彼氏彼女の慕情


イシカワさん、こんばんは。いつも楽しく聞いています。
最近、彼氏との電話が短くなってきていて、避けられてるのかなと思ったりしています。
彼のことは大好きで信じているけど、万が一のことを思うと怖くて聞けません。
会いたいのに会えない。
淋しくて彼のことを考えるけど、胸が苦しくて涙が出てきます。
いっそのこと嫌いになってしまえばと思ったけど、到底無理でした。


クリスマスには一目会えればいい。
会って彼に甘えたいです。


イシカワさん、私、どうすればいいですか?
あ、彼からくぁwせdrftgyふじこlp



メールありがとう。
…最後の所が気になるけど(苦笑)、会えばいいんじゃない?
事情が良く分からないところはあるんですけど、電話が短いのは彼も忙しかったり色々あるからだと思うけどなー。
お互い好きだと信じているんなら、無理に嫌いになろうとしたり悲劇のヒロインごっこに酔ったりせずに、
素直に会いたいとメールを送って会いに行けばいいんだと思います。
クリスマスに限らず。


もし、お互いの気持ちが離れているなと感じるんであれば、
それこそ何らかのアクションを起こすべきじゃないのかな?
失ってから初めて大事なものだったって気づくことはよくあるけれど、
そうなる前にあなたがやることは待つことじゃないと思うけど…


と久しぶりに語ってしまったところで、ここで一曲。
本日発売されました今をときめくガールズユニット ℃-ute の「会いたいロンリークリスマス」どうぞ!



とまぁリスナーと謎の DJ との訳の分からないやりとりにしちゃいましたが、会いたいロンリークリスマスの歌詞に出てくる女の子に対する違和感みたいなものを言葉にしてみました。


どうもこの歌詞に出てくる女の子が何を考えているのかよく分からないんですね。端的に言うと支離滅裂というか一貫性がないというか。
「電話が短くなった」と恋の終わりを匂わしている割にはカタストロフを待つだけの感じだし、「会いたい」と念仏のように唱える割には、嫌なところを数え上げて無理無理無理とディオ様状態になってみたりとかなり忙しい。よほどのドエムなのかしらん。この子。
それが人間だと言えばそうなんだろうし、ぼくの感受性がアレだと言われればそれまでなんですけど「君の顔を少しみたいだけ」とつつましく言ってるそばから「クリスマスは君と過ごせるのかな」とその先を期待してみたりと、こいつアホやろ、それならそれで会いに来て I need you と面と向かって言えよ、と突っ込みどころ満載の歌詞で、聴いていて頭を抱えたくなったことは確かです。
そんな中でも、2番のCメロに入る前の「そんな時電話が鳴る…」と結末を敢えて言わずに終わる所は、想像力を働かせる余地があるというか余韻たっぷりで凄く良いと思った。それだけにこちらもきちんと妄想してみたつもりなんですけど、想像以上に難物で参りました。
女性の方がこの詞の機微は分かるのかもしれないなと一瞬思ったけど、これ書いたのオッサンなんですよね。とほほ。