宴の支度の支度

田中れいな凱旋サイリウム企画に反対する!
http://d.hatena.ne.jp/SIBA/20091007/1254929900

なんとも刺激的なタイトルですが、11月15日(日)に福岡県で行われる娘。コンサートの昼夜で田中れいなさんの聖誕&凱旋企画を行うという事に対して企画者の運営への提言と今後の同様の企画に対してどうあるべきかとハロヲタに対してボールを投げる内容です。
そんなわけでボールを受けた側としては何か書いてみよう。


◆はじめに
最初に断っておきますとぼく自身はこういう企画にほとんど携わった事がありません。企画者としてはもちろんですが、参加者としても内容云々からネタばれするのがイヤなので、その場に行くまで何があるのかほとんど知らないのが常です。
それでもメンバーの誕生日や出身地はおぼろげに覚えてて、件の日に何かありそうなことは予想がつくので、サイリウムを持って行くぐらいのことはする。予想外の色になっても企画者の方が配ってればもらうし、もらえなかったらそれでいい。サイリウム振らなくても自分の気持ちの問題ですのでいろいろやりようはあるし、気に入らなければやらない。ただ他の人がやることの邪魔はしない。そんな感じです。
ということで出口の部分すらロクに拘わらないので、出口に至る過程でどんなことが起きていたかについては全く分からないですし、ぶっちゃけ首を突っ込むつもりもないというのが正直な所。無関心といわれればそうなんですけど、ぼくにとって凱旋とか誕生日というのは基本的にコンサートというメインディッシュのデザートのような位置づけなので、それに関する企画があってもなくても別に困らないのは事実。ただ自分の推しに関して何か一生懸命やってる方たちがいて、ネタばれ云々のリスクがなければ応援する。そんなところでしょうか。


◆くだんの件について
とまぁくだんの件については基本的にはそこまで目くじら立てなくてもいいんじゃない? というのがぼくの結論でして、ひとつは先に述べたような自身のスタンスからなんですが、もうひとつは誕生日、地元凱旋を祝うという企画の性格によるものです。
メンバーの誕生日、出身地というのは基本変わることがないんで、その日や場所でコンサートが組まれれば何かやるかも、というのはある程度年季を経たヲタの脳内では比較的容易に結びつきやすい事柄で、したがって数あるファン主導の企画の中でも「聖誕祭」や「地元凱旋」はかなり多い企画のように思います。ぶっちゃけルーチンワークと言っても良い。
ルーチンワークといっても別に悪い意味で言っているわけではありません。ルーチンであるが故に経験の蓄積も多く、サイリウムであれば結果も手堅いことが分かってる。そういう事情から企画のたびに進行上省く部分が出てきても仕方がない気がするのね。今回企画者の方が田中ちゃんに事前に直接聞いたのは売名とかそういうんじゃなくて、教祖様に決めてもらっとけば議論の過程を省略できると考えたとすれば別にヘンだとは思わない。
まぁ司馬さんはそこがイヤなんでしょうけど、極端な事を言えば企画者がいなくても成立するくらいオートマチックな案件ですから、内容について議論してもしょうがないというのは語弊があるけど、議論することによるプラスアルファは企画者がよほどヘンな方向に向かわない限り少ない気がします。そんなわけで目くじらは立てない。
とまぁ「ルーチンワーク」については以上のような見解なんですけど、卒業とかその他の「ルーチンワーク」ではない案件についてはやはりそれなりの議論や準備期間が必要だと思う。卒業に関して言えば推しが卒業するヲタとそうでないヲタの間では温度差もあるだろうし、推しが卒業するヲタの中でも事情は異なるんで、事前に充分に議論してコンセンサスを図るのは必須と言っても良い。


以上、企画の性格によって考え方は違うんじゃないかというのがぼくの意見です。
実はつづく。