伊良湖って湖じゃなかったの?2009

続き
石川さんとのイレギュラーな会話?を楽しんだ後、夜のライブのくじを引き、向かった先はグッズ売り場。何か異様に暑かったので汗が吹き出てきた。
旅先で気が大きくなっていたせいか全部セットと受注生産のプレミアムフォトブックを購入。せめて17800円なりで2000円ごとに引けるくじが8.9回できるそう。暗算しろ暗算。とはいえ今は計算機しか正確性を保証しないのかもしれない。8回引いて3回当たり。
バスに戻って時間があれば伊良湖岬観光だったのですが、15時のチェックイン時間も近づき敢え無く断念。代わりに伊良湖港のターミナルにあるコンビニに買出しに連れて行ってもらいました。自分はほとんどお酒を飲まないので分かんないんだけど目を輝かせながらダース単位で買っていくのな。
その後ホテルに戻りチェックイン。遠州の時は全員同じホテルだったけど今回は2ショット撮影した伊良湖ビューホテルと伊良湖ガーデンホテルの二つ。ご一行様はビューホテルでござんした。

18時出発で16時45分から夕食。和洋中のバイキング形式で目の前で巨大アサリやステーキを焼いてくれたり、寿司を握ってくれたりかなり豪華でした。遠州の時も豪華だと思ったけど勝るとも劣らない。量としてはこちらの方がコントロールできる分良かったかも。といっても欲張りすぎてコントロールできず↓の有様に。燃費のいいライブになればいいけど。


降りしきる雨に流石梨華ちゃんと感心しつつバスで30分行程の赤羽根文化会館へ。席について腹をさすりながら軽く眠気と付き合っているうちに19時。客電が暗くなる。立ち上がりながらピンクのサイリウムを点灯させさぁライブといった所でトオルちゃん(多分)のアナウンス。

石川梨華バスツアー in 東海〜スペシャルライブ 伊良湖って湖じゃなかったの? 2009 第1部は事前に募集した緊急アンケートについて語ります


だと。高輝度ピンクじゃなくて良かった。んでどう考えてもライブ衣装じゃない石川さんが登場して「これから緊急調しゃ…」いきなりかむ。
気を取り直して「座っててください♪」と着席を促します。魔法の時間の始まり。

第1部 ファンの集い〜緊急調査 My Favorite 梨華

◆あらまし

石川「わたしの思う石川梨華とファンの皆さんの石川梨華がどれだけ違うのか、はたまたピッタリなのか。すり合わせをしようじゃないかと考えたのがこの企画で、出したら通っちゃったので予めみなさんに答えてもらうことになりました」


だと。質問項目は5つ

Q1. 現在発売されている中で一番フェイバリットな石川梨華の写真集は?
Q2. 石川梨華がこれまで繰り出した名言、一発ギャグの中からフェイバリットな一言は?
Q3. 一番フェイバリットな楽曲の衣装は?CD(シングル)の曲名でお答えください。
Q4. 一番フェイバリットな CD のジャケットは?
Q5. 石川梨華がこれまで演じた中で一番フェイバリットな役の舞台、ドラマは?

で実際は理由も書かされました。答え合わせの前に今回行けなかった梨華ファンの方々もそうでないけど興味ある方々も一度ここで考えてみたら面白いかと。つーか他の所で見られるんだけどね。


では答え合わせ。順位はかろうじて覚えてましたが票数までは覚えとらん。

◆写真集

No.3 Rika Ishikawa, 風華(同数)
No.2 華美
No.1 華恋

結果を見た石川さん。
「これみんな…悩みました?」
のっけからズレているようで若干ショックの様子の石川さん。悩むほどデリケートな問題なので答えがずれても仕方がないという解釈になったようです。因みに石川さんのフェイバリットは
「じゃじゃん(フリップが用意してあった)♪」

「おー」というヲタの声。そりゃ「おー」ぐらいしか出ないわな。
みんな良い写真集で悩んだんだけど「Oui, mon amour」だそう。初めて行った憧れのロスでの撮影ってのが決め手だったようです。大人っぽい中に垣間見える少女っぽさがどーとか言ってたような気がする。お気に入りの一枚は↓

石川「どうです?この美味しいものを食べてたのに、取り上げられて拗ねてるような感じの表情。カワイイでしょ?実際はそういうシチュエーションじゃなかったんですけど」
ヲレ「wwwww」


石川「『風華』はタイでの撮影だったんですが、(オフで)バンコクの高層ビルのラウンジに行ってみようってことになったんですけど、そこはですねその、ジーンズじゃ入れないというかそういう場所だったんですよ」
石川「あたしはその時スカートだったんで大丈夫だったんですが、入り口でちょうど叶姉妹さんに出くわしたんですよ」
ヲタ「wwwww」
石川「すごいでしょ?バンコク叶姉妹さんにあったんですよ。もうね何ていうんですか芸能人オーラに圧倒されて。つい目、そらしちゃいました」
石川「すごく久しぶりに芸能人って人を見たような気がする」
ヲタ「(あんたも芸能人やん)」
石川「いや、そりゃわたしも芸能人といえば芸能人ですけど、その時はメイクしてなかったんで」


石川「『華美』は2人のカメラマンさんに撮影してもらうという初めての試みですごく楽しかったです」


石川「そして『華恋』は今年の誕生日にね出た写真集で…」
ヲタ「(拍手)」
石川「ありがとうございます」

ちなみに(ちなまなくていいけど)ぼくのフェイバリットは「ハッピー!幸せのあしあと」でした。巻末の石川梨華完全年表がお得すぎたもんで…活字中毒ならではなんですけどちょっと奇を衒いすぎたかも。

◆名言

No.3 ポジティブ、おやチャミ
No.2 グッチャー
No.1 ハッピー

順当といえばあまりにも順当過ぎて80票ぐらい入ってたな。ハッピー…

石川「これはわりと票数が広がりましたね。3位で7票なんて」
石川「ハッピーですか。チャーミー石川ですね。チャオ♪にグッチャー♪ですからね。最初やってた頃はどうなの?と思ってたんですが、だんだん良いなと思うようになって。復活すれば良いのにねチャーミー」
ヲタ「うおおおおお」
石川「『ポジティブ』もわたしには大事な言葉ですけどやっぱり『ハッピー』といえる事が一番の元なんじゃないかって思うんですよ。ハッピー=幸せだからポジティブに思える。そりゃポジティブじゃない時もあるけど、ネガティブな時があるからこそポジティブな時が余計幸せに思える訳で…」
石川「だから『ハッピー♪』ってやると最近は年齢的にどうよと思われるかもしれないですけど、わたしは敢えて今だからこそ『ハッピー』ってやりたいです。みなさん、これからも『ハッピー』やって良いですか?」
ヲタ「うををををを」


という訳で石川さんも「ハッピー」。ぼくはと言いますと主旨を勘違いしていたようで「テメエの全存在がうぜえんだよ!」でした。うーんこれもお笑いに走りすぎた感があって大事な事を見落としていたかも…

◆衣装

No.3 ザ☆ピ〜ス!
No.2 愛すクリームとMyプリン
No.1 恋するエンジェルハート

石川「ピースはですね、わたしだけスカートの丈が短いんですよ。それで…前はあるけど後ろは何にもなくてスースーしてて。裸エプロンって呼ばれてて♪」
ヲタ「www」


石川「Myプリンはですね…わたしはどちらかというと『できないものはできない』って言う方なんですよ」
石川「だから最初にこういう衣装の提案があった時『さすがにできない』って。みんなも思ってたと思うんですけど『美勇伝って日本の女性の美しさを伝えるユニットじゃないんですか?』って」
ヲレ「(全力で頷く)」


(金髪について)
石川「丁度その時『リボンの騎士』のフランツ王子で髪を短くしてて…これなら痛んでもまた生えてくるしと思って、金髪にしようかなって」
ヲタ「(拍手)」
石川「ありがとうございます。この拍手は3人にもらったと思っておきます」
(今後あの衣装を着るかって話に)
石川「あの衣装は…えりかと唯ちゃんが着ると言ったら着るけど、1人では無理ですね」


石川「1位はエンジェルハートですか…前にわたしテレビで天使の役をやったことがあって(再現しながら)『やめなさい、やめなさい、やめなさい』ってやってたんですけど、実際に曲でやることになって嬉しかったです」
石川「あ、わたしのフェイバリットは後でも良いですか?結構迷ってて…」


ちなみにぼくは「恋愛レボリューション21」でした…疲れてるんだろうか。当日のバスの中で書いてたしな。

◆ジャケット

No.3 なんにも言わずに I LOVE YOU
No.2 ザ☆ピ〜ス!
No.1 恋するエンジェルハート

ザ☆ピ〜ス!

石川「次はコンドルさん」
ヲレ「!?」

ちょっと説明しておくと、件のアンケートには選んだ理由を書く欄があって(石川さん本人の希望で付けられたらしい)、各ランキングの発表ごとに理由の部分を読まれてました。
読まれた人は自己主張してもいいですよと本人からお達しがありましたが、呼ばれたときはそんな余裕は無く「ホントに俺か?」という疑いの方が濃かったです。

石川「安倍さんと後藤さんを両側に石川さんが最前列のセンターに立っている姿を目にしたときの興奮と喜びは今でも思い出すことができます」

うわわ、俺だ。読まれちゃったよ俺。
この時の頭がカッと熱くなるような興奮と喜びはそれこそ今でも反芻できるくらい。なにが嬉しいって石川本人に読まれたという喜びも然ることながら、自分の書いたことがご本人、もしくはスタッフさんに何か届いたということを確認できたからということもあるように思う。
また、5つの中でいの一番に書き上げて、唯一真剣に書いた項目であるので俺もまた捨てたもんじゃないなと自画自賛してました。ラジオで読まれる喜びってこういうことなのかなぁと今さらながら思いました。とにかく嬉しかったです。
で。
(レコーディングについて)

石川「レコーディングは今はディレクターさんがやることが多いんですけど、あのころはつんくさんが直接レコーディングに参加されてて…みなさんもご存知かと思うんですけど、あのころのレコーディングは結構長丁場で待ち時間の間、ソファーで居眠りとかしてました」
ヲタ「www」
石川「で実際のレコーディングなんですが、今までは優しかったつんくさんがあの時だけは、歌の一字一句までチェックされて指導されるという感じでなんか…怖かったです」


石川「そんな感じでレコーディングが終わったんですが、あの頃はとにかく全員が最初から最後まで歌ったものを後でつんくさんが選ぶんで、出来上がったものを聞かないと誰がどこを歌ってるかわかんなかったんですよ。それで聞いてみたら『あれ? わたしセリフがある』」

今にして思えば石川さんに任せたいが故のおっさんの厳しい指導だったのかな、と。


(ジャケット撮影)

石川「それまでは結構わたし端っこの方で、今回もそっちの方に行こうとしたら石川はこっち(センター)って言われて…」
石川「それでセンターに立つんですけど、もうね両側に立っている人、安倍さんと…ごっつぁんのねオーラがね凄いんですよ。それで立ってるうちにこんな風に(実際やりながら)縮こまっちゃうんですよ」
石川「さらにそこに後ろにいるメンバーのオーラというかパワーもガンガン感じられてセンターに立つってこういうことなんだなーって。今では絶対無理かなーって思った」
ヲタ「ええーっ」
石川「今では(ポーズを取りながら)こんな感じです」

自画自賛でアレなんですが、結構長い話を引き出せた上に「ごっつぁん」の名前も出してもらえたので俺 GJ だったような気がします。
で、当の石川さんはというと…

石川「じゃん♪『チュッ!夏パーティー』でした」
石川「これはタンポポ、カントリー娘に石川梨華、ソロ写真集を出させてもらって、何かウェーブきてるなぁと思った矢先のシャッフルユニットでこれですよ。ピンクですよ、頭。凄いじゃないですか」
石川「他のユニットより少ない3人だったんで頑張りました」

これは完全に意表を衝かれて鼻から牛乳状態だったんですが、なるほどなぁと納得させられてしまったところもある。

◆役について

No.3 秋山レイカ
No.2 有栖川ふう
No.1 フランツ王子


(フランツ王子)

石川「発表の仕方をご覧になった方もいるかと思うんですが、演出の木村先生が『一番大変な人から発表する。石川梨華』ですよ。なんで私が?って思っちゃって」


石川「フランツ王子に淑女、それに牢番の三役でとても無理だと思ってたんですが、みんなの3倍やるんだから、終わったら3倍充実してるんだなぁ、と思ってポジティブに頑張りました」


(有栖川ふう)

石川「『ふう』は素が出てるですか?いやいやいや、一生懸命演じてましたよ?」


石川「東京アリスはとにかくセリフが多くて、長くて…みなさんご存知だと思うんですけど、わたしほんっっとに不器用でセリフもなかなか覚えられないんですよ。明日までに覚えなきゃいけないのに、なかなか覚えられなくてそのまま寝ちゃったりということもありました」


石川「家族や友人も観に来てくれたんですが、『何か前のめりだって』言われて…まぁそうなるほど演技してたってことで」


秋山レイカ

石川「あ、しまった。段取り間違えた…あのここで発表していいですか。わたしのフェイバリットな役。秋山レイカです」

ファン投票では3位だった秋山レイカですが石川さんにとっては1番だったみたい。段取り間違えた云々はカウントダウン形式だったから、流れが悪くなったということでしょうか。

石川「最初は深作監督に『私出来ないです』と言ったんです。でも深作監督は『できるよ、思い通りにやってご覧って』言われて」


石川「でもその通りで悪役…いいですよ。だって日ごろ普通に生きてたら絶対やれない役じゃないですか。こういう役って」


石川「みなさんも機会があったら悪役やるといいですよ」

そんな機会ないっちゅうねん!
という突っ込みはさておき、自分に無いものを演じるという快感というかやりがいに目覚めたようで今後は女優さんの方も頑張っていくのかなと思ったり思わなかったり。デビューの頃を考えると隔世の感があるよなぁ。

◆おまけ

(衣装について)
衣装は黒の上下で下はフリルのついたスカートでしたが、石川さんが手を挙げるアクションをするたびにこのフリルが手にあたり邪魔を。ついに石川さん

石川「もう!邪魔!!」


キレる。しかし

石川「まあ選んだの、わたしだけどね」
ヲタ「ををっ(にしてはセンス良いなぁ)」
石川「ごめんなさい、嘘言った。妹がコーディネートしてくれたの」
ヲタ「ええええー」
石川「この日のために服を選びにいったんですけど、わたしが選んだのはことごとくダメ出しされて…」

さすが石川さん。


(第2部「ライブ編」に続け)