのは、いろいろなこと、特に歌唱面で吸収するチャンスだと思う。極端な話まっさらブルージーンズを微動だにせずに何かを伝えられますかということですよね。