トキは飛んでいく−El Ibis Pasa

ネタばれ…しないと思うけど。
学生時代に酷暑の夏に訪れ、競馬場にたどり着く前に暑さにやられかけて以来の新潟。まだアイビスサマーダッシュは無く、条件戦の朱鷺ステークスがメインだったかな。まぁ競馬をやっていない方にとっては何のことかよく分からない話ですが、要は10年ぶりに新潟に行ってきましたということです。℃-ute のコンサートを観に。
その時はムーンライトえちごなんぞで行ったので上越新幹線ははじめての経験。大宮から MAX ときなるものに乗った時は2階建て車両に俄然テンション MAX に。MAX ときだけにこいつは幸先が良いぜ。



とはいうもののコンサートの席は昼夜いずれも2階席。相変わらずの席運といえるけど、昼はファミリー席だったのでしょうがない。ファミリーだと全体を静かに俯瞰できて視界がえりかさん一辺倒にならないので、複数公演行く場合は必ず1回はファミリー席で観ているのですが、今回はタイミングが合わずようやくの機会でした。ラストフライトを前にやれて良かったわ。
感想は来週の中野までに何とかやりたいところですが、一言だけいうととても面白かった。ただ、オケの音量が馬鹿でかくてちょっと参った。
おいおい鈴木ちゃんのソロ聞こえねーじゃねーか、という感じで最初は彼女の調子の悪さを疑ってたんですが、だんだんと耳がトンネルを抜けた後のような感覚になってきたので、これは PA の方がアホなんだなと。ただ周りの人に確かめた訳じゃないので、ぼくの脳みそがおかしくなってた可能性も否定はしない。
そんなわけでファミリーは2階の最前で観てたのですが、後ろが2列しか埋まってなくて、さらに後ろの10数列は全くのがらんどう。ファミ席だけと言っていい状態で、メンバーが MC で2階席も煽ってくれるんですが、あまりにも静かなので、メンバーが代わりに返事してました。申し訳なかったですが、ファミ席は騒がないのが原則なので仕方なかったんよ。



で、夜は昼間には人がいなかった番号の席で、関東ならともかく新潟で夜に観客が急激に増殖する事は想像しにくかったので、最後列も覚悟しました。結果的には違ってたんだけど似たようなもん。
ただ逆境が予測できると却って開き直るものでして、人が少ないならスペースは増えるだろう。そんなら少人数でも盛り上げられてやろうと、石川さんの「今日は16歳」メソッドを使って、「今日は24歳だもんね。バカみたいに飛んじゃうも、もとい跳んじゃうもんね」と3割増しでタコ踊りやってました。まわりも同様に考えてた人が多かったようで、昼間のお通夜はどこへやらでめっさ楽しかった。ヲレに糞席なし、というのを再確認できて嬉しくもあった。
1階の人にはどう見えてたか分かりませんが、終演後にエールをいただけたので、何となく伝わってたのかなとは思ってます。メンバーにも伝わってるといいなぁ。



あともう一つ書き残しておくとすれば、女梅隊の存在ね。2階でざっと見ただけでも神龍を2, 3回呼び出せるレベルで何か感動した。そういえば昨日の CD イベでの企画は成功したんだろうか…?
とまぁ後方から聞こえる「えりかぁ〜」という黄色い声にも乗せられて天空席ライブを楽しんでたんですが、℃-ute の現場は関東では女性が多いのは肌身で感じてたせいか、最初は関東からの遠征組かと思ってたんですよ。しかしそれはどうも違ってて、関東からの遠征組と地元組の混成部隊だったみたい。あるグループは終演後に赤外線通信でメアドを交換したり、帰りの新幹線もホームまで見送りに来てるのを、たまたま(ここ強調)見かけて何だかほっこりした気分になったのでした。℃-ute を通して生まれる友情、なんか良いじゃないか。
まぁその分ぼくにとってはあと8公演しかないんだな、という重い事実を再認識させられてちょっとおセンチになってる3連休最後の日の顛末でした。


このあとは先にも書きましたが、ファミ席で観た感想とあと4期10周年、サイリウム企画のレスを書きたい。残り8公演のチケットも確保しなけりゃならんし…なんか忙しいな。こんな調子だとあっという間に中野な気がする。時、トキのごとし。