アリーナ大作戦(中篇)

昨夜久しぶりに足が攣りました。6時間近くアリーナに立ちっ放しだったことも然ることながら、人ごみの中で不自然に固まってたのも原因としてあるように思う。いずれにしろそんな状態でダンスホールにぶち込まれても、大したことはできなかったわけで回避は正しかったのでしょうが、今日行くことになったんで、準備運動はしっかりと。
いよいよ本題。
昨日も触れましたが、今回の Girls Award 2010 Autumn/Winter における梅田えりかさんの出番は 2nd の Joias と 3rd の Gossip Girl ということで、ブランド名にまったく疎いぼくとしては、そういう名前のステージを注目しておけばよいとの認識でプログラムも大してチェックせずに、いかにして無理なくアリーナの前方に潜り込むか腐心しておりました。

◆Joias

というわけで 2nd Show。Joias は初っ端の登場。至近で見える位置を確保して良かったという安堵感と久しぶりに間近で見られるという喜びと、どんな服を着てくるのかという興味がないまぜになってアドレナリンとして脳内を駆け巡っている状態、要は興奮状態で彼女が出てくるのを待っていたのですが、なかなか出てこない。彼女がまだそれほどの大物ではないということは承知しているので、すわお腹を壊したかとちょっと心配したところで、画面に「Joias × Skelanimals」の文字が。


なんだ、続きがあったのね。とステージに目をやるとそこには

横並び5人組。
思わずなんじゃこりゃーと叫びそうになった。や、別に十把、いや五把一絡げにされたことに不満があったわけではありません。えりかさんのいる方と逆サイドやん自分ということに対する落胆の咆哮。おまけに横並び一列なもんですから、サイドからでは誰がどこにいるのか全く分からない。市井紗耶香さんが出てたのも画面を通して知ったくらいで、アリーナにいる意味が全くない。球場のモニターで野球の試合を眺めるのと同じくらい間抜けな状況。
そういうわけで市井ちゃんとえりかさんが並ぶという全世界で3人ぐらいしか喜ばない歴史的なサミットをほとんど見逃しました。それこそなんじゃこりゃ。
登場前の興奮状態が状態だっただけに落胆も大きく、持っていた Hangry のなれの果てのようなぬいぐるみを客席に投げいれて、遠くの客席にも手を振って帰っていくえりかさんの後姿をやや呆けて眺めつつ、やっぱ視線の置き方が全然違うなと感心もしていたのでした。

◆SVELTY

とまぁ最初の作戦は不本意な結果となりましたが、他の面ではそれなりに楽しめた。4 minute は初めて見たけどとても良いケツでしたし、メロン記念日のような雰囲気に好感を持った。ほしのあきさんの顔はイメージと違ってとても小さかった。コケティッシュな三十路、素敵じゃないですか。
留まっているうちに市井ちゃんの2回目に遭遇。モデル御用達のダイエットサプリメント、らしい。

トップバッターが加藤夏希さんで2番目が市井ちゃん。ヒョウ柄ですぜ。
うわー加藤さんの顔ちっちぇー、身体との比率がおかしいぞと興奮しているうちにサブステの周縁でこける加藤さん。それを見てあわわわと駆け寄りそうになる市井ちゃんがなんとも可愛かった。それにしてもあのスペースは加藤さんをはじめよくこけてたな。3人ぐらい見たけど何があったんだろう…
その後市井ちゃんはこのサプリに対する感想なのか期待なのかよく分からない感想を残して去って行きました。そういえば久しぶりに聞いたな彼女の声。

◆LIP SERVICE inspired by gossip girl

2nd の反省を基に、今度はサブステ正面を目指すことに。最初は端っこで見てたのですが、倖田來未さん目当ての流れに乗って一気にサブステ下まで。生「組長」を見られたのは思わぬ眼福、圧倒的な歌と比べてハイヒール履いてのダンスは割とぎこちなかったのが人間くさくてまた良かった。
この時点で17時30分ごろ。ここから 3rd ステージが始まれば C.C.Lemon ホールの18時30分開演に充分間に合ったのでしょうが、ここからがまた長かった。妙に長い休憩時間が挟まってたり、急にライブパフォーマンスが充実し始めたりで、18時以降が「メインイベント」扱いなのかなと感じました。まぁこの辺りはわりとイラついてたかもしれない。
えりかさん2回目のステージが通常のファッションショーじゃなくてスペシャルステージだと気づいたのが、スクリーンに「Gossip Girl」に流れ始めた時でして、この時点で19時10分。C.C.Lemon に行くのは諦め、ステージに集中してから、ようやく Gossip Girl という海外ドラマに出てくる登場人物を参考に Lip Service の服をコーディネートしたという今回の主旨を理解。

で肝心のファッションなのですが、初っ端のリア・ディゾンさんが水着なのか下着なのか判別不能なものを着て出てきたので、おいおい Gossip Girl ってどんなドラマだよと元のドラマのセンスを疑ったりもしたのですが、後のモデルさんたちはまともだったので、ひとまず安心。
ここまで散々待ちましたが、このステージでも結構待った。えりかさんは9人中8番目の登場でした。数えてたのでそれは分かる。

おとなの階段上る 君はもう Lady GaGa さ〜♪


というオフコースの歌が脳裏に流れてきました。若干違うけど。
現場で見た時はガガさんとか、Eurythmics のアニーさんという印象だったのですが、こうして見ると中島美嘉さんも入ってるな。
ランウェイでのウォーキングは比較的ゆっくり目で表情もスマイルなし。大人のオンナですという感じで来るもんだからこっちは迂闊に手を振ることもできないわけで、まぁ今まで見た事のないえりかさんでした。ターンの前のポージングと表情の見せ方はもう少し色気があってもいいと思うけど、えりかさんの考える「大人のオンナ」というのは充分に伝わってきました。
また一つ階段を上ったなと。

というわけで前回はえりかさんが出るだけで嬉しかった GA ですが、今回は新たなチャレンジも目の当たりにできて、とても良かったです。℃-ute の頃と比べ、成長とか挑戦を実感できる機会はとても少ないと思うんで。
ペースとしてはよく分かんないけど CM 出演といい割と順調なのかなと思う。今回出演した人気モデルさんで産休に入る方もいて、モデル業界も色々な流れができそうなので、素人としてはその流れに乗っていければ良いなぁと思っています。はい。


後篇はその他気づいた点をちょろちょろと。