アイドル・コレクション

現在ハロヲタとしては、とうの昔に退役していて、それも酸いも甘いも味わいつくした好々爺というよりはただの頑固爺のようなテイストになってますが、アイドル音楽に関しては前より良く聴いてるような気がします。
ただ自分から積極的に探すわけでもなく twitter に棲息する趣味の良い方たちのお勧めを聴く方式。COSMETICS や Sweet Vacation, トマパイとかがお気に入り。最近は梅田えりかさんに影響されて韓国方面にも手を出してみましたが少しデジタル感が強いかな。Roller Coaster は拾い物だったけど。
まぁそんな訳でアイドルといっても楽曲の方ばっかで昨日のMUSIC JAPAN 〜アイドル大集合〜に出てたアイドルの曲は一部を除きほとんど聴いた事がありませんでした。そういう意味では昨日の放送は非常に興味深いものでしたので、以下出演順に感想を少し。

◆ももいろクローバー「行くぜっ！怪盗少女」

初めて観た感想としては「身体能力の高い Perfume」。
基本口パクは嫌いなんですけど、あれだけ動ければまぁ口パクも仕方がないなと納得してしもうた。パフォーマーと歌を分ける EXILE 方式にしたら面白いんじゃないかと。
ただ自己紹介は長すぎてほとんど印象に残らなかったな。最初に英語を喋ってた青い女の子以外は。端っこにいる背の高い子は条件反射で好きになります。はい。

◆スマイレージ「夢見る15歳」

一言で言うと「逆Speed」。
歌は端の二人（小川紗季、福田花音）の方が主導権を握ってるということで。そのあたりがもっと生かせれば面白いなと思った。
曲は ℃-ute の都会っ子純情と晴れのプラチナ通りを2で割ったような割らないようなおっさん得意の哀愁ユーロビートでBメロの進行とか結構好みなんですけど、よりによってデビュー曲にこれ当てんでも、とは思っています。ピアノとか使ってもう少しさわやかに仕上がればよかったのにね。
かにょんさんは先日のお台場で見たとおりキャラが迷走していてとても興味深いです。カノン・イン・ワンダーランド。これが言いたかった。

◆東京女子流「おんなじキモチ」

一言で言うと「矢口のいない ZYX」。
avex がプロデュースするアイドルユニットと言うことで、韓国方面のオトナっぽいダンスユニットと思ってたんですが、ところがどっこい想像よりずっと幼い感じのユニットでずっこけた。
衣装もあいまって矢口のいない ZYX というと個人的にしっくりきました。そのせいか右端の女の子が当時の梅田えりかさんに見えてきて危うくファンになるところでした。ふぅ、危なかったぜ。

◆モーニング娘。「青春コレクション」

一言で言うと「ひとりエコモニ」。
まず衣装が失敗したキダムと言うかひとりエコモニと言うか、何というかまぁアレだ。ごめんなさい笑いました。
曲も「なんちゃって恋愛」を明るくしたバージョンという感じでストリングスを使ったイントロとかは綺麗なんですけど、おっさんのネタ不足が露呈していてなんかいたたまれない気分になりました。
それにしても、ニューカマー特集明けに使われるこの立ち位置が現実なんだなぁと。昔ならトリで当たり前だったのに結構寂しかったです。

◆バニラビーンズ「D&D」

一言で言うと「北欧のWINK」。
サウンドが北欧なのかどうかは良くわかんないんですけど、懐かしい感じがしてとても好きです。
フリはなんだ。腋を見せるのが好きなんですかね。それとも 8×4 の CM でも狙ってるのかしらん。

◆アイドリング!!!「目には青葉山ホトトギス初恋」

一言で言うと「10年代のおニャン子クラブ」。
多すぎてよく分からんと言うか多すぎなくても誰が誰だか分からん。ただ胸がやたら揺れてる子がいたのは印象に残ってます。
この曲だけの印象で言うと AKB48 よりこちらの方がおニャン子に近い気がします。フジテレビなんだしそりゃそうだ。

◆AKB48 「ポニーテールとシュシュ」

一言で言うと「板野ちゃんはおでこちゃん」。
やっと顔と名前が一致する子が5人になりました。

何か感想が尻すぼみになってますけど、大人数すぎて分からない上にあまり積極的に覚えようとも思わないんで、個人の感想は出てきようがない。楽曲もバニラビーンズの印象が強すぎて淡白な印象に映りました。PVつきで聴いてみるか。