LOVE真野法則

○MC 石川梨華吉澤ひとみ vs 真野恵里菜「キャッチーな挨拶」(080210@日本青年館


 ネタばれします。
真野 「吉澤さんと石川さんにかわいくてキャッチーな自己紹介をご教授いただけないかなと思って」
石川 「あたし、そういうの得意。ていうかあたしに訊かないで誰に訊くのって感じぃ〜」
吉澤 「頼れる先輩みたいなぁ〜フゥ〜!」
石川 「これまでの実績が認められたみたいなぁ〜フゥ〜!」
真野 「あの、雑談は結構なんでとっととはじめてもらえませんか?」


吉澤 「それじゃ華々しいデビューを飾ったアレいくよ♪」
(ドラムロール)
吉澤 「どすーん!!!さあやってみな」
真野 「どすーん!」
吉澤 「ダメダメ。それだと『どすーん』じゃなくて『ちょすーん』ぐらいだね。ほらこうやって…」
(以下「どすーん」繰り返し)
石川 「よっすぃ〜それ…自分がやりたいだけでしょ?真野ちゃん付いていけないよぉ〜」
吉澤 「うん。つんくさんがわざわざ作ってくださったんだよ。どう?」
真野 「…確かに盛り上がりはするんですけど、ちょっとテンションに頼りすぎてるきらいが…」
石川 「な、なかなか厳しいわね」


石川 「かわいい MC と言ったらやっぱりあたしでしょ」
(ドラムロール)
石川 「せーの! ハッピー!!!」
石川 「どうよ、これ?今までいろんな後輩があたしにください、あたしにくださいって言ってきたけど全部断ってきたの」
(吉澤ないないと首を振る)
石川 「でもまのえりちゃんにならあげてもいいかなと思ってるんだけど」
真野 「…確かにかわいさはあるんですけど、お客さんの温かさに甘えすぎてるような気がするんです」
    「なんかぁ、『ハッピー』さえやっておけばお客さんは盛り上がるんでしょ、という上から目線みたいなものが垣間見えるんです」
(悲しいBGMが流れ、石川崩れ落ちる)
石川 「ヨヨヨ、あたし…後輩から上から目線で言われちゃったぁ、シクシク」
吉澤 「梨華ちゃん、クサい芝居はいいから…」


石川 「か、かわいい顔してズバズバ言う後輩よね。じゃあこれは?」
    まのえりビーム!」
真野 「二番煎じはイヤです!」
吉澤 「じゃあ…『まのえり』を逆さまから読んでりえのま!」
真野 「逆さまで読む意味がわかりません!」
石川 「しょうがないわねぇ。ちょっと引き出しからとっておきのを持ってくるから」
(エアタンス)
石川 「えっとぉーどこにあったけぇ。あ、あったあった」
(なにかを取り出し飲み込むフリ)
石川 「…あなたの、あなたの、あなたのあなたのあなたのあなたの、あ、ごめんなさい。あなただけの石川梨華でした♡」
真野 「か、かわいいです!」
石川 「じゃあ、やってみて」
真野 「あなたの、あなたの、あなたのあなたのあなたのあなたの、あ、ごめんなさい。あなただけのまのえりなでした♡」


真野 「ありがとうございました。それじゃあとは二人で雑談しててください」
(舞台下手にはける。はける時に深々と一礼)
石川 「…なんかすごいね」
吉澤 「あの礼で全部持ってかれたよね」