Extra Flight - 作る人編 1

◆おっさんについて

最近は楽曲のクレジットで「つんく」という名を目にする度に「つんく引っ込め」という呪詛の声を聞くことが特に Buono! 方面で多いんですが、個人的にはおっさんの名前を見ただけで拒否反応を示すことはないです。少なくとも聴く前から萎えることはあり得ない。
確かに聴いた後はアレな気分になることも多いんで単なる早いか遅いかの違いなのかもしれないんですが、まず自分の耳で聴いてからというのは結構大事なことなんじゃないかなと思います。楽曲大賞の選考過程を考えるとまだまだおっさん元気なんじゃないかなと思うし、10年以上も曲を作り続けてきたことに対しては敬意を払うことは忘れてはいけないんじゃないかと。そりゃ「SHOCK!」のような歌詞を書かれたら、うっすらとこみ上げてくるものがあるということを否定しようとは思いませんがね。
まぁそれは措いておいても、おっさんが居なくても回るシステムを志向する価値はあるように思います。忙しいという健康的なこともありますが、家庭を持ったり、齢を重ねることによる感性の変化というのはやはりあると思う。その変化の方向がマネジメントの方向性と乖離する可能性も無きにしも非ずですし、既に起きているのかもしれない。おっさんじゃなきゃできないことは残るんでしょうが、おっさんでなくてもできる部分は徐々に移行してもいい気がします。
という訳で、モーニング娘。オーディションやハロプロエッグオーディションと同様に「つんく♂オーディション」をやるというのはどうでしょうか?明日のハロプロをプロデュースするのは君かもしれない! とかいうキャッチフレーズで。四人くらい増員されて、「四期つんく♂に選ばれた○○です。オリメンに負けないようにがんばります」みたいな…。何か歌舞伎の襲名披露みたいですが、つんく♂みたいな人があと二人くらいいれば、何かしらは改善されるような気がしますが、どうでしょう。
でも真に募集すべきなのはマネジメントの方かもしれないな。二代目山崎とか、和田2.0とか…
まぁそういう何かを考えられるというのは、ぼくがまだハロプロに何かを期待している証左なんだろうなと。そこまで出来れば、ハロプロが永遠であり続けられると思いますけど…まぁ、無理だろうなぁと。