ジョッキー戦国時代

いつもの通り反省文。つーかぼくが反省してもどうしようもないことなので、反省自体無駄な行為かも。
本命のヒルノダム―ルは7着。道中は内ラチ沿いに進むものの肝心の4角で前が開かないので、真ん中から外へ持ち出すものの、前を行くアロマカフェローズキングダムに前を塞がれ、致命的なブレーキング。秋華賞ショウリュウムーンと言い、内枠の差し馬が不利を受ける典型のような競馬で仕方がないという思い半分、もう少し何とかならんかったかというのが半分。スタートが抜群に良かったのでもう少し前目でロングスパートという思い切った策もあったのかなとは思っている。距離が長かったにしても。つーかレーヴドリアンがやってたな、それ。
 で。
勝ったビッグウィークは川田君が上手かったなぁ。玄海特別の内容が良かったので△で抑えてはみたものの、勝つまでとは思わなかった。コスモラピュタの津村君が作り出したスローな前残りペースを利して、道中は前目で虎視眈々と逃げ馬をマーク乗り。いやいや見事な騎乗でした。ラピュタの津村君も最初の1000mを61秒で先行し、次の1000mを63秒強まで落として脚を溜める良い逃げ。最後の直線で捕まったけどこの馬の本分は出したのではないでしょうか。
逆にトウカイメロディの吉田君は悔いが残る騎乗だっただろうなぁ。戦前はこの馬がスタミナを利して逃げ馬を捕まえに行くと思ってたけど、道中が瞬発力勝負に賭けるローズキングダムとほとんど同じ位置。今までの戦法を肝心の大一番で捨ててしまった感じで何とも残念な騎乗。もっとも馬自身もテンション高めだったので、スタートで出していくとぶっ飛んでいきそうという考えがあってのそっと出しだったのかもしれないけど、この馬が本分を出せば違った展開だったろうなぁと思う。
この川田君、津村君、吉田君ともう一人クォークスターに乗ってた藤岡君って同期らしいのよね。で、このうち GI を勝ってるのが川田君のみ。まぁそれが何だと言われるとそれまでなんですけど、GI を勝ってるか勝ってないかというのはかなり高いハードルなんだろうなと思う。GI で予想するうえで藤岡君をイマイチ信用できないのはぶっちゃけ GI を勝ってないからなんですよね。若手だからというかもしれませんけど、現在第一線で活躍してるジョッキーの多くはユタカさんは別格にしても25歳前に GI を勝っているんですよね。だから年齢を理由に勝てないというのにはちょっと違和感。もちろん25歳前で GI 勝った人が未だにアラフォーでごっそりいるわけですから、AKB48 のように下からの突き上げが出にくい状況というのは分かるんですが、もう少し若い子たちには大レースでゴリゴリやってほしいなと思った菊花賞でもござんした。